玄関や庭の落ち葉をサッと飛ばしたいとき、片手で持ち出せる18Vコードレスブロワーはとても便利です。

なかでも候補になりやすいのが、マキタ「 UB185DZ 」とHiKOKI「 RB18DC 」。

どちらも短いノズルを備えた1.8kgの小型機なので、「風が強いのはどっち?」とか、「操作や付属品に違いはある?」と迷う方も多いはず。

疑問の表情をしたシバボー シバボー
公称値が近い2台は、何を決め手に選べばいいの?

筆者はUB185DZとRB18DCをどちらも所有し、普段はUB185DZをメインに使っています。

UB185DZは玄関や庭の掃除だけでなく、洗車後の水滴や木工作業で出た木くずを飛ばすときにも、毎日のように持ち出している1台です。

そこでこの記事では、マキタUB185DZとHiKOKI RB18DCの風量・風速、重さ、操作、バッテリー、付属品を、実機写真とメーカー公式情報をもとに比較します!

この記事を読めば、手持ちのバッテリーと普段の掃除に合う18Vブロワーを選べますよ♪

というわけでこの記事は、「マキタUB185DZとHiKOKI RB18DCを実機比較!18Vブロワーはどっちがおすすめ?」について書きました。

この記事がおすすめな人

  • UB185DZとRB18DCの違いを購入前に知りたい方
  • マキタとHiKOKIの18Vバッテリーを持っている方
  • 玄関・庭・洗車に使いやすい小型ブロワーを探している方
  • 風量だけでなく、操作や付属品まで比べたい方
  • 両方を所有する筆者の使い方を参考にしたい方

最初に結論をまとめると、筆者が幅広い掃除でメインに使っているのはマキタUB185DZです。

コードなしでどこへでも持ち出せるうえ、玄関・落ち葉・洗車・木工で必要十分な風を出せるため、日常の出番が多くなっています。

ただし、HiKOKIの対応バッテリーを持っている方や、オンロックでトリガーを握り続けずに使いたい方にはRB18DCが合います。

選び方おすすめの機種理由
マキタ18Vバッテリーを持っているUB185DZ手持ちバッテリーを共用できる
HiKOKIの対応バッテリーを持っているRB18DC14.4V・18V・マルチボルト蓄電池に対応
吹き飛ばしと吸い込みを試したいUB185DZノズルとダストバッグが標準付属
トリガーを握り続けず運転したいRB18DCオンロックボタンを搭載
玄関・洗車・木工作業へ幅広く使いたいUB185DZ筆者が実際にメインで使っている用途と合う
マキタUB185DZとHiKOKI RB18DCをバッテリー・集じん・連続運転で選び分ける図

両方のバッテリーを持っていない場合は、わずかな公称値の差よりも、今後そろえたい充電工具のシリーズとセット総額を優先すると失敗しにくいでしょう。

マキタとHiKOKIのブロワー比較で迷ったら、今後増やしたい充電工具まで想像して選んでみてくださいね♪

UB185DZとRB18DCの仕様を一覧で比較

2台の主な仕様を、メーカー公表値で比較しました。

それでは、UB185DZとRB18DCを比較しながら紹介していきます。

比較項目マキタ UB185DZHiKOKI RB18DC(NN)
電圧18V18V(14.4V・マルチボルト蓄電池も使用可)
最大風量3.2m³/min3.5m³/min(ノズルなし)
最大風速98m/s95m/s(ノズルあり)
風量調整ダイヤル3段階+トリガー無段変速3段階+トリガー無段変速
連続運転ダイヤルで出力を設定オンロックボタンあり
質量1.8kg(BL1830B装着時)1.8kg(BSL36A18装着時)
本体寸法517×156×210mm490×207×150mm
連続使用時間強約13分・中約30分・弱約80分(BL1830B)3約20分・2約55分・1約130分(BSL36A18)
標準付属品ノズル・ダストバッグノズル
バッテリー・充電器別売別売

どちらも質量は1.8kgですが、UB185DZはBL1830B、RB18DCはBSL36A18を装着した値です。

連続使用時間も基準となるバッテリー容量が違うため、表の数字だけで持ちの良し悪しを決めることはできません。

風量と風速もノズルの有無など測定条件が異なるので、公称値の小さな差は目安として見てください。

シバボー シバボー
数字が近い2台ほど、バッテリーと操作方法の違いが選ぶ決め手になるよ!

2台を所有する筆者の使い方

筆者が普段もっともよく使うのは、マキタUB185DZです。

庭の落ち葉を寄せるだけでなく、玄関に入った砂や細かなゴミを外へ飛ばすときにも使っています。

筆者がマキタUB185DZで玄関まわりを掃除している様子
筆者宅の玄関まわりをUB185DZで掃除している様子。電源コードを準備せず、必要な場所へすぐ持ち出せます。

コード式のマキタMUB402も使っていますが、風の力強さはコード式に分があると感じます。

それでもUB185DZは家庭の玄関や庭で使うには必要十分で、電源の位置に縛られない便利さが魅力です♪

洗車後の水滴飛ばしにも使える

洗車後は、グリルやミラー、すき間に残った水滴をUB185DZで吹き飛ばすのが筆者の使い方です。

短いノズルは狙う場所を変えやすく、車の周囲を移動するときもコードを引きずりません。

筆者がマキタUB185DZで洗車後の車の水滴を飛ばしている様子
洗車後の水滴飛ばしにUB185DZを使用。ミラーやグリルなど、拭き取りにくい部分の水を動かす用途にも役立ちます。

塗装面へノズルを近づけすぎず、砂が残っている場所では砂粒を塗装へ当てないように注意しています。

RB18DCは落ち葉・木工・キャンプへ持ち出している

HiKOKI RB18DCも筆者が所有している実機です。

落ち葉の吹き飛ばしや木工作業の木くず掃除に加え、キャンプではテントに付いた朝露を飛ばすときにも使っています。

筆者が所有しているHiKOKI RB18DCのコードレスブロワー
筆者所有のHiKOKI RB18DC。写真は短い標準ノズルを装着した状態です。

実際に持って使っても、握りにくさや不具合は特になく、短いノズルで風を当てる場所を変えやすい印象です。

スイッチの引き具合で風を無段階に変えられるため、落ち葉を散らかしたくないときや、テントの表面へ強すぎる風を当てたくないときに手元で調整できます。

稼働音はブロワーらしい大きさですが、筆者はしっかり吹き飛ばしている作業音として受け止めており、デメリットとは感じていません。

キャンプでは火起こしの送風に使った経験もありますが、RB18DCの取扱説明書に記載された用途は機械類の清掃で、可燃物がある場所での使用も禁止されています。

火の粉や燃えた炭が飛ぶ危険があるため、燃焼中の火へブロワーを向ける使い方はおすすめせず、火起こしには専用品を使ってください。

テントの朝露を飛ばす場合も、本体とバッテリーを濡らさず、雨の中や湿った場所では使用しないことが大切です。

ここからは、購入後の使い勝手を左右する5項目で比べていきます。

UB185DZとRB18DCの5つの違い

風量と風速:公称値の小さな差だけで決めない

最大風量はUB185DZが3.2m³/min、RB18DCが3.5m³/minです。

最大風速はUB185DZが98m/s、RB18DCが95m/sなので、数値だけを見ると得意な項目が分かれます。

ただし、RB18DCの最大風量はノズルなし、最大風速はノズルありの値で、メーカー間の測定条件も同じとは限りません。

玄関や洗車で狙った場所へ風を当てる用途ならどちらも候補になり、広い芝生の大量の落ち葉には大風量のロングノズル型が向きます。

UB185DZとRB18DCの公称風量・風速と向いている掃除を比較する図

どちらも小型機として十分な公称値があるため、掃除する場所と操作のしやすさまで含めて選びましょう。

重さ:どちらも公称1.8kgだがバッテリーが違う

UB185DZはBL1830B装着時、RB18DCはBSL36A18装着時で、ともに公称質量1.8kgです。

数字は同じでも、普段使うバッテリーの容量によって手元の重さや連続使用時間は変わります。

店頭で確認できるなら、実際に使う容量のバッテリーを装着した状態で持つと判断しやすいでしょう。

操作:連続運転のオンロックならRB18DC

両機とも、3段階で最大出力を設定し、トリガーの引き具合で風を調整できます。

RB18DCにはオンロックボタンがあり、連続運転中にトリガーを握り続けなくてよいのが明確な違いです。

短時間で向きを頻繁に変えるならトリガー操作、同じ風量で落ち葉を寄せ続けるならオンロックが便利です。

バッテリー:手持ちの充電工具とメーカーをそろえる

UB185DZはマキタ18Vリチウムイオンバッテリーを1個使用します。

RB18DCはHiKOKIの14.4V・18V・マルチボルト蓄電池に対応しています。

どちらも本体のみの型番はバッテリーと充電器が別売なので、初めて買う方は本体価格だけでなくセット総額を確認してください。

筆者が所有しているマキタ18V・6.0AhバッテリーBL1860B
筆者所有のマキタBL1860B。マキタ18Vシリーズの庭道具で使っている6.0Ahバッテリーです。

写真のバッテリーは、筆者所有のマキタ18V・6.0Ah「BL1860B」。

UB185DZの公称質量と連続使用時間はBL1830Bを装着した条件なので、写真のBL1860Bで使う場合は重さと運転時間が変わります。

庭道具や電動工具とバッテリーを共用し、充電器と予備バッテリーを増やしすぎずに済むのも、メーカーをそろえるメリット。

付属品:ダストバッグまで標準なのはUB185DZ

UB185DZにはノズルとダストバッグが標準付属し、ノズルとダストバッグの取付位置を替えると簡単な吸い込みにも使えます。

RB18DCの標準付属品はノズルで、ダストバッグとロングノズルは別売です。

落ち葉を吸って集める用途も試したい方はUB185DZ、地面へ立ったまま風を当てたい方は各機の対応ロングノズルまで含めて比べましょう。

UB185DZとRB18DCの口コミを見るときのポイント

UB185DZの口コミを確認するときは、投稿者が使ったバッテリー容量と、玄関・洗車・落ち葉のどの用途で評価しているかを見てください。

筆者は玄関や洗車、木くず飛ばしで使っており、小型のコードレス機として必要十分なパワーを感じています♪

RB18DCの口コミでは、短い標準ノズルだけで使ったのか、別売ロングノズルを追加したのかを分けて読むことが大切です。

地面の落ち葉へ風を当てる姿勢や使い勝手はノズルで変わるため、同じRB18DCでも装備が違う口コミをそのまま比べないようにしましょう。

マキタUB185DZの良い点と気になる点

マキタUB185DZの良い点は、筆者が実際に使っている用途の広さです。

  • コードがなく、玄関・庭・駐車場へすぐ持ち出せる
  • 最大風速98m/sで、隙間のゴミや洗車後の水滴へ風を当てやすい
  • ノズルとダストバッグが標準で付属する
  • マキタ18Vバッテリーをほかの対応製品と共用できる
  • 筆者宅では木くず飛ばしにも使え、日常の出番が多い

不満に感じる点は特にありませんが、コード式MUB402と比べると、力強さはコード式のほうが上だと感じます。

強運転の連続使用時間はBL1830Bで約13分なので、最大出力を長く使う場合は容量の大きいバッテリーや予備を検討してください。

筆者が日常使いするメイン機
PICK UP TOOL

マキタ 充電式ブロワ UB185DZ

18V充電式・1.8kg(BL1830B装着時)。最大風量3.2m³/min、最大風速98m/s。ノズルとダストバッグが標準付属し、筆者が玄関・洗車・木工作業でメインに使っている実機です。

マキタの「 UB185DZ 」は、庭掃除だけに用途を限定せず、洗車や作業場でも気軽に使いたい方におすすめです♪

HiKOKI RB18DCの良い点と気になる点

HiKOKI RB18DCは、落ち葉・木くず・テントの朝露と、筆者が屋内外へ持ち出している小型ブロワーです。

  • 最大風量3.5m³/min、最大風速95m/sの公称値
  • 手元のトリガー無段変速で、対象に合わせて風を弱められる
  • オンロックでトリガーを握り続けずに連続運転できる
  • 14.4V・18V・マルチボルト蓄電池を使用できる
  • 筆者は持ちにくさや不具合を感じずに使用している

稼働音はそれなりにしますが、筆者は風がしっかり出ている作業音と考えており、不満には感じていません。

風量を手元で細かく変えられるため、落ち葉を大きく動かす作業と、木くずや朝露を狙って飛ばす作業を切り替えやすいですよ♪

気になる点は、本体のみのNN仕様ではバッテリーと充電器が付かず、ダストバッグも別売になることです。

短い標準ノズルで地面の落ち葉を長時間集めると姿勢が低くなりやすいため、庭掃除が中心ならロングノズル込みで検討しましょう。

オンロックで連続運転するならコレ
PICK UP TOOL

HiKOKI コードレスブロワ RB18DC(NN)

18Vコードレス・1.8kg(BSL36A18装着時)。最大風量3.5m³/min、最大風速95m/s。3段階調整、トリガー無段変速、オンロックを搭載した小型モデルです。

HiKOKIの「 RB18DC(NN) 」は、対応バッテリーを生かし、同じ風量で連続運転したい方におすすめです♪

ブロワーを安全に使うための注意点

ブロワーは落ち葉だけでなく、小石・砂・細い枝も勢いよく飛ばします。

保護メガネと防じんマスクを着用し、人・ペット・車・窓ガラスへノズルを向けないでください。

作業前に大きな石や硬い枝を拾い、道路や隣家へゴミを飛ばさない方向から弱い風で試しましょう。

ノズルやダストバッグを付け替えるときはスイッチを切り、バッテリーを本体から外します。

可燃性の液体や熱い灰を吸い込んだり、雨の中や濡れた場所で使ったりせず、各機の取扱説明書に従ってください。

キャンプで燃焼中の火へ風を送ると、火の粉や炭が周囲へ飛ぶ危険があるため、ブロワーを火起こし用として使用することはおすすめしません。

シバボー シバボー
周囲に人が来たら作業を止め、風下を確認してから再開しよう!

UB185DZとRB18DCについてよくある質問

風が強いのはUB185DZとRB18DCのどちら?

公称最大風量はRB18DC、公称最大風速はUB185DZがわずかに上です。

ただし測定条件が異なるため、数値だけで一方が強いとは断定できません。

玄関や洗車にはどちらも候補になり、広い庭の大量の落ち葉には大風量の落ち葉向けモデルが適します。

バッテリーと充電器は付属する?

UB185DZとRB18DC(NN)は、どちらも本体のみでバッテリーと充電器は別売です。

すでに持っている対応バッテリーを確認し、持っていない場合は充電器を含めた総額で比較してください。

落ち葉を吸い込めるのはどちら?

UB185DZはダストバッグが標準付属し、吸い込みにも対応します。

RB18DCも別売ダストバッグを装着すれば集じんできますが、落ち葉の粉砕機能を備えたブロワバキュームとは用途が異なります。

大量の落ち葉を吸い込みながら細かくしたい方は、落ち葉掃除におすすめのブロワバキューム6選も参考にしてください。

庭の落ち葉掃除に短いノズルでも使える?

狭い範囲なら使えますが、地面へ風を当て続けると腰を曲げやすくなります。

庭の落ち葉が主目的なら別売ロングノズルを追加するか、最初からロングノズルを備えたモデルを選びましょう。

UB185DZとRB18DCの実機比較:まとめ

この記事は「マキタUB185DZとHiKOKI RB18DCを実機比較!18Vブロワーはどっちがおすすめ?」について書きました。

UB185DZとRB18DCは、どちらも片手で持ち出しやすい18Vクラスの小型コードレスブロワーです。

筆者が日常のメイン機にしているUB185DZは、玄関・庭・洗車・木工作業へ幅広く使え、ノズルとダストバッグも標準で付属します。

RB18DCは落ち葉・木くず・テントの朝露に使っており、手元の無段変速で風を加減しやすいことが実際に使って感じる良さです。

オンロックを備え、HiKOKIの14.4V・18V・マルチボルト蓄電池を活用できることも、RB18DCを選ぶ理由になります。

公称風量・風速の差は小さく測定条件も異なるため、手持ちバッテリーと操作方法、必要な付属品で決めるとよいでしょう。

シバボー シバボー
マキタ環境ならUB185DZ、HiKOKI環境やオンロック重視ならRB18DCが選びやすいよ!

マキタ18Vバッテリーを持ち、掃除から洗車まで1台を使い回したい方には「 UB185DZ 」がおすすめです。

HiKOKIの対応バッテリーを持ち、オンロックで連続運転したい方は「 RB18DC 」を選んでくださいね♪

ほかの大風量機も含めて選びたい方は、落ち葉掃除におすすめのブロワー6選もあわせて参考にしてみてください。

幅広い日常掃除におすすめ
PICK UP TOOL

マキタ 充電式ブロワ UB185DZ

玄関・庭・洗車・木工作業へ幅広く持ち出したい方に。最大風速98m/sで、ノズルとダストバッグが標準付属する筆者のメイン機です。

オンロックとHiKOKI環境で選ぶ
PICK UP TOOL

HiKOKI コードレスブロワ RB18DC(NN)

HiKOKIの対応バッテリーを使い、オンロックで連続運転したい方に。最大風量3.5m³/min、最大風速95m/sの小型モデルです。

参考資料