落ち葉や野菜くずを生かして、庭の堆肥づくりができるコンポスト。

ふたを開けたときに小さなハエや幼虫が見えると、「このまま続けていいの?」と心配になりますよね。

疑問の表情をしたシバボー シバボー
虫を見つけたら、全部捨てないといけないの?

まず確認したいのは、新しい材料が表面に残っていないか、湿りすぎていないか、覆いと通気が保たれているかの3つです。

そこでこの記事では、コンポストに虫が増えたときの対処と、日々の投入で見直せる予防のポイントを紹介します!

筆者が自作の木製コンポストで、新しい材料を中央へ入れている実例も交えてお伝えします。

疑問の表情をしたシバボー シバボー
自分のコンポストでは、どこを見直せばいいの?

というわけでこの記事は、「コンポストに虫がわいたら?ウジ虫・コバエへの対処と予防」について書きました。

この記事がおすすめな人

  • コンポストでウジ虫やコバエが増え、対処に迷っている方
  • 虫を見つけたら堆肥づくりをやめるべきか知りたい方
  • 材料の入れ方や、ふた・水分の管理を見直したい方
  • 屋外の容器と段ボール式の対応を整理したい方
道具を扱うときの作業手袋
PICK UP TOOL

3M コンフォートグリップグローブ マルチ

背抜きタイプの作業手袋。スコップや容器を扱う作業の候補です。防水手袋ではないため、湿った材料に直接触れる作業には用途に合う手袋を選びます。

コンポストに虫が増えたら、投入を休んで状態を確認

分解が進むコンポストには、さまざまな生き物が関わっています。

虫が少し見えただけで、堆肥づくりがすべて失敗したとは限りません。

ただ、ふたを開けるたびにハエが大量に飛び出したり、においや液だれも出たりしているなら、材料を足し続けず管理を見直したいところ。

虫が増えたら投入を休み、材料の表面と湿り方、覆いと通気を確認する3つの手順

虫の数だけでなく、においや湿り方も合わせて確かめてみましょう。

見えている状態最初にすること
少数の虫が見える数の変化と、材料の表面・湿り方を確認する
ハエや幼虫が増えている新しい材料の投入をいったん休み、露出と覆いを見直す
強いにおい、液だれもある過湿や空気不足を確認し、使う方式の手順で調整する
周囲へ大量に広がる、作業を続けにくい無理に混ぜ続けず、容器メーカーや自治体の相談窓口へ相談する

「コバエ」は小さなハエの呼び方で、見かけだけでは種類を決められないもの。

白い幼虫を見つけても、すべて同じ虫だと考えず、まず発生場所とコンポストの状態を確かめましょう。

シバボー シバボー
虫の見た目だけで決めず、中の様子も見てみよう!

この記事では、空気を取り入れながら管理する屋外の容器と段ボール式を中心に説明しています。

ミミズ式、密閉発酵式、電気式の生ごみ処理機には、そのまま当てはめず専用の説明書を確認してください。

筆者は、新しい材料をコンポストの中央へ入れています

筆者は畑の横に置いた、1m角の自作木製コンポストで堆肥づくりをしています。

ふたがあり、底はなく、側面には通気のための隙間を設けた箱。

落ち葉のほか、米ぬかやコーヒーかす、おが粉なども使いながら、芝生用の堆肥を試行錯誤しているところです。

筆者が畑の横で使っている自作の木製コンポスト
筆者が使っている、ふた付き・底なしの自作木製コンポスト。

新しい材料は中央へ投入するようにしていて、筆者のコンポストでは虫がほとんどわかなくなったと感じています。

これは自宅の箱で感じている変化で、中央へ入れれば必ず虫を防げるという意味ではありません。

シバボー シバボー
入れる場所を見直しながら、周りの状態も確かめたいね!

箱の構造や設置場所は、木製コンポストを自作した実例で紹介しています。

虫を増やしにくくするには、表面・水分・覆いを見直そう

新しい材料を表面へ残さず、周囲の材料で覆う

野菜くずなどが表面に露出しているときは、使う方法に合わせて中へ入れ、落ち葉などの材料で覆います。

筆者の中央投入という実例とは別に、これは屋外の堆肥づくりで取り入れたい管理のポイント。

段ボール式なら、採用した方法の基材で覆う手順を確認しましょう。

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材料を入れた後、表面に残っていないかも確かめよう!

一度に処理しきれない量を加えたり、新しい材料を表面へ広く散らしたりしないことも大切です。

肉・魚や乳製品、油の多い食品などは、一般的な庭のコンポストでは避ける材料として扱われます。

専用容器で受け入れられる材料が違う場合は、その説明書に従ってください。

ふたや虫よけの覆いは、通気も保ちながら

ふたがずれていないか、覆いの縁が開いていないかを確認します。

段ボール式では、布や防虫ネットの覆いをひもなどで固定する方法があります。

段ボールコンポストの覆いを固定し、通気を保ち、雨の当たらない場所で管理するポイント

覆いは新しく虫が入るのを抑えるためのものなので、すでに中にいる幼虫を取り除く対処とは分けて考えましょう。

雨よけと虫よけを兼ねようとして、通常の管理中に箱全体をビニールで密閉すると、空気を取り入れにくくなります。

段ボール式は雨の当たらない場所に置き、採用した方法に合う通気性のある覆いを使ってください。

湿りすぎや固まりは、米ぬかを足す前に確認

材料がべったり固まり、強いにおいもあるなら、水分と空気の状態を確かめます。

屋外のコンポストでは、乾いた落ち葉などを加え、道具でほぐしながら過湿を調整する方法があります。

ただし、虫をなくそうと材料全体をカラカラに乾かすと、分解も進みにくくなるもの。

シバボー シバボー
虫が気になるときも、米ぬかを足す前に中の状態を見たいね!

虫が出たからと米ぬかを増やすのではなく、材料・水分・空気を一緒に見直しましょう。

米ぬかの役割はコンポストに米ぬかを入れる量と頻度、温度の確認はコンポストの温度管理も参考にしてみてください。

ウジ虫への対応は、コンポストの方式ごとに確認

屋外の大きな箱と段ボール式では、材料の量や移し替えのしやすさが違います。

屋外の箱は状態の確認、段ボール式は採用した基材の虫対策、ミミズ式や専用機器は説明書を優先する

使っている方式を整理すると、必要な手順を探しやすくなりますよ♪

使っているもの対応の考え方
屋外の木製箱・容器露出・過湿・覆いを見直す。大量発生が続く場合は、使う方法の案内や相談窓口を確認する
段ボール式基材の種類と、その方式の虫対策を確認する。移し替えなどの手順を別方式へ流用しない
ミミズ式・密閉発酵式・電気式専用の手順と説明書を優先する

岐阜市の段ボールコンポストの案内では、虫が発生したとき、基材を透明または半透明の袋へ移し、空気を抜いて密封し、天日干しする方法が紹介されています。

これは段ボール式の基材を一時的に処理する方法で、通常の管理中に密閉することとは別です。

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いつもの管理と、虫が出たときの処理は分けて考えるんだね!

天候や季節で条件が変わるため、一定の日数で必ず虫がいなくなるとは考えず、採用した方式の詳しい案内を確認してください。

基材や材料量、処理の条件が違うため、1m角の木製箱の虫対策として、そのまま流用しないでください。

虫のいる材料を庭へ広げたり、持ち運ぶ途中でこぼしたりしないようにし、対応に迷う場合は自治体などへ相談しましょう。

道具で扱い、作業後は手を洗おう

材料を確認するときは、素手で幼虫を拾うより、スコップなどの道具を使います。

道具や容器を扱う作業には、 3M コンフォートグリップグローブ マルチ のような作業手袋も候補です。

コンフォートグリップグローブ マルチ は、ナイロンの背抜きタイプで、手のひら側には合成ゴムを使った手袋。

防水手袋ではないため、湿った材料や液体に直接触れる作業には、用途に合う別の手袋を選んでください。

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道具を握る作業か、湿った材料に触れる作業かで手袋を選ぼう!

乾いた道具を握る庭作業の手袋を探している方なら、 3M コンフォートグリップグローブ マルチ も候補にしてみてください。

スコップや容器を扱う作業に
PICK UP TOOL

3M コンフォートグリップグローブ マルチ

農作業・園芸にも使われる背抜きタイプ。手に合うサイズを選び、湿った材料への直接接触には用途に合う手袋を別に用意します。

乾いた材料を扱うときは粉じんを吸い込まないよう、顔を近づけず、必要に応じて防じん用のマスクを使います。

無理に粉じんが舞う作業を続けず、作業後は手袋を外して手を洗いましょう。

コンポストの虫対策でよくある疑問

虫を見つけたら、材料は全部捨てる?

少数の虫を見つけただけで、すぐに全部捨てる必要があるとは限りません。

まず状態と使っている方式を確認し、大量発生が続いて管理できない場合は、処分方法も含めて自治体へ相談してください。

熱湯や殺虫剤を入れればいい?

容器や方法によって案内が違うため、自己判断で大量の熱湯や用途の分からない薬剤を入れることは避けましょう。

熱湯はやけどや容器の傷み、水分の増加にもつながります。

薬剤を使う場合も、使う方式の案内と製品の表示で、対象・用途・使用方法を確認してください。

虫がいなくなったら、堆肥として使える?

虫の有無だけで、堆肥の完成は判断できません。

材料の形やにおい、熟成の状態を、採用した作り方の基準で確認します。

シバボー シバボー
虫がいなくなっても、すぐに完成とは決められないんだね!

落ち葉を使った堆肥づくりの流れは、落ち葉堆肥の作り方と失敗しやすいポイントで紹介しています。

コンポストの虫対策と予防のまとめ

この記事は「コンポストに虫がわいたら?ウジ虫・コバエへの対処と予防」について書きました。

虫が増えたときは新しい材料の投入をいったん休み、表面の露出・水分・覆いと通気を確認しましょう。

シバボー シバボー
一度にあれこれ足す前に、今の状態を確かめよう!

筆者の木製コンポストでは、新しい材料を中央へ入れてから、虫がほとんどわかなくなったと感じています。

容器ごとの方法と合わせて、日々の入れ方を見直すきっかけにしてみてください。

シバボー シバボー
表面や湿り方も一緒に見て、続けやすい管理にしていこう♪

参考にした資料