芝刈機やロボット芝刈機で広い面を整えたあと、どうしても伸び残るのが壁際や縁石まわりの芝。
芝刈りばさみで少しずつ切ることもできますが、毎回しゃがんで仕上げるのは手間がかかりますよね。
そんな細かなキワ刈りに筆者が使っているのが、マキタの18V充電式芝生バリカン「 MUM604DZ 」です。
ただ、購入を考えると、「3年使っても切れ味はどう?」とか、「18Vバッテリーを付けると重くない?」と、実際の使い勝手が気になる方も多いはず。
芝生バリカンは細部を狙いやすい一方、広い面や長く伸びた芝まで1台で刈ろうとすると、腕や腰へ負担がかかることも。
そこでこの記事では、自宅の庭で約3年使っているマキタMUM604DZを、実機写真と一緒にレビューします!
筆者宅では、日常の芝刈りをロボット芝刈機「 HG-RMA302 」へ任せ、ロボットが入れないまとまった範囲を「 MLM330DZ 」、壁際や境界部分をMUM604DZで仕上げています。
口コミで多い切れ味やバッテリーの持ち、重さに関する声と、夏場に1〜2週間に1回使っている筆者の実感も照らし合わせました。
この記事を読めば、MUM604DZが自宅のキワ刈りに合うか、購入前に判断できますよ♪
というわけでこの記事は、「マキタMUM604DZの口コミ・実機レビュー!3年使ってわかった切れ味とキワ刈り」について書きました。
この記事がおすすめな人
- MUM604DZの口コミと実際の使用感を知りたい方
- 芝刈機では届かない壁際や縁石まわりを仕上げたい方
- コードを気にせず庭のキワを刈りたい方
- マキタ18Vバッテリーをすでに持っている方
- 重さや刃の手入れまで確認してから選びたい方
マキタMUM604DZを実機レビュー
それでは、筆者が約3年使ってきたMUM604DZを紹介していきます。
今回レビューするのは、筆者が自宅のキワ刈りに使っているマキタの「 充電式芝生バリカン MUM604DZ 」です。
MUM604DZは、マキタの18Vバッテリーを1本装着して使うハンディ型の芝生バリカンです。
刈込幅160mmのシャーブレードを芝の上ですべらせ、手押し式芝刈機では届かない壁際や小さな範囲を整えます。
写真のMUM604DZは、筆者が実際に使用している私物です。
夏場は芝の伸び方に合わせ、1〜2週間に1回ほどキワを整えるために使っています。
MUM604DZの主な仕様
購入前に確認したい公式仕様を、庭で使うときの意味と一緒にまとめました。
| 項目 | MUM604DZの仕様 | 庭で使うときのポイント |
|---|---|---|
| 電圧 | 18V | マキタ18Vバッテリーを装着して使う |
| 刈込幅 | 160mm | 壁際や花壇まわりを手元で狙いやすい幅 |
| ストローク数 | 1,250min-1 | 芝を上下の刃で細かく挟み切る |
| 刈込高さ | 15・20・25mm | グラスレシーバの位置で3段階に変更 |
| 使用時間 | 約125分 | BL1830B使用時の目安で、作業条件により変化 |
| 質量 | 1.6kg | BL1830B装着時。大容量バッテリーでは重くなる |
| 本体寸法 | 長さ351×幅161×高さ131mm | 片手で持ち運べるハンディサイズ |
| 標準付属品 | グラスレシーバ・キワ刈りガード・ブレードカバー | 刈高調整・壁際作業・保管に使う |
使用時間は、バッテリーの充電状態、芝の状態、刃の切れ味で変わります。
筆者はマキタの18V・6.0Ahバッテリー「 BL1860B 」を装着していますが、キワ刈り1回での連続使用時間は計測していません。
公式の1.6kgはBL1830B装着時の値なので、BL1860Bを使う場合はカタログ値より重くなる点に注意してください。
数値だけで決めず、刈る範囲と手持ちのバッテリーを一緒に考えると選びやすくなりますよ♪
MUM604DZを3年使って感じた良かった点
コードを気にせずキワへ移動できる
使っていて助かるのは、電源コードを準備せず、そのまま刈りたい場所へ持っていけることです。
壁際から花壇まわりへ移るときも、延長コードを引き直したり、刃でコードを傷つけないよう避けたりする必要がありません。
夏場に1〜2週間おきで使う道具だからこそ、準備の少なさは手入れを後回しにしにくいポイント♪
壁際や境界部分を手元で狙える
MUM604DZを使い続けている一番の理由は、広い面を刈る機械が届かない場所へ刃を合わせられることです。
筆者宅では、HG-RMA302が境界ワイヤーの外側まで入れず、MLM330DZも本体デッキの内側に刃があるため、壁際へ細い刈り残しができます。
そこだけをMUM604DZでなぞるように刈ると、庭全体の長さをそろえやすくなります。
キワ刈りガードを縁石へ沿わせやすい
本体前方のキワ刈りガードは、刃より先に縁石や塀へ触れる形です。
ガードを沿わせながら前へ進めると、刃を硬い縁へ直接ぶつけにくくなります。
ただし、ガードがあっても刃先は露出しています。
石や金属へ押し付けず、手や足を刃の前へ出さないようにしてください。
刈込高さを3段階で変えられる
グラスレシーバの固定位置を変えると、刈込高さを15・20・25mmの3段階に調整できます。
芝刈機で仕上げた高さに近づければ、キワだけ短く刈りすぎるのを防ぎやすい仕組み。
グラスレシーバを外すと約10mmまで下げられますが、地面の凹凸や芝の状態で実際の高さは変わります。
最初は目立たない場所で試し、周囲の芝とそろう位置を選びましょう。
MUM604DZを使って感じた気になる点
MUM604DZは6.0Ahバッテリーだと重い
公式質量はBL1830Bを含めて1.6kgです。
筆者が使っているBL1860Bは容量が大きいぶん、本体後方の重さも増します。
短いキワを仕上げる範囲では使えていますが、庭の広い面を片手で刈り続ける用途には向きません。
バッテリーを新しく用意する場合は、作業時間だけでなく、装着したときの重さも含めて選んでください。
しゃがむ姿勢が続くと腰や膝へ負担がかかる
ハンディ型は刃先を近くで確認しやすい反面、低い芝を刈るときは腰を落とす必要があります。
壁際を少し仕上げる使い方には合いますが、庭全面をしゃがんだまま進むと体への負担が大きくなります。
立った姿勢で作業したい方は、ポール付きの芝生バリカンも含めて検討しましょう。
芝生バリカンおすすめ6選とポール型・ハンディ型の違いでは、作業姿勢に合う選び方も比較しています。
長く伸びた芝や硬い雑草を一気に刈る用途ではない
MUM604DZは、短い芝を整える芝生バリカンです。
取扱説明書でも、長い芝は一度に短くせず、日をあけて徐々に刈高を下げるよう案内されています。
背丈のある雑草や硬い茎へ無理に押し込むと、刃へ芝が詰まったり、モーターへ負担がかかったりする原因に。
伸びた範囲は芝刈機や草刈機へ任せ、MUM604DZは仕上げに使うのが合っています。
ロックオフボタンと引金を押し続ける必要がある
始動するときは、ロックオフボタンを押した状態でスイッチの引金を引きます。
引金を放すと止まる安全側の仕組みですが、長く握り続けると手が疲れやすい部分です。
一度に全部終わらせようとせず、手を休めながら短い区間ごとに進めましょう。
MUM604DZの口コミ・評判
楽天の商品価格ナビに集約されたMUM604DZの口コミは159件あり、総合評価は4.36です。
ショップごとに分かれたレビューでも、切れ味、コードレスの手軽さ、18Vバッテリーの共用を評価する声が多く見られました。
良い口コミで多い内容
- 芝刈りばさみより短時間でキワを仕上げられる
- コードを準備せず、思い立ったときに使える
- 芝を滑らせるように進めるときれいに刈れる
- 手持ちのマキタ18Vバッテリーを共用できる
- バッテリーの持ちに余裕を感じる
筆者が約3年使って感じている「芝刈機で残ったキワだけを、コードなしで仕上げられる」という良さも、こうした口コミと重なります。
気になる口コミで見られる内容
- 大容量バッテリーを付けると重い
- ロックオフボタンと引金を握り続けると手が疲れる
- 長く伸びすぎた芝は一度で刈りにくい
- 垂直な壁のすぐ際は、ガードの幅だけ芝が残る場合がある
- 刃を放置するとサビが出やすく、注油が必要
重さと作業姿勢は、刈る範囲をキワへ絞ることで負担を抑えられます。
切れ味を保つには、使用後に芝や土を落とし、刃へ注油してから保管することが大切です。
口コミだけで「庭全面を刈れる」と判断せず、広い面とキワで道具を分けて考えてください。
筆者の実感と口コミを合わせても、芝刈機の補助としてキワへ用途を絞るのがMUM604DZを活かしやすい使い方です♪
MUM604DZの刃を安全に手入れする方法
芝を刈ったあとは、シャーブレードの間へ細かな芝や土が残ります。
点検や掃除を始める前にスイッチを切り、バッテリーを本体から外してください。
ブレードカバーと手袋を着用し、手や顔が刃へ直接触れない状態で進めます。
取扱説明書に沿った基本の流れは、次のとおりです。
- スイッチを切り、バッテリーを外す
- ブレードカバーを付けて刃先を保護する
- ワイヤブラシで刃の両面に付いた芝や土を落とす
- 乾いた布で汚れを拭き取る
- 機械油またはスプレー式潤滑油を刃へさす
- 雨や水がかからず、子どもの手が届かない場所へ保管する
本体とブレードは水洗いせず、刃へ土が付いたままにしないことも公式の注意事項です。
切れ味が戻らないほど刃が傷んだ場合は、芝生バリカン用シャーブレード160mm「A-51100」へ交換できます。
交換時は自己流で分解せず、取扱説明書の手順に沿って作業してください。
A-68426との違いや安全な交換手順は、「A-51100とA-68426の違いと交換方法」で確認できます。
MUM604DZが向いている人・向かない人
MUM604DZが向いているのは、広い面を刈ったあとに残るキワを、コードなしで仕上げたい方です。
特に次のような使い方と相性がよいでしょう。
- 壁際・縁石・花壇まわりの芝を定期的に整えたい
- 手押し式やロボット芝刈機の刈り残しを補いたい
- マキタ18Vバッテリーと充電器をすでに持っている
- 刈込高さを変えながら周囲の芝へ合わせたい
- 使用後の刃掃除と注油を続けられる
一方、庭全面を片手で刈りたい方や、背丈のある雑草を一気に刈りたい方には向きません。
広い面は芝刈機、硬い雑草は用途に合う草刈機へ任せ、MUM604DZは細かな仕上げへ役割を絞るのがおすすめ♪
マキタの「 MUM604DZ 」は、芝刈りの最後に残る壁際や境界部分を丁寧に整えたい方に合う芝生バリカンです。
MUM604DZについてよくある質問
MUM604DZはバッテリーと充電器が付属する?
MUM604DZは、本体のみのモデルです。
グラスレシーバ、キワ刈りガード、ブレードカバーは標準付属しますが、18Vバッテリーと充電器は別に用意します。
すでにマキタ18V製品を持っている方は手持ちのバッテリーを確認し、初めて購入する方はバッテリーと充電器を含めた総額で比べましょう。
刈込高さは何mmに調整できる?
グラスレシーバを付けた状態では、15・20・25mmの3段階です。
グラスレシーバを外すと約10mmになりますが、芝や地面の状態で実際の高さは変わります。
長い芝を一気に低くせず、高い設定から少しずつ整えてください。
生垣バリカンとしても使える?
別売の生垣バリカン用シャーブレード260mmと、生垣用2ウェイチェンジセットを取り付けると、ミニ生垣バリカンとして使用できます。
太い枝を無理に切る用途ではありません。
用途変更と刃の交換は、公式取扱説明書の手順を確認してから行いましょう。
6.0Ahバッテリーでも使える?
筆者はBL1860Bを装着して使用しています。
ただし、公式質量1.6kgはBL1830B装着時の値なので、BL1860Bでは本体後方が重くなります。
作業時間の長さだけでなく、片手で持ったときの負担も考えて選んでください。
雨上がりの濡れた芝も刈れる?
マキタの取扱説明書では、濡れた芝や植木を刈らないよう案内されています。
故障や芝詰まりを防ぐため、芝と地面が乾いてから作業しましょう。
マキタMUM604DZ実機レビュー:まとめ
この記事は「マキタMUM604DZの口コミ・実機レビュー!3年使ってわかった切れ味とキワ刈り」について書きました。
MUM604DZは、マキタ18Vバッテリーを装着し、刈込幅160mmで壁際や縁石まわりを仕上げる充電式芝生バリカンです。
筆者は約3年、夏場に1〜2週間に1回ほど、自宅のキワ刈りへ使ってきました。
後継モデルを検討している方は、「MUM604DZとMUM606DZの違いを実機経験から比較」も参考にしてください。
コードを準備せず刈りたい場所へ移動できること、キワ刈りガードを縁へ沿わせられること、刈込高さを3段階で変えられることが実際に使って感じた良さです♪
一方、BL1860Bを付けると片手作業が重くなり、しゃがむ姿勢やスイッチを握り続ける負担もあります。
日常の芝刈りはHG-RMA302の実機レビュー、ロボットが入れないまとまった場所はMLM330DZの実機レビューも参考にすると、庭全体の道具を組み合わせやすくなります。
壁際や境界部分を芝刈りばさみで仕上げる手間を減らしたい方は、MUM604DZを検討してみてくださいね♪