マキタの18V充電式芝刈機を探すと、家庭向けの「MLM330DZ」と、ひと回り小さな「MLM230DZ」が候補に入ります。
どちらも18Vバッテリーを1本使うため、「違うのは本体の大きさだけ?」とか、「自宅の庭ならどっちが使いやすい?」と迷いますよね。
結論からいうと、広い面を少ない往復で刈るなら「 MLM330DZ 」、小さな庭や狭い通路で軽さを優先するなら「 MLM230DZ 」がおすすめです。
2台は刈込幅が100mm違い、公式仕様の質量もMLM330DZが11.4kg、MLM230DZが8.2kgと差があります。
一方、MLM330DZは刈込高さを75mmまで上げられ、付属のマルチングプラグを使えるため、広さだけでなく仕上げ方の選択肢も豊富。
筆者はMLM330DZを約250㎡の庭で2シーズン使っており、広い面をコードなしで刈り進めやすい点に満足しています。
そこでこの記事では、MLM330DZとMLM230DZの違いを、公式仕様とMLM330DZの実体験をもとに比較します!
この記事を読めば、庭の広さや使い方に合うモデルを選び、本体を持て余す失敗を減らせますよ♪
というわけでこの記事は、「マキタMLM330DZとMLM230DZの違いを比較!庭の広さ別におすすめを解説」について書きました。
この記事がおすすめな人
- MLM330DZとMLM230DZの違いをまとめて知りたい方
- 自宅の庭に合う刈込幅を選びたい方
- 軽さと作業効率のどちらを優先するか迷っている方
- マキタ18Vバッテリーを芝刈機でも使いたい方
- バッテリー付きセットを含めた選び方を知りたい方
MLM330DZとMLM230DZの違いを比較
それでは、MLM330DZとMLM230DZの違いを紹介していきます。
まずは、MLM330DZとMLM230DZの違いを一覧で確認してみましょう。
| 比較項目 | MLM330DZ | MLM230DZ |
|---|---|---|
| 電圧 | 18V | 18V |
| 刈込方式 | ロータリー式 | ロータリー式 |
| 刈込幅 | 330mm | 230mm |
| 刈込高さ | 20〜75mm・8段階 | 約10〜55mm・8段階 |
| 回転数 | 4,300min-1 | 7,000min-1 |
| 質量 | 11.4kg BL1860B装着時 | 8.2kg BL1830B装着時 |
| 使用時寸法 | 長さ1,285〜1,350× 幅375×高さ935〜975mm | 長さ860〜1,105× 幅256×高さ680〜920mm |
| 収納時寸法 | 長さ520×幅375×高さ775mm | 長さ264×幅363×高さ780mm |
| 防水性能 | IPX4 | IPX4 |
| マルチング | 付属プラグで対応 | 公式取扱説明書に対応記載なし |
| 本体のみ | MLM330DZ | MLM230DZ |
| バッテリー付きセット | MLM330DRG BL1860B・DC18RF付属 | MLM230DSF BL1830B・DC18SD付属 |
もっとも大きな違いは、刈込幅と本体の取り回しです。
MLM330DZは1往復で広く刈れる一方、MLM230DZは本体幅が小さく、狭い場所で向きを変えやすくなっています。
公式の質量差は3.2kgですが、MLM330DZはBL1860B、MLM230DZはBL1830Bを装着した条件なので、同じ容量のバッテリーを付けた単純比較ではありません。
また、MLM230DZの回転数は7,000min-1と高いものの、刈刃の幅が違うため、回転数だけで切れ味やパワーの優劣は決められません。
庭の広さと通路幅を確認し、必要な刈込幅を選ぶことが失敗を防ぐ近道です。
一般家庭の芝生をバランスよく刈りたい方は、「 MLM330DZ 」を基準に比べてみてください。
「MLM330DZと230DZのどっち?」と迷ったら、ここから紹介する6つの違いを順番に確認しましょう♪
違い1:刈込幅は330mmと230mm
MLM330DZの刈込幅は330mm、MLM230DZは230mmです。
1回に刈れる幅が100mm違うため、同じ面積を刈るならMLM330DZのほうが往復回数を減らしやすくなります。
- MLM330DZ: 障害物の少ない面をまとめて刈りたい
- MLM230DZ: 花壇や植木が多く、短い距離で方向転換したい
ただし、刈込幅が広いほど、物置の出入り口や庭の狭い部分を通しにくくなります。
購入前に芝生全体の面積だけでなく、門扉、通路、植木の間など、本体が通る最狭部も測っておきましょう。
サイズを先に測っておけば、届いてから通路を通れない失敗も防げますよ♪
違い2:軽さと取り回しはMLM230DZが有利
公式仕様の質量は、MLM330DZが11.4kg、MLM230DZが8.2kgです。
MLM230DZは小型で軽いため、段差を越えるために持ち上げる場面や、物置から庭まで運ぶ場面で負担を抑えやすいモデル。
一方、平坦な芝生で押して使う時間が中心なら、MLM330DZは重量より330mmの作業効率を活かしやすくなります。
- 持ち運びや短い方向転換が多い:MLM230DZ
- 平坦な広い面をまっすぐ進む:MLM330DZ
- 階段を通る必要がある:実物の持ちやすさも確認
傾斜地では軽い本体でも足元が不安定になりやすいため、初心者は無理に作業せず、平坦な芝生へ用途を絞ってください。
違い3:刈込高さの範囲が違う
MLM330DZは20〜75mm、MLM230DZは約10〜55mmを、それぞれ8段階で調整できます。
低めに仕上げたい小さな芝生ならMLM230DZ、芝を高めに残す設定も使いたいならMLM330DZが合わせやすいでしょう。
刈込高さは、数字が低いほどきれいに見えるとは限りません。
伸びた芝をいきなり低く刈ると本体へ負荷がかかり、芝を傷める原因にもなるため、最初は高めに設定して段階的に下げます。
- MLM330DZ: 20〜75mmで、高めの設定まで選びやすい
- MLM230DZ: 約10〜55mmで、低めの仕上げにも対応
- 共通: 1本の調整レバーで8段階から選択
庭の芝種や季節に合う高さが分からない場合は、まず現在より少し高めに残し、芝の状態を見ながら調整してください。
違い4:MLM330DZはマルチングに対応
MLM330DZにはマルチングプラグが付属します。
集草カゴを使わず、細かくした刈り芝を芝生へ戻す使い方ができるため、刈った芝を毎回捨てる手間を減らせるのが魅力です。
MLM230DZの公式取扱説明書には、マルチングの対応や専用プラグの記載がありません。
- 刈り芝を集めて処分したい:どちらも集草カゴを使用
- 刈り芝を細かくして芝生へ戻したい:MLM330DZ
- 芝が長い、濡れている:集草を優先し、無理にマルチングしない
長く伸びた芝や水分の多い芝は固まりやすいため、マルチングを使う場合も乾いた状態で少しずつ刈りましょう。
違い5:収納時の奥行きはMLM230DZが短い
収納時寸法は、MLM330DZが長さ520×幅375×高さ775mm、MLM230DZが長さ264×幅363×高さ780mmです。
高さはほぼ同じですが、MLM230DZは収納時の長さを抑えやすく、小さな物置や玄関収納へ収めたい方に向きます。
MLM330DZもハンドルを折りたたみ、水平な場所なら立てて保管できます。
収納場所では、本体寸法に加えてハンドルを折りたたむ操作スペースも確保してください。
保管前はバッテリーとキーを外し、本体が倒れない水平な場所へ置きましょう。
使い終わったあとに片付けやすいモデルなら、芝刈りを続ける負担も減らせます♪
違い6:本体のみとバッテリー付きセットがある
末尾が「Z」のMLM330DZとMLM230DZは、どちらもバッテリーと充電器が付かない本体のみの仕様です。
すでに対応するマキタ18Vバッテリーと充電器を持っている方なら、本体のみを選んで初期費用を抑えやすくなります。
初めてマキタ18V製品を買う方は、次のセットも含めて総額を比べてください。
- MLM330DRG: BL1860B・6.0Ahと急速充電器DC18RFが付属
- MLM230DSF: BL1830B・3.0Ahと充電器DC18SDが付属
本体のみが安く見えても、バッテリーと充電器を別々に買うとセット品より高くなる場合があります。
ネット通販なら本体のみ・セット品・予備バッテリーの価格を一度に比べやすいため、送料と販売元を含めた総額を確認しましょう。
MLM330DZがおすすめな人
MLM330DZは、小回りと刈込効率のバランスを取りながら、一般家庭の芝生をまとめて刈りたい方におすすめです。
筆者宅では、約250㎡を丁寧に全面刈りしたときに約45分かかり、18V・6.0AhのBL1860Bを1本使ったあと、2本目を少し使用しました。
芝の長さ、水分、刈込高さ、歩く速さで結果は変わるため、同じ面積なら必ず同じ時間と消費量になるわけではありません。
「 MLM330DZ 」が向くのは、次のような方です。
- ある程度まとまった芝生を刈りたい
- 230mm機より往復回数を減らしたい
- 55mmを超える高めの刈込設定も使いたい
- マルチングと集草を使い分けたい
- 本体を折りたたんで立てて収納したい
現在はロボット芝刈機が入れない場所のうち、広さのある部分をMLM330DZで刈り、壁際は芝生バリカンで仕上げています。
MLM330DZを250㎡の庭で使った実機レビューでは、刈り上がり、バッテリー、収納、掃除まで実機写真付きで紹介しています。
本体のみの「 MLM330DZ 」を選ぶ場合は、手持ちバッテリーの容量と予備の有無も確認してください。

約250㎡を充電待ちなしで丁寧に終わらせる筆者宅の条件では、BL1860Bを予備込みで2本用意すると安心でした。
マキタの「 MLM330DZ 」は、庭の広さと本体の扱いやすさを両立したい方に選びやすい1台です♪
MLM230DZがおすすめな人
MLM230DZは、広さよりも軽さと小回りを優先し、小さな庭をこまめに整えたい方におすすめです。
刈込幅230mm、BL1830B装着時8.2kgなので、花壇や植木が多い庭でも短い距離で向きを変えやすくなっています。
「 MLM230DZ 」が向くのは、次のような方です。
- 玄関脇や細長い芝生を刈りたい
- 植木や花壇の間で方向転換したい
- 物置から持ち運ぶ負担を抑えたい
- 芝を約10mmまで低く設定したい
- 刈る面積が小さく、往復回数が気にならない
広い芝生では230mmの刈込幅によって往復回数が増えるため、軽さだけで選ぶと作業時間が長くなることがあります。
「 MLM230DZ 」は、小さな庭でこそコンパクトさを活かせるモデルです。

初めてマキタ18V製品を買うなら、BL1830BとDC18SDが付くMLM230DSFも含めて総額を確認しましょう。
マキタの「 MLM230DZ 」は、広さより運びやすさと狭い場所での扱いやすさを優先したい方におすすめです♪
庭の広さ別にどちらを選ぶ?
メーカー公式は、MLM330DZとMLM230DZに対して庭面積別の上限を示していません。
そのため、面積だけで機械的に決めず、障害物の数、通路幅、保管場所、持ち運びの有無も合わせて判断します。
選び方の目安は、次のとおりです。
| 庭の状況 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 玄関脇や小さな芝生 | MLM230DZ | 軽く、狭い場所で向きを変えやすい |
| 花壇や植木が多い | MLM230DZ | 230mm幅で障害物の間を進みやすい |
| 障害物の少ない広い面 | MLM330DZ | 330mm幅で往復回数を減らしやすい |
| 芝を高めに残したい | MLM330DZ | 75mmまで刈高を上げられる |
| 刈り芝を地面へ戻したい | MLM330DZ | 付属プラグでマルチングできる |
| 階段や段差を越えて運ぶ | MLM230DZ | 公式仕様で3.2kg軽い |
筆者のように約250㎡を丁寧に全面刈りするなら、230mm幅より330mm幅のMLM330DZが作業を進めやすいでしょう。
反対に、狭い芝生を短時間だけ刈るなら、MLM230DZの軽さと収納性が使うたびの負担を減らします。
2台に共通する特徴
MLM330DZとMLM230DZは大きさが違いますが、家庭用として使いやすい基本部分は共通しています。
- マキタ18Vバッテリーを1本装着して使う
- コードを引き回さずに芝を刈れる
- ロータリー式の刃で芝を刈る
- 刈込高さを1本のレバーで8段階に調整できる
- 集草カゴへ刈り芝を集められる
- 防水保護等級IPX4
- 自走式ではなく、使用者が押して進む
IPX4は水没や高圧洗浄に耐える意味ではありません。
雨の中や濡れた芝での作業を避け、掃除するときも本体へ直接水をかけないでください。
また、どちらも雑草を刈り払う草刈機ではなく、芝生を一定の高さへそろえる芝刈機です。
背の高い雑草、太い茎、小石の多い場所へ無理に使わず、用途に合う草刈機と使い分けましょう。
安全に使うための注意点
ロータリー式芝刈機は、本体の下で金属刃が高速回転します。
作業前と手入れ時は、次の点を守ってください。
- 保護メガネ、長ズボン、滑りにくい靴を着用する
- 芝の中にある小石、枝、針金、ホース、玩具を取り除く
- 子どもやペットを作業範囲へ近づけない
- 濡れた芝や雨天では使わない
- 急な傾斜地や足元の不安定な場所では無理に使わない
- 異音、強い振動、異常な発熱があれば使用を中止する
- 詰まりを取る前にスイッチを切り、バッテリーとキーを外す
- 刃が完全に止まるまで本体の下へ手足を入れない
長く伸びた芝は、刈込高さを高めにして一度刈り、数日おいてから目標の高さへ近づけましょう。
MLM330DZとMLM230DZの違い:よくある質問
MLM330DZとMLM230DZは同じバッテリーを使える?
どちらもマキタの18Vバッテリーを1本装着して使います。
ただし、使用できるバッテリーは取扱説明書の対応表で確認し、改造品や非対応品は使わないでください。
MLM330DZとMLM230DZはバッテリーが付属する?
末尾が「Z」のMLM330DZとMLM230DZは、本体のみでバッテリーと充電器は別売です。
MLM330DRGにはBL1860BとDC18RF、MLM230DSFにはBL1830BとDC18SDが付属します。
回転数が高いMLM230DZのほうがパワフル?
MLM230DZは7,000min-1、MLM330DZは4,300min-1ですが、刃の直径や刈込幅が違います。
回転数だけでは切れ味や作業能力を比較できないため、庭の広さと必要な刈込幅で選んでください。
MLM230DZで広い庭を刈っても大丈夫?
芝生を刈ることはできますが、230mm幅なのでMLM330DZより往復回数が増えます。
軽さを優先しても作業時間が長くなれば疲れやすいため、広い面では330mm幅を基準に検討しましょう。
MLM330DZは小さな庭でも使える?
本体が通れる幅と方向転換できる空間があれば使用できます。
ただし、花壇や植木が多い小さな庭では、330mm幅を持て余して芝生バリカンによる仕上げが増えることも。
MLM330DZのマルチングはいつ使う?
短い芝をこまめに刈り、細かくした刈り芝を地面へ戻したいときに便利です。
芝が長い、濡れている、刈り芝を回収したい場合は、集草カゴを使ってください。
マキタMLM330DZとMLM230DZの違い:まとめ
この記事は「マキタMLM330DZとMLM230DZの違いを比較!庭の広さ別におすすめを解説」について書きました。
MLM330DZは刈込幅330mm、刈高20〜75mmで、一般家庭の芝生を効率よく刈り、マルチングも使いたい方におすすめです。
MLM230DZは刈込幅230mm、BL1830B装着時8.2kgで、小さな庭や狭い通路を軽快に動かしたい方へ向いています。
筆者が約250㎡の庭でMLM330DZを使った経験では、330mm幅は小回りを残しながら広い面を着実に進められるサイズでした。
庭の面積、最狭部、保管場所を測り、本体のみとバッテリー付きセットの総額を比べて、自宅に合う1台を選んでくださいね♪