草刈機で雑草を刈っていると、思った以上の勢いで飛んでくるのが、小石や硬い草の破片。
飛散防護カバーを取り付けていても、作業者の顔へ飛散物が届く可能性は残るため、フェイスガードや保護メガネは欠かせない安全装備です。
でも、いざ探してみると、「メッシュと透明シールドはどちらがいい?」とか、「フェイスガードがあれば保護メガネはいらない?」と、選び方に迷ってしまう方も多いはず。
結論からいうと、フェイスガードは顔全体を守る装備、保護メガネは目を守る装備で、役割が異なります。
特にメッシュタイプは通気性に優れる一方、細かな砂や粉じんまで遮る密閉構造ではありません。
フェイスガードの下にも、作業用の保護メガネやゴーグルを着用しましょう。
そこでこの記事では、草刈り用フェイスガードの選び方を、シールドの種類・装着方法・必要な保護具まで含めて解説し、人気商品を7点厳選して紹介します!
さらに、刈払機の保護具に法律上の義務があるのか、仕事で使う場合に関係する「刈払機取扱作業者安全衛生教育」についても分かりやすく整理しました。
この記事を読めば、きっと作業場所と使い方に合うフェイスガードが見つかりますよ♪
というわけでこの記事は、「草刈り用フェイスガードおすすめ7選!保護メガネとの違いと必要な安全装備」について書きました。
この記事がおすすめな人
- 草刈り用フェイスガードのおすすめ商品を比較したい方
- メッシュと透明シールドの違いを知りたい方
- フェイスガードと保護メガネの使い分けで迷っている方
- 刈払機作業に必要な保護具をまとめて確認したい方
- 保護具の着用義務や安全衛生教育について知りたい方
草刈り用フェイスガードをまずは一覧で
紹介する7商品を、シールド・装着方法・向いている人で見比べられるようにまとめました。
スマホでは横にスクロールしながら、気になる商品のAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングボタンをタップして確認できます。
| 外観 | 商品名 | 向いている用途 | 選ぶポイント | 購入先 |
|---|---|---|---|---|
| | オレゴン Q515061 | 顔と耳をまとめて守りたい人 | スチールメッシュ+イヤーマフ一体型 | |
| | TRUSCO BM-KM | ヘルメットなしで使いたい人 | 直かぶり型のメッシュ防災面 | |
| | HiKOKI 0060-0020 | 園芸機械メーカー品で選びたい人 | 刈払機・チェンソー作業向け | |
| | TOYO No.3007-TS | 手持ちのヘルメットへ付けたい人 | ステンレス24メッシュ・長さ200mm | |
| | SUN UP #06 | 幅広いメッシュ面を求める人 | 保護帽へ取り付けるメッシュタイプ | |
| | 高芝ギムネ No.2726 | 透明面で視界を確保したい人 | 顔・耳・首元まで覆うジャンボ面 | |
| | 高儀 斬丸 メッシュプロテクター | 価格と手軽さを重視する人 | 上下可動・頭まわりを調節可能 |
商品は、執筆時点でAmazon評価3.8以上、かつ評価件数10件以上を目安に選定しました。
仕様はメーカー公式情報と型番を照合しています。
草刈り用フェイスガードの選び方
草刈り用フェイスガードは、見た目が似ていても、守りやすい飛散物や装着方法が異なります。
ここからは、購入前に確認したい4つのポイントを見ていきましょう。
メッシュか透明シールドかで選ぶ
最初に決めたいのが、顔の前を覆うシールドの種類です。
- メッシュ: 風が通りやすく、汗をかく夏場でも蒸れにくいタイプ。泥の付着や曇りによる視界低下を抑えやすい一方、細かな砂・粉じん・液体は網目を通る可能性があります。
- 透明シールド: 顔の正面を面で覆い、細かな草くずや泥を受け止めやすいタイプ。傷や汚れ、結露で見えにくくなることがあるため、使用前後の手入れが必要です。
ナイロンコードは小石・砂・草汁を広く飛ばしやすいため、透明シールドが選びやすい場面があります。
チップソー作業でも、作業場所に小石があるなら飛散対策は必要です。
ただし、どちらを選んでもシールドだけで目の保護を完結させず、内側に保護メガネまたはゴーグルを併用してください。
暑い時期の通気性を優先するならメッシュ、砂や草汁など細かな飛散物が多い場所なら透明面と考えると選びやすくなります♪
直かぶり型かヘルメット取付型かで選ぶ
次に確認したいのが、頭への装着方法。
自宅の平らな庭で、頭上から枝が落ちる危険が少ない場所なら、ヘッドバンドで固定する直かぶり型が手軽です。
林や斜面、頭上に枝がある場所では、保護帽と組み合わせられるヘルメット取付型を検討しましょう。
製品ごとに対応するヘルメットや取付部品が異なるため、「取り付けられそう」という見た目だけで判断しないことが大切です。
なお、ヘルメット用フェイスガードは、フェイスガード単体では使えません。
すでに保護帽を持っている場合も、メーカーが示す対応条件を確認してください。
顔・耳・首元まで覆える範囲で選ぶ
フェイスガードは、シールドの幅と長さによって覆える範囲が変わります。
庭先の短時間作業なら、顔の正面を覆う軽量タイプが扱いやすい選択肢。
道路脇や斜面、ナイロンコードで飛散が増えやすい場所では、耳やあご、首元まで広く覆うタイプが安心です。
一方で、大きなシールドほど重さや暑さを感じやすくなります。
作業時間と飛散リスクのバランスを考え、ずれにくく調節できるものを選びましょう。
イヤーマフ・交換シールドの有無で選ぶ
エンジン式刈払機や長時間の作業では、顔だけでなく耳の保護も考えたいところ。
イヤーマフ一体型なら、フェイスガードと聴覚保護具を別々に装着する手間を減らせます。
ただし、イヤーマフは周囲の音も聞こえにくくなるため、人が近づく可能性がある場所では、作業区画を分けて単独作業を避けましょう。
透明面は傷、メッシュ面は変形やさびが生じることがあります。
長く使うなら、交換用シールドが用意されているかも確認しておくと安心です。
フェイスガードと保護メガネの違い
フェイスガードと保護メガネは、どちらか一方を選ぶものではありません。
フェイスガードは、頬・鼻・口・あごを含む顔の広い範囲を飛散物から守る装備。
保護メガネやゴーグルは、目の正面と側面へ飛んでくる小さな破片を防ぐための装備です。
農林水産省の刈払機事故防止資料でも、目を守るゴーグルタイプの保護メガネと、顔を守るフェイスシールドが別々の保護具として示されています。
特にメッシュ面は、細かな砂や粉じんを完全には遮れません。
透明面も、顔との間にすき間があるため、下や横から飛散物が入り込む可能性があります。
眼鏡をかけている方は、普段の眼鏡だけで代用せず、眼鏡の上から装着できるオーバーグラスタイプやゴーグルを選びましょう。
保護メガネ・フェイスガード・保護帽は守る場所が異なるため、作業環境に合わせて重ねて使うことが大切です。
刈払機作業に必要な保護具
草刈りでは、顔と目だけを守れば十分ではありません。
国民生活センターは、ヘルメット、保護メガネ、防振手袋などの保護具を装着し、作業前に機器を点検するよう注意喚起しています。
最低限、次の装備をそろえてから刈払機を使いましょう。
- 保護メガネまたはゴーグル
- フェイスガード
- 長袖・長ズボンの作業着
- 滑りにくい安全靴または丈夫な作業靴
- すね当て
- 作業用手袋
- 必要に応じて保護帽、耳栓またはイヤーマフ
軍手は回転部や草へ引っかかりやすいため、刈払機メーカーや公的資料が示す作業用手袋を選んでください。
だぶついた衣服、首から下げたタオル、装飾ひもも巻き込みの原因になります。
ワークマンなどの実店舗で防護服や保護具をそろえる場合は、価格だけでなく「刈払作業に使えるか」「眼鏡の上から装着できるか」「シールドと干渉しないか」を試着して確認しましょう。
草刈り用フェイスガードおすすめ7選
それでは、草刈りにおすすめのフェイスガードを紹介していきます。
オレゴン イヤーマフ付きフェイスガード Q515061
1つ目の草刈りにおすすめなフェイスガードは、オレゴンの「 イヤーマフ付きフェイスガード Q515061 」です。
「エンジン式刈払機の音も気になるので、顔と耳を一度に守りたい」という方に向く一体型モデルです。

メーカー公式では、スチールメッシュバイザー、1点調節式ヘッドバンドを採用し、イヤーマフはEN 352-1、メッシュバイザーはEN 1731 Fに適合すると案内されています。
メッシュ面で風が通りやすく、聴覚保護具を別に用意する手間を減らせるのが魅力。
ただし、保護帽は付属しないため、頭上から枝が落ちる場所には別の構成が必要です。
また、イヤーマフ装着中は周囲の声や接近音が聞こえにくくなります。
作業範囲へ人を入れず、保護メガネも併用してください。
オレゴンの「 イヤーマフ付きフェイスガード Q515061 」は、顔と耳の保護具をまとめて装着したい方におすすめなフェイスガードです♪
TRUSCO 直かぶり型防災面 メッシュ BM-KM
2つ目の草刈りにおすすめなフェイスガードは、TRUSCOの「 直かぶり型防災面 メッシュ BM-KM 」です。
「保護帽を使わない平らな庭で、さっと装着できるメッシュ面がほしい」という方に合わせやすいモデルです。

金属メッシュを使った直かぶり型で、頭部ベルトを調節して装着します。
透明面のような曇りが生じにくく、暑い時期の草刈りでも風を通しやすい構造です。
ヘルメット取付部品が不要な分、庭先で使いやすい一方、頭部への衝撃を防ぐ保護帽の役割はありません。
頭上に枝がある場所や斜面では、作業環境に合う保護帽を検討しましょう。
メッシュの内側には、側面まで覆える保護メガネまたはゴーグルを着用してください。
TRUSCOの「 直かぶり型防災面 メッシュ BM-KM 」は、平らな庭で手軽に装着したい方におすすめなフェイスガードです♪
HiKOKI フェイスガード 0060-0020
3つ目の草刈りにおすすめなフェイスガードは、HiKOKIの「 フェイスガード 0060-0020 」です。
「刈払機を扱うメーカーの保護具から、シンプルなメッシュ面を選びたい」という方に向く商品です。

HiKOKIが刈払機・草刈機・チェンソー作業用として展開するフェイスガードで、顔の正面をメッシュ面で覆います。
細かな追加機能よりも、通気性と扱いやすさを重視した構成。
作業前にはメッシュの変形、取付部の緩み、頭へ固定したときのずれがないかを確認しましょう。
メッシュ面は保護メガネの代用にはならないため、ゴーグルや保護メガネとの併用が前提です。
HiKOKIの「 フェイスガード 0060-0020 」は、園芸機械メーカーの保護具から選びたい方におすすめなフェイスガードです♪
トーヨーセフティー ステンレスメッシュ No.3007-TS
4つ目の草刈りにおすすめなフェイスガードは、トーヨーセフティーの「 ステンレスメッシュ No.3007-TS 」です。
「保護帽をすでに持っていて、通気性のよいメッシュ面を組み合わせたい」という方に向くモデルです。

メーカー公式カタログでは、ステンレス製24メッシュ、シールド長200mmと案内されています。
形状の異なるヘルメットへ対応しやすいよう、3種類の取付部品が標準で付属します。
ただし、すべてのヘルメットへ取り付けられるわけではなく、トーヨーセフティーNo.3220には取り付けできません。
購入前に、使っている保護帽との適合をメーカーへ確認すると安心です。
ステンレスメッシュでも、曲がりや取付部の破損がある状態では使わないでください。
トーヨーセフティーの「 ステンレスメッシュ No.3007-TS 」は、手持ちの適合ヘルメットへ取り付けたい方におすすめなフェイスガードです♪
SUN UP ヘルメット用フェイスガード メッシュ #06
5つ目の草刈りにおすすめなフェイスガードは、近与のSUN UP「 ヘルメット用フェイスガード メッシュ #06 」です。
「保護帽へ取り付ける、顔を広めに覆えるメッシュガードがほしい」という方に向く商品です。

刈払・チェンソー用の保護帽へ取り付ける幅広フェイスガードで、通気性のよいメッシュタイプです。
保護帽と顔面保護を組み合わせやすい一方、装着できるヘルメットの形状は購入前に確認が必要。
作業中に面が下がったり、取付部が外れたりしないよう、毎回固定状態を点検しましょう。
メッシュの内側には保護メガネを着用し、細かな砂や粉じんが多い場所では透明面も検討してください。
SUN UPの「 ヘルメット用フェイスガード メッシュ #06 」は、幅広いメッシュ面を保護帽へ取り付けたい方におすすめなフェイスガードです♪
高芝ギムネ 超安全ジャンボフェースプロテクター No.2726
6つ目の草刈りにおすすめなフェイスガードは、高芝ギムネ製作所の「 超安全ジャンボフェースプロテクター No.2726 」です。
「ナイロンコード作業で飛ぶ細かな草くずや泥を、透明面で広く受け止めたい」という方に向くモデルです。

メーカー公式では、山林用・業務用として、顔・耳・首元までしっかりガードするジャンボシールド、ダイヤル式の頭部調節、ANSI Z87.1適合を案内しています。
透明面は、メッシュより細かな草くずや泥を遮りやすいのが魅力。
反面、傷や汚れが付くと視界が落ちるため、柔らかい布で手入れし、深い傷やひびがあるシールドは交換しましょう。
透明面でも下や横にはすき間があるため、保護メガネとの併用は必要です。
高芝ギムネの「 超安全ジャンボフェースプロテクター No.2726 」は、透明面で顔から首元まで広く覆いたい方におすすめなフェイスガードです♪
高儀 斬丸 刈払作業用 簡易メッシュプロテクター
7つ目の草刈りにおすすめなフェイスガードは、高儀の「 斬丸 刈払作業用 簡易メッシュプロテクター 」です。
「初めてフェイスガードを用意するので、手頃で分かりやすいものから始めたい」という方に向くモデルです。

シールドを上下へ動かしやすく、頭のサイズに合わせて固定を調節できるメッシュプロテクターです。
必要なときだけ面を上げ下げでき、庭先の短時間作業に取り入れやすいのが特徴。
ただし、面を上げたまま刈刃を回さないようにしましょう。
簡易タイプでも、作業前にベルトと可動部の緩みを点検し、保護メガネ・長袖・長ズボン・作業靴までそろえて使ってください。
高儀の「 斬丸 刈払作業用 簡易メッシュプロテクター 」は、手頃な価格で安全装備をそろえたい方におすすめなフェイスガードです♪
刈払機の保護具に法律上の義務はある?
自宅の庭を個人が手入れする場面では、刈払機を使うための免許制度や、フェイスガードの着用を一律に義務づける法律は確認できません。
ただし、義務がないことと、安全装備が不要なことは別です。
個人使用でも事故は起きているため、取扱説明書と公的機関の注意喚起に従い、保護具を着用してください。
一方、仕事として刈払機を使う場合は、事業者による安全衛生管理の対象です。
厚生労働省の「刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育実施要領」は、刈払機作業の安全確保と振動障害防止を目的に、作業従事者へ必要な知識を付与する教育を示しています。
この教育は、刈払機を使うための国家資格や運転免許とは異なります。
勤務先から受講を求められた場合は、事業者の指示に従ってください。
草刈り用フェイスガードのよくある質問
フェイスガードだけで保護メガネはいらない?
いいえ。
フェイスガードの下にも、保護メガネまたはゴーグルを着用しましょう。
メッシュ面は細かな砂や粉じんを通す可能性があり、透明面にも顔とのすき間があります。
フェイスガードは顔全体、保護メガネは目を守る装備として併用してください。
メッシュと透明シールドはどちらがおすすめ?
夏場の通気性を優先するならメッシュ、細かな草くず・泥・砂の飛散を抑えたいなら透明シールドが選びやすいタイプです。
ナイロンコードを使う場所や、砂地・小石の多い場所では、透明面を検討しましょう。
どちらも保護メガネとの併用が基本です。
保護具セットを買えば全部そろう?
セット内容によります。
フェイスガード、保護帽、イヤーマフが一体になった商品でも、保護メガネ・すね当て・手袋・作業靴が含まれないことがあります。
「セット」という名前だけで判断せず、足りない装備を個別に追加してください。
草刈り用フェイスガードはワークマンで買える?
店舗や時期によって取り扱いは変わります。
実店舗で選ぶ場合は、草刈り・刈払作業への適合、シールドの材質、保護メガネとの干渉、交換部品の有無を確認してください。
飛沫対策用の薄いフェイスシールドを、飛散物対策用として代用するのは避けましょう。
フェイスガードはいつ交換する?
透明面に深い傷・白化・ひびがある、メッシュが変形・破断している、ベルトや可動部が緩んで固定できない場合は交換時期です。
使用前に毎回点検し、交換用シールドがある製品はメーカー指定品を使ってください。
草刈り用フェイスガードおすすめ:まとめ
この記事は「草刈り用フェイスガードおすすめ7選!保護メガネとの違いと必要な安全装備」について書きました。
草刈り用フェイスガードは、メッシュか透明面か、直かぶり型かヘルメット取付型か、顔を覆う範囲、イヤーマフや交換シールドの有無を確認して選ぶのがポイントです。
顔と耳をまとめて守りたいならオレゴンQ515061、直かぶり型の定番ならTRUSCO BM-KM、園芸機械メーカー品ならHiKOKI、保護帽へ付けるならTOYOやSUN UP、透明面で首元まで覆うなら高芝ギムネ、手頃さなら高儀が候補になります。
フェイスガードを選んだら、保護メガネ・長袖・長ズボン・作業靴・すね当て・手袋も忘れずにそろえましょう。
目・顔・手・足まで必要な装備をまとめて確認するなら、「草刈りに必要な保護具一式」も参考にしてください。
刈刃の飛散リスクを比較したい方は「草刈機のナイロンコードとチップソーの違い」、本体から見直したい方は「初心者におすすめな充電式草刈機6選」も参考にしてください。
作業前には小石・針金・空き缶を取り除き、周囲に人や動物がいないことを確認して、安全に草刈りを進めてくださいね♪