庭木の枝を自分で剪定するなら、高枝切りばさみと一緒に検討したいのが、園芸用の三脚脚立。
後ろ側の支柱を木の近くへ差し込みやすく、四脚の脚立よりも枝へ近づいて作業しやすいのが特徴です♪
でも、いざ探してみると、「4尺や6尺はどのくらいの庭木に合う?」とか、「普通の脚立を庭で使っても大丈夫?」と迷ってしまう方も多いはず。
高すぎる三脚を選ぶと持ち運びや設置が大変になり、低すぎるものでは身を乗り出して転落する危険が高まります。
そこでこの記事では、園芸用三脚脚立の選び方を、高さ・重さ・設置場所まで含めて解説し、剪定に使いやすいモデルを6台厳選して紹介します!
この記事を読めば、庭木の高さと自分の作業範囲に合う園芸用三脚が見つかりますよ♪
というわけでこの記事は、「園芸用三脚脚立おすすめ6選!庭木の剪定に合う高さの選び方」について書きました。
この記事がおすすめな人
- 庭木の剪定に使う三脚脚立を探している方
- 4尺・5尺・6尺・7尺・8尺の違いを知りたい方
- 普通の四脚脚立と園芸用三脚のどちらを選ぶか迷っている方
- 持ち運びやすさと届く高さを比較したい方
- 転倒や転落を避ける使い方まで確認したい方
園芸用三脚脚立おすすめ6選を一覧で比較
紹介する6台を、尺数・天板高さ・使用最大高さ・重さで比較しました。
| 外観 | 商品名 | 向いている用途 | 選ぶポイント | 購入先 |
|---|---|---|---|---|
| | 長谷川工業 GSC-120a 低木向け4尺 | 低い庭木や脚立に慣れていない人 | 天板1.21m・使用最大0.61m・4.4kg | |
| | アルインコ KWX240 高めの庭木向け8尺 | 6尺では届きにくい枝を剪定する人 | 天板2.32m・有効1.44m・7.8kg | |
| | 長谷川工業 GSC-150a 扱いやすい5尺 | 高さと持ち運びやすさを両立したい人 | 天板1.51m・使用最大0.91m・5.2kg | |
| | アルインコ KWX210 有効高さに注意する7尺 | 尺数だけでなく有効高さまで比較したい人 | 天板2.02m・有効1.15m・6.8kg | |
| | 長谷川工業 GSC-180a 定番の6尺 | 家庭の庭で基準になる高さを選びたい人 | 天板1.81m・使用最大1.21m・6.3kg | |
| | アルインコ KWX180 溝入り6尺 | 握りやすい支柱とコンパクト収納を重視する人 | 天板1.73m・有効1.15m・6.4kg |
同じ尺数でも、メーカーによって天板高さ・安全に立てる高さ・設置寸法が異なります。
「庭木と同じ高さ」ではなく、地面から切りたい枝までの高さと、自分の身長や腕を無理なく伸ばせる範囲から選びましょう。
園芸用三脚と普通の四脚脚立の違い
庭木の剪定では、土や芝の上へ置くことを想定した園芸用三脚が第一候補です。
後ろ支柱を枝の間へ差し込みやすく、木に近づいた位置で昇降面を正面にして作業できます。
一方、普通の四脚脚立は平らで硬い床へ設置する製品が中心で、4本の脚が沈み方の違う土の上ではがたつくことも。
ただし、三脚なら傾斜地へ自由に置けるわけではありません。
後ろ支柱の長さを調整して踏ざんを水平に保ち、3点すべてが安定した地面へ接していることを確認してください。
園芸用三脚脚立の選び方
天板高さではなく使用最大高さで選ぶ
脚立の高さ選びで最初に見るのが、安全に立てる「使用最大高さ」や「有効高さ」。
一般的な三脚は天板へ立てないため、天板高さと足を置ける高さは同じではありません。
目安は、切りたい枝へ両手を無理なく伸ばせて、へそが支柱や踏ざんの内側に収まる高さです。
届かないからと横へ身を乗り出す使い方は避け、いったん降りて三脚を移動しましょう。
4尺・5尺・6尺・7尺・8尺から選ぶ
家庭の低木や生垣なら4尺・5尺、中くらいの庭木では6尺が選びやすい基準です。
7尺・8尺は高い枝へ届きやすくなる一方、設置面積と重量が増え、立て起こしや移動にも力がいります。
- 4尺: 低木・生垣の上面・玄関まわりの庭木。取り回しを優先したい方向け
- 5尺: 脚立なしでは少し届きにくい枝。高さを抑えて作業したい方向け
- 6尺: 家庭の庭木で基準にしやすい高さ。届く範囲と運びやすさのバランス
- 7尺: 6尺では腕を伸ばしすぎる枝。設置場所に余裕がある庭向け
- 8尺: 高めの庭木。補助者を付け、安全に設置できる場所がある場合の候補
脚立を高くしても、太い枝を無理に切ってよいわけではありません。
片手で体を支えられない作業や、枝が落ちる方向を制御できない剪定は、専門業者へ依頼してください。
持ち運ぶ距離に合わせて重さを確認する
園芸用三脚は長いため、カタログの重量以上に取り回しづらく感じることがあります。
4尺のGSC-120aは4.4kgですが、8尺のKWX240は7.8kgあり、長さも約2倍です。
物置から庭の反対側まで何度も運ぶなら、届く高さだけでなく、一人で安全に持てる重量と収納長さも確認しましょう。
後ろ支柱の調整と設置寸法を確認する
園芸用三脚は後ろ支柱を伸縮させ、踏ざんを水平へ近づけられる製品が便利です。
長谷川工業GSCは後ろ支柱を15cmピッチで調整でき、アルインコKWXにも高さごとに2〜3か所の調整穴があります。
調整機構は段差を無視するためのものではなく、昇降面を安定させるための機能です。
柔らかい土、急斜面、側溝の近く、雨でぬれた場所では使わず、3本の脚が沈み込まない場所へ設置してください。
SGマークと取扱説明書を確認する
製品安全協会のSG基準は、園芸用三脚脚立についても支柱・踏ざんの強度や脚部の摩擦抵抗などを定めています。
購入時はSGマークの有無に加え、メーカーが公開する取扱説明書と、使う高さに対応した点検方法を確認しましょう。
溶接のひび、曲がった支柱、摩耗した端具、動かない調整金具がある三脚は使いません。
園芸用三脚脚立おすすめ6選
ここからは、低木向けの4尺から高めの庭木に届かせやすい8尺まで、おすすめの園芸用三脚脚立を紹介します。
それでは、庭木の剪定におすすめな園芸用三脚を6台紹介していきます。
長谷川工業 園芸用三脚 GSC-120a
1つ目の低木の剪定におすすめな園芸用三脚は、長谷川工業の「 園芸用三脚 GSC-120a 」です。
「 GSC-120a 」の4尺サイズは、脚立へ高く上ることより、低い位置で安定した姿勢を作りたい方にぴったり♪
天板高さは1.21mですが、足を置ける使用最大高さは0.61mです。
質量4.4kgで、今回紹介するなかでは持ち運びの負担を抑えやすい重さ。
後ろ支柱は15cmピッチで調整でき、水平形状の踏ざんは足裏を置く位置も確認しやすくなっています。
高い庭木には届きませんが、無理に高所へ上がらず、低い剪定へ用途を絞れるのがこのモデルの役割です。
長谷川工業の「 GSC-120a 」は、低木や小さな庭を手入れする、軽めの三脚が欲しい方におすすめな園芸用三脚です♪
アルインコ 園芸用三脚 KWX240
2つ目の高めの庭木におすすめな園芸用三脚は、アルインコの「 園芸用三脚 KWX240 」です。
「 KWX240 」の強みは、有効高さ1.44mから高い枝へ手を届かせやすいこと。
支柱と踏ざんには溝入りパイプが使われ、握る位置や足を置く位置に配慮されています。
筆者もKWX240を使い、桃の木の剪定だけでなく、花の受粉や実の収穫にも役立てています。
設置寸法は幅約1.17m、奥行約1.59m必要で、狭い通路や花壇の間では広げにくいサイズです。
質量も7.8kgあるため、一人で立て起こすのが不安な方は、無理に選ばないほうが安全。
アルインコの「 KWX240 」は、広い庭で補助者を確保し、高めの庭木の剪定・受粉・収穫に使いたい方におすすめな園芸用三脚です♪
長谷川工業 園芸用三脚 GSC-150a
3つ目の高さと運びやすさを両立したい方におすすめな園芸用三脚は、長谷川工業の「 園芸用三脚 GSC-150a 」です。
「 GSC-150a 」の5尺は、低めの庭木を中心に手入れしつつ、4尺より一段高い位置へ届かせたいときに選びやすいサイズ。
使用最大高さ0.91mなので、足元を地面から1m近く上げて枝へ近づけます。
収納時の高さは1.62m、質量は5.2kgで、物置への出し入れもしやすい範囲です。
6尺より届く範囲は狭いものの、必要以上の高さを持て余しにくいのがうれしいポイント♪
長谷川工業の「 GSC-150a 」は、家庭の低木を中心に、高さと運びやすさを両立したい方におすすめな園芸用三脚です♪
アルインコ 園芸用三脚 KWX210
4つ目の尺数と有効高さを比べたい方におすすめな園芸用三脚は、アルインコの「 園芸用三脚 KWX210 」です。
「 KWX210 」は、天板高さ2.02mに対して、有効高さが1.15mに設定されています。
天板の数字だけで選ばず、立てる高さを確認する大切さが分かりやすいモデルです。
質量は6.8kgで、8尺のKWX240より1kg軽く、設置奥行は約1.41mです。
有効高さは6尺のKWX180と同じ1.15mなので、7尺だから一段高く立てると考えて選んではいけません。
アルインコの「 KWX210 」は、全高2.16mの本体寸法が庭木と設置場所に合い、有効高さまで理解して選べる方におすすめな園芸用三脚です♪
長谷川工業 園芸用三脚 GSC-180a
5つ目の家庭の庭におすすめな6尺の園芸用三脚は、長谷川工業の「 園芸用三脚 GSC-180a 」です。
「 GSC-180a 」の魅力は、使用最大高さ1.21mと、持ち運べる6.3kgのバランス。
4尺や5尺より高い枝へ届きやすく、7尺・8尺ほど設置場所を広く取りません。
収納時の高さは1.93mあるため、低い物置や軽自動車へ載せる場合は寸法確認が必要です。
後ろ支柱を15cmピッチで調整でき、平らな踏ざんで昇降しやすいスタンダードタイプ。
長谷川工業の「 GSC-180a 」は、家庭用として高さと取り回しの基準になる6尺を選びたい方におすすめな園芸用三脚です♪
アルインコ 園芸用三脚 KWX180
6つ目の握りやすい支柱を重視する方におすすめな園芸用三脚は、アルインコの「 園芸用三脚 KWX180 」です。
「 KWX180 」は、支柱を握りやすい、かまぼこ型へ仕上げているのが特徴。
すべての支柱に溝入りパイプを採用し、手足が触れる位置の滑りに配慮されています。
有効高さは1.15m、質量は6.4kgで、GSC-180aと近い作業範囲です。
収納幅は約1.10mに収まり、軽トラックの荷台へ脚元を収めやすい設計になっています。
アルインコの「 KWX180 」は、6尺の使いやすい高さに、握りやすい支柱を求める方におすすめな園芸用三脚です♪
園芸用三脚を安全に使う手順
三脚を開く前に、頭上の電線・枝・蜂の巣と、足元の石・穴・側溝を確認します。
後ろ支柱を木へ向け、昇降面が作業箇所の正面に来るよう設置してください。
- 3本の脚が地面へ確実に接しているか確認する
- 踏ざんが水平になるよう後ろ支柱を調整する
- 開き止めを正しく掛け、がたつきがないか地上で確かめる
- 工具は腰袋やロープで運び、手に持ったまま昇降しない
- 天板へ乗らず、またがらず、横へ身を乗り出さない
- 切った枝が自分・補助者・三脚へ落ちない位置を選ぶ
雨や強風の日、地面がぬかるんでいるとき、体調が悪いときは作業を延期します。
チェーンソーや高枝バリカンを三脚上で無理に操作せず、取扱説明書が認める作業方法を守ってください。
高い位置の枝を地上から切りたい方は、「高枝切りばさみおすすめ6選」や「高枝バリカンおすすめ6選」も比較してみましょう。
園芸用三脚脚立のよくある質問
6尺の園芸用三脚なら、どのくらいの高さまで届きますか?
脚立に立てる高さへ身長と腕を伸ばせる範囲を加えた位置が目安ですが、無理に腕を伸ばす高さは作業範囲に含めません。
GSC-180aの使用最大高さは1.21m、KWX180の有効高さは1.15mです。
切りたい枝の位置を測り、両足と体の重心を三脚の内側へ保ったまま届くか判断してください。
園芸用三脚の天板に乗ってもよいですか?
一般的な園芸用三脚の天板には乗りません。
製品ごとに使用できる最上段が決められているため、本体表示と取扱説明書に従ってください。
天板へ乗ることを認めた上枠付き製品もありますが、別製品のルールを手元の三脚へ当てはめないことが大切です。
三脚を斜面へ置いて使えますか?
後ろ支柱を調整できる製品でも、急斜面・軟弱地盤・滑りやすい場所では使いません。
踏ざんを水平に調整し、3本の脚が沈まず、開き止めを確実に固定できる場所だけで使用してください。
安全な設置ができない庭木は、専門業者への依頼が安全です。
剪定ばさみやのこぎりは、どうやって三脚へ持って上がりますか?
工具を手に持ったまま昇降すると、三点支持ができません。
刃を閉じた剪定ばさみは腰袋へ収め、長いのこぎりは安全に固定したロープなどで運ぶ方法を検討します。
切る枝に合う道具は、「手動の剪定ばさみおすすめ6選」と「剪定のこぎりおすすめ6選」で比較できます。
園芸用三脚脚立おすすめ:まとめ
この記事は「園芸用三脚脚立おすすめ6選!庭木の剪定に合う高さの選び方」について書きました。
園芸用三脚は、使用最大高さ・尺数・重さ・後ろ支柱の調整・設置寸法の5つを確認して選ぶのが大切なポイント。
今回紹介したモデルは、低木向け4尺のGSC-120a、高めの庭木向け8尺のKWX240、扱いやすい5尺のGSC-150a、有効高さの確認が欠かせない7尺のKWX210、定番6尺のGSC-180a、溝入り支柱のKWX180と役割が分かれています♪
高い三脚ほど便利とは限らないため、庭木・収納場所・運べる重さを測ってから決めましょう。
今回紹介した選び方とおすすめモデルを参考に、庭へ安定して設置できる園芸用三脚を見つけてください♪
無理のない高さから、庭木をすっきり整える剪定を!