庭木の枝を少しだけ整えるなら、1本あると便利なのが、手動の剪定ばさみ。
電源を準備せずにサッと使えて、細い枝を狙った位置で切りやすいのが魅力ですよね♪
でも、いざ探してみると、「180mmと200mmでは何が違うの?」とか、「軽いモデルでも庭木の枝を切れる?」と迷ってしまう方も多いはず。
剪定ばさみは全長だけで選ぶと、グリップが手に余って力を入れにくかったり、切りたい枝に能力が足りなかったりします。
そこでこの記事では、全長・重さ・切断目安・握りやすさを比べながら、初心者にも使いやすい手動の剪定ばさみを6本厳選して紹介します!
筆者も手動の剪定ばさみを使い、ビワと桃の木の枝を剪定してきました。
枝が重なっている場所では、先に残す枝を決めてから刃を入れると、切る位置を落ち着いて狙いやすくなります。
この記事を読めば、自分の手と庭木に合う1本を選び、安全に剪定を始められますよ♪
というわけでこの記事は、「手動の剪定ばさみおすすめ6選!初心者でも使いやすい軽量モデルを比較」について書きました。
この記事がおすすめな人
- 初めての剪定ばさみを探している方
- 手の大きさに合う全長を知りたい方
- 軽さと切断能力のバランスを比べたい方
- 果樹や庭木の細枝を自分で整えたい方
- 手入れしながら長く使える1本を選びたい方
手動の剪定ばさみおすすめ6選を一覧で比較
今回紹介する6商品を、全長・重さ・切断目安・向いている人で比較しました。
| 外観 | 商品名 | 向いている用途 | 選ぶポイント | 購入先 |
|---|---|---|---|---|
| | FELCO 6 小さめの手に握りやすい | 握りやすさと交換部品の充実を重視する人 | 全長195mm・219g・切断径20mm | |
| | アルス VS-7Z 全長180mmの小型モデル | 手が小さく、短めのグリップを選びたい人 | 全長180mm・212g・切断目安15mm | |
| | 岡恒 No.103 定番の国産剪定鋏 | シンプルな構造と切れ味を重視する人 | 呼称200mm(全長202mm)・230g・高級刃物鋼 | |
| | アルス VS-8Z 200mmの標準サイズ | 標準的な大きさと衝撃吸収を求める人 | 全長200mm・220g・切断目安15mm | |
| | 飛庄 SR-1 200mm 鍛造の国産モデル | 研ぎ直しながら長く使いたい人 | 全長200mm・鍛造刃・金止め式 | |
| | 千吉 SGP-22R 少ない力で切りやすい | 握力に不安があり太めの枝も切りたい人 | 全長約200mm・240g・生木20mm |
小さめの手には全長180mmのVS-7Z、標準的な200mm級から選ぶならFELCO 6やVS-8Zが候補になります。
握る力を抑えたい方はラチェット式のSGP-22R、構造がシンプルな国産モデルを長く使いたい方は岡恒No.103や飛庄SR-1を比べてみてください。
切断目安は樹種・枝の硬さ・刃の状態でも変わるため、表示された太さまで必ず軽く切れるという意味ではありません。
手動の剪定ばさみの選び方
手動の剪定ばさみは、手の大きさ・切る枝の太さ・刃の構造の順に絞ると選びやすくなります。
ここからは、購入前に確認したい5つのポイントを見ていきましょう。
手の大きさに合う全長を選ぶ
剪定ばさみの全長は、刃の届き方だけでなく、グリップを無理なく握り込めるかに関わります。
- 180mm前後: 手が小さい方や、細い枝を小回りよく切りたい方
- 195〜200mm前後: 標準的な大きさで、家庭の庭木へ幅広く使いたい方
- 200mm超: 手が大きい方や、長めのグリップで力を伝えたい方
グリップを開いた状態で指が届きにくいと、1回ごとに手を広げる負担が増えてしまいます。
店頭で試せる場合は、刃を閉じる直前だけでなく、全開の状態から握り始めやすいかも確認しましょう。
迷ったら、全開のグリップを無理なく握り始められる短さを優先してください。 />
切断目安は枝より余裕を持たせる
メーカーが示す切断目安は、生木を良好な刃で切る条件を想定した数字です。
同じ直径でも、若く水分の多い枝と、古く硬い枝では必要な力が変わります。
ビワや桃の剪定でも、細い枝は手動ばさみで狙いやすい一方、握っても刃が進まない枝を無理にこじるのは禁物です。
能力ぎりぎりの枝を何度も切る予定なら、表示より余裕のあるモデルを選ぶか、別の道具と使い分けてください。
バイパス式かラチェット式かで選ぶ
一般的な剪定ばさみは、切刃と受刃がすれ違うバイパス式で、生木を狙った位置で切りやすいのが特徴です。
ラチェット式は、グリップを数回握り直しながら段階的に刃を進めるため、1回で強く握り込むのがつらい方に向いています。
- バイパス式: 細枝をテンポよく切り、切る位置を細かく調整したい方
- ラチェット式: 握力を抑えながら、太めの枝を少しずつ切りたい方
ラチェット式は刃が進むまで数回握るため、細枝をたくさん切る作業ではバイパス式のほうが軽快です。
切る本数と枝の太さを考え、速さと握る力のどちらを優先するか決めましょう。
重さだけでなく衝撃吸収も確認する
手動ばさみは200g前後の製品が多く、数十gの差よりもグリップ形状や打ち合いクッションの有無が疲れ方へ影響します。
枝が切れた瞬間にグリップ同士が強く当たると、その衝撃が手のひらや手首へ伝わります。
アルスVSシリーズやFELCO 6のようにクッションを備えるモデルは、剪定本数が多いときの手当たりを抑えたい方に便利ですよ♪
ただし、ゴムやバネは消耗部品なので、交換部品を入手できるかも一緒に確認してください。
刃・バネ・ネジを手入れできるモデルを選ぶ
剪定ばさみは樹液やヤニが付きやすく、使ったまま放置すると刃が動きにくくなったり、さびたりします。
長く使うなら、替刃・替バネ・センターネジなどの部品が販売されているモデルが安心です。
作業後は刃の水分と樹液を拭き取り、取扱説明書に沿って刃物用の油を薄く塗ります。
病気が疑われる枝を切ったあとは、別の木へ病原体を広げないよう、園芸用刃物に適した方法で消毒してから十分に乾かしてください。
手動の剪定ばさみを安全に使う注意点
手動式でも、よく切れる剪定ばさみは指を大きく傷つける危険があります。
作業前に周囲を片付け、滑りにくい手袋・保護メガネ・長袖を着用しましょう。
- 切る枝を支える手は、刃の進路から十分に離す
- 枝へ刃を掛けてから、体の外側へ向けてゆっくり握る
- 刃を左右へこじらず、切れない枝は別の道具へ替える
- 脚立の上や、腕を伸ばし切る姿勢では使わない
- 移動・手入れ・保管の前は、刃を閉じてストッパーを掛ける
- 刃欠け、バネ外れ、ネジの緩みがある場合は使用を中止する
ビワや桃のように枝が込み合う木では、切る枝へ手を伸ばす前に、足元と刃を抜く方向まで確認しておくと安全です。
手が届かない枝は無理に背伸びせず、「高枝切りばさみおすすめ6選」を参考に地上から扱える道具を選んでください。
手動の剪定ばさみおすすめ6選
ここからは、全長・重さ・握りやすさ・手入れのしやすさを比べながら、おすすめの手動剪定ばさみを紹介します。
それでは、手動の剪定ばさみのおすすめを順番に紹介していきます。
FELCO 6 剪定鋏
1つ目の庭木の剪定におすすめな手動ばさみは、FELCOの「 FELCO 6 」です。
「手が小さめでも握りやすく、部品を替えながら長く使える1本が欲しい」という方にぴったりですよ♪
FELCO公式では中程度の手向けとされ、日本の販売店では小さめの手向けとして案内されることもあるコンパクトモデルです。

- サイズ: 全長195mm・重さ219gで、取り回しやすい
- 切断能力: 直径20mmの生木に対応するバイパス式
- 使いやすさ: 角度を付けた切断ヘッドと衝撃を和らげるショックアブソーバーを採用
切刃・受刃・バネ・調整部品が用意されており、傷んだ部分を交換しながら使いやすいのも魅力です。
右利き用なので、左手で使う方は左利き対応モデルも含めて選び直してください。
FELCOの「 FELCO 6 」は、握りやすさと修理しやすさの両方を重視する方におすすめです♪
アルス 剪定鋏 VS-7Z
2つ目の庭木の剪定におすすめな手動ばさみは、アルスの「 剪定鋏 VS-7Z 」です。
「200mm級ではグリップが大きいので、短めの剪定ばさみを選びたい」という方に向いています。
今回紹介するなかで最も短い180mmで、切断目安は15mmです。

- サイズ: 全長180mm・刃長48mm・重さ212g
- 刃: 高炭素刃物鋼へハードクローム仕上げを施し、ヤニやさびへ配慮
- 操作性: グリップを握ると外れるワンタッチストッパーと打ち合いクッションを採用
小型でもプロ仕様のVSシリーズなので、細枝用の簡易ばさみよりしっかりした作りを求める方に合います。
太い枝を無理に切る用途ではなく、15mmを目安に庭木や果樹の細枝を整える使い方が得意です。
アルスの「 VS-7Z 」は、手が小さい方や小回りのよさを優先する方におすすめです♪
岡恒 剪定鋏 No.103
3つ目の庭木の剪定におすすめな手動ばさみは、岡恒の「 剪定鋏 No.103 」です。
「複雑な機構よりも、切れ味とシンプルな構造を重視したい」という方に合う1本です。
赤と白のグリップで知られる呼称200mmの剪定ばさみで、公式流通情報の商品サイズは全長202mm・重さ230gです。

- サイズ: 呼称200mm、商品サイズは全長202mm・重さ230g
- 刃: 高級刃物鋼を使い、刃持ちと切れ味を重視
- 手入れ: 200mm用の替バネと剪定鋏用砥石が用意されている
切断能力の数値は公式商品情報に明記されていないため、太さだけで限界を判断せず、刃が進まない枝はのこぎりへ替えましょう。
使用後は水分と樹液を拭き取り、薄く油を塗ってさびを防ぐ手入れが必要です。
岡恒の「 No.103 」は、定番の国産剪定ばさみを手入れしながら使いたい方におすすめです♪
アルス 剪定鋏 VS-8Z
4つ目の庭木の剪定におすすめな手動ばさみは、アルスの「 剪定鋏 VS-8Z 」です。
「小型のVS-7Zより長いグリップで、標準的な200mm級を選びたい」という方にぴったりですよ♪
VS-7Zより全長が20mm長く、刃長も54mmまで広がります。

- サイズ: 全長200mm・刃長54mm・重さ220g
- 切断目安: 生木15mmを目安に、庭木・果樹・生け花へ使える
- 使いやすさ: 軽量なアルミダイカストグリップと打ち合いクッションを採用
ワイドな刃の開きを生かしやすい一方、手が小さい方にはグリップを開いたときの幅が負担になる場合があります。
VSシリーズは刃やセンターネジなどの販売部品が用意され、消耗した部分を交換しやすいのもメリットです。
アルスの「 VS-8Z 」は、標準サイズと手当たりのやさしさを重視する方におすすめです♪
飛庄 剪定鋏 SR-1 200mm
5つ目の庭木の剪定におすすめな手動ばさみは、飛庄の「 剪定鋏 SR-1 200mm 」です。
「価格の安さよりも、鍛造刃の切れ味と長く使える作りを重視したい」という方に向いています。
新潟・三条の刃物づくりを受け継ぐ飛庄ブランドの200mmモデルです。

- サイズ: 庭木の剪定へ使いやすい全長200mm
- 作り: 金属を鍛えて成形する鍛造の国産剪定鋏
- 向く人: 刃を研ぎ直し、調整しながら道具を育てたい方
切断能力や重さの表示は販売ページごとに差があるため、この記事では確認できた200mmという規格を基準に比較しています。
手入れや研ぎに不安がある方は、購入前に販売店へ修理・研ぎ直しの受付方法を確認しましょう。
飛庄の「 SR-1 200mm 」は、本格的な国産剪定ばさみを長く使いたい方におすすめです♪
千吉 ラチェット式剪定鋏 SGP-22R
6つ目の庭木の剪定におすすめな手動ばさみは、千吉の「 ラチェット式剪定鋏 SGP-22R 」です。
「握力に自信がなく、太めの枝を一度に握り切るのがつらい」という方にぴったりです。
ラチェット機構で段階的に刃を進め、生木20mmまでを切断目安としています。

- サイズ: 全長約200mm・重さ240g
- 切断能力: 生木20mmまでを目安に使えるラチェット式
- 手入れ: フッ素コート刃と、手入れ用のスポンジツールを採用
細枝でも数回握る場合があるため、テンポよく大量に切る作業では通常のバイパス式より時間がかかります。
枝を横へこじると刃欠けの原因になるので、刃が進まないときは無理にねじらず、太枝切りばさみや剪定のこぎりへ替えてください。
千吉の「 SGP-22R 」は、切る速さよりも握る力の少なさを優先したい方におすすめです♪
手動と電動の剪定ばさみはどちらがよい?
庭木を数本だけ整えるなら、準備が少なく、刃の位置を自分の握り方で調整しやすい手動式が向いています。
枝を何十本も続けて切る場合や、握力の負担を減らしたい場合は、電動式のほうが作業を進めやすくなります。
- 手動式: 軽い、充電不要、細枝の位置を狙いやすい
- 電動式: 少ない握力で連続作業しやすいが、重く、刃の力が強い
電動式を検討する方は、「電動剪定バサミおすすめランキング6選」で重さ・切断径・安全機能を比較してください。
手動の剪定ばさみに関するよくある質問
剪定ばさみで何mmの枝まで切れますか?
家庭向けの手動剪定ばさみは、生木15〜20mm前後を目安にする製品が多くあります。
ただし、切断能力は樹種・枝の硬さ・刃の状態で変わるため、数字以内でも刃が進まない場合は無理に切らないでください。
180mmと200mmはどちらが初心者向けですか?
手が小さい方は180mm前後、標準的な大きさを求める方は195〜200mm前後から試すと選びやすいですよ♪
初心者向けかどうかは長さだけで決まらないので、全開のグリップへ指が届くか、ストッパーを片手で扱えるかも確認しましょう。
剪定ばさみで太い枝を切れないときは?
刃を左右へこじったり、両手でグリップを押し込んだりせず、太枝切りばさみか剪定のこぎりへ替えます。
手の届かない枝には高枝切りばさみを使い、脚立の上で無理な姿勢を取らないことも大切です。
剪定ばさみは毎回手入れが必要ですか?
作業後は毎回、刃に付いた水分・樹液・ヤニを拭き取り、必要に応じて刃物用油を薄く塗ると、さびや動きの悪化を防ぎやすくなります。
研ぎ方や分解方法は製品ごとに異なるため、メーカーの説明を確認し、不安な場合は専門店へ依頼してください。
基本の流れは「剪定ばさみの研ぎ方」で、研ぐ面の見分け方から注油まで確認できます。
手動の剪定ばさみおすすめ:まとめ
この記事は「手動の剪定ばさみおすすめ6選!初心者でも使いやすい軽量モデルを比較」について書きました。
手動の剪定ばさみは、手の大きさと枝の太さを先に決めると、自分に合うモデルを選びやすくなります。
- 小さめの手と交換部品の充実を重視するならFELCO 6
- 全長180mmの短さを優先するならアルスVS-7Z
- シンプルな国産定番モデルなら岡恒No.103
- 標準サイズと衝撃吸収を求めるならアルスVS-8Z
- 鍛造の国産ばさみを長く使うなら飛庄SR-1
- 握る力を抑えて太めの枝を切るなら千吉SGP-22R
筆者がビワと桃を剪定したときも、切る枝を先に決め、刃が進まない太さでは無理をしないことが大切だと感じました。
迷ったら、手が小さめの方はFELCO 6かVS-7Z、標準的な200mm級を探す方は岡恒No.103かVS-8Zから比べてみてください。
握力への不安が大きい方はSGP-22Rを候補にし、剪定本数が多い場合は電動式との使い分けも検討しましょう。