庭や畑の作業が終わったあと、置き場所に迷いやすいのが園芸道具。
長い柄のスコップや鍬に、小さな移植ごてや手袋まで加わると、まとめて片付けるのもひと仕事ですよね。
でも、「軒下なら雨にぬれない?」「物置で立てておけばいい?」「収納ボックスには何を入れる?」と迷う方も多いはず。
園芸道具の収納は、雨と湿気を避ける場所を選び、道具の長さや刃の形に合わせて倒れにくく収めるのが基本です。
そこでこの記事では、物置・軒下の使い分けと、長柄道具や小物の片付け方、サビを防ぐための手入れを紹介します!
というわけでこの記事は、「園芸道具の収納方法!物置・軒下の使い分けと雨・サビ対策」について書きました。
この記事がおすすめな人
- スコップや鍬が増え、置き場所を整理したい方
- 物置と軒下をどう使い分けるか迷っている方
- 屋外収納ボックスへ園芸小物をまとめたい方
- 泥や水分を持ち込まず、サビ対策もしたい方
園芸道具の収納は、場所と道具の形を分けて考える
物置・軒下・収納ボックスの役割を決める
最初に決めたいのは、道具を戻す場所。
見た目だけで収納用品を選ぶより、雨が当たるか、道具が収まるか、取り出す通路が残るかを先に確かめましょう。
ガーデニング用品の屋外収納では、屋根の有無に加え、雨が吹き込む範囲も判断のポイント。
| 収納場所・用品 | 向いている使い方 | 先に確かめたいこと |
|---|---|---|
| 物置 | 長柄道具から小物まで、定位置を作る | 雨漏り・結露、床の湿り、出入口の通路 |
| 軒下 | よく使う手道具を、雨が届かない位置へ収める | 横殴りの雨、地面からの跳ね返り、風による転倒 |
| ふた付きボックス | 移植ごて・乾いた手袋など小物をまとめる | 内寸、ふたの開閉スペース、収納物の乾燥 |
物置の中でも、ぬれた道具をそのまま詰め込めば湿気が残ります。
場所を変えるだけで済ませず、片付け前に乾かすところまでセットにしてください。
筆者は物置と軒下に手道具を収納している
筆者も、三角ホー・スコップ・鍬などの園芸道具を、物置や軒下に収納しています。
畑や庭で使う長い道具は、小物と同じ箱にまとめるより、柄の長さとヘッドの形に合わせて置き場所を考えたいところ。
ここからは、道具の形に合う収納アイデアを見ていきましょう♪
三角ホーを使う場面や特徴は、三角ホーの使い方と選び方で詳しくまとめています。
物置・軒下へ収納するときの雨と湿気対策
軒下は、雨の日にぬれる範囲を確認する
屋根がある軒下でも、風向きによって雨が横から吹き込むことがあります。
晴れた日の見た目だけで決めず、雨のあとに床や壁がぬれていないか確認しましょう。
- 屋根の端から落ちた水が、ヘッドへ跳ね返らないか
- 雨どいから水があふれたり、屋根からまとまって落ちたりしないか
- 通り道や出入口を、柄がふさいでいないか
- 強風時に道具や収納用品が倒れないか
雨が届く場所しかないときは、軒下へ置き続ける前提にせず、物置などへ移す方法を考えてください。
カバーを掛ける場合も、ぬれたまま包み込まず、乾燥してから使うことが大切です。
物置は、床の湿りと取り出す通路を見る
物置なら、壁際へ道具を詰め込む前に床と出入口を確認しましょう。
床の水たまり、壁の結露、屋根の雨漏りがあれば、収納用品を増やすより先に原因への対処が必要です。
| 確認する場所 | 片付けるときの工夫 |
|---|---|
| 出入口 | 長柄道具を取り出せる高さと通路を残す |
| 床 | 道具を土や湿った場所へ直接置かず、安定した台・ラックを使う |
| 棚 | 重い道具を高い位置へ載せず、棚の耐荷重を守る |
| 壁際 | 柄同士が絡まない間隔を取り、倒れ止めを設ける |
道具を取るたびに別の荷物を動かす配置では、戻すのがおっくうになりがち。
よく使う物の定位置を手前へ作ると、片付けまで続けやすくなります♪
三角ホー・スコップ・鍬は倒れにくく収納する
立てるなら、ヘッドの向きと倒れ止めをセットにする
長柄道具を壁へ立て掛けるだけでは、別の道具を抜いた拍子に倒れることがあります。
床置きラックなどで柄の位置を保ち、鋭い刃先やヘッドが通路へ出ないように収めましょう。
- スコップ:ヘッドを低い位置へ収め、柄が滑り出さないようにする
- 三角ホー:とがった部分を通路へ向けず、周囲が触れない場所へ置く
- 鍬:横へ張り出す刃の幅も含めて、隣の道具との間隔を取る
子どもやペットが近づく場所では、刃カバーや出入りを制限できる収納場所も検討してください。
壁掛けは、フックの耐荷重と取り付け面を確認する
床を空けたいときは壁掛けも候補ですが、どんな壁にも同じように取り付けられるわけではありません。
収納金具の説明書に従い、壁の材質・下地・使えるねじと、道具の重さに対応する耐荷重を確認しましょう。
| 避けたい付け方 | 確認したい点 |
|---|---|
| 薄い壁板へ重い鍬を掛ける | 必要な下地や補強があるか |
| 粘着フックへ長柄道具をまとめて掛ける | 屋外使用・荷重・接着面の条件に合うか |
| 頭上や出入口へ刃物を掛ける | 落下したとき、人へ当たらない位置か |
| 1つのフックへ複数本を重ねる | 合計重量と、抜き差し時の外れやすさ |
固定に不安がある場合は無理に壁へ穴を開けず、道具用の床置きラックなど、設置条件に合う方法へ替えてください。
100均の小物ケースやフックは、軽い園芸小物を分ける用途から考えると選びやすいですよ。
園芸用収納ボックスは小物の大きさに合わせて選ぶ
容量より、内寸と取り出しやすさを確認する
移植ごてやラベル、乾いた手袋をひとまとめにしたいなら、ふた付きボックスが候補になります。
選ぶときは容量の数字だけでなく、道具を寝かせて入れられる内寸と、ふたを開ける余裕を確認しましょう。
たとえば、乾いた小物の置き場所を作る候補が、アイリスオーヤマの「 密閉バックルストッカー KB-780 」。
KB-780 は、本体内寸の長い辺が約69cmなので、移植ごてなど短い道具をまとめる用途に向いています。
長柄の鍬やスコップまで収める箱として選ばず、大きな道具の収納とは分けて考えてください。
- 入れたい道具の全長・幅と、本体の内寸を比べる
- 細かいラベルやひもは、小さなトレーで分ける
- 重い物を入れすぎず、持ち上げなくても取り出せる位置に置く
密閉タイプにも、乾いた物を入れる
ふたが閉まるボックスでも、ぬれた手袋や泥付きの道具を入れると、中へ水分を持ち込んでしまいます。
泥を落とし、十分に乾かした物を入れ、雨のあとや長く開けていないときは内部も確認しましょう。
「屋外用」「密閉」という名前だけで完全防水と判断せず、製品の使用条件に合う場所へ設置してください。
密閉バックルストッカー KB-780 は、長柄道具とは別に、園芸小物の定位置を作りたい方の候補です♪
サビ対策は、収納前の泥落としと乾燥から
土を落とす・水分を拭く・乾かす
園芸道具を戻す前に、ヘッドや柄に付いた土をブラシなどで落としましょう。
泥がこびり付いて水洗いした場合は、布で水分を拭き取り、柄と金属のつなぎ目まで乾かしてから収納してください。
- ヘッドと柄の泥を落とす
- 水洗いした部分の水分を拭き取る
- 風通しのよい安全な場所で乾かす
- ぐらつきやひびを確認し、定位置へ戻す
手入れ中は手袋を着用し、鋭い刃先へ指を沿わせたり、道具を不安定に置いたまま力を掛けたりしないでください。
柄のひび、ヘッドのぐらつき、大きな欠けを見つけたときは、使うのをやめて修理や交換を検討しましょう。
防錆油は、道具と製品の説明に合わせて使う
金属部の防錆処理が必要かどうかは、材質や表面処理によって異なります。
道具の説明書を確認し、使える防錆油を選んで、指定された量と方法で手入れしてください。
- 木や樹脂など、塗布してよい部分を確認する
- 周囲へ飛散させず、油の製品表示に従って換気・保護具を整える
- 油や汚れを土・排水口へ流さず、拭いた布も表示に従って処理する
剪定ばさみは土を掘る道具と汚れ方が違うため、刃のヤニや可動部も確認したいところ。
具体的な手順は、剪定ばさみの手入れ方法を参考にしてください。
園芸道具の収納でよくある質問
ステンレスの道具なら、ぬれたまま片付けてもいい?
ステンレスでもサビが出る場合があり、柄や接合部へ水分が残ることもあります。
材質にかかわらず土を落とし、水分を拭いて乾かしてから収納しましょう。
ベランダにも同じ収納方法を使える?
雨の吹き込みや転倒への対策に加え、避難経路と建物の管理ルールを確認してください。
避難ハッチや隔て板の前をふさがず、手すり際へ踏み台になる収納用品を置かないことも大切です。
道具が増えて、物置に入りきらないときは?
まずは壊れた物や役割が重なった物を分け、使っている道具のための場所を空けましょう。
草取り用具を整理するなら、草取り道具の種類と選び方で役割を比べると、残す道具を考えやすくなります♪
園芸道具の収納方法:まとめ
この記事は「園芸道具の収納方法!物置・軒下の使い分けと雨・サビ対策」について書きました。
収納のポイントは、雨と湿気を避ける場所・倒れにくい収め方・片付け前の乾燥の3つ。
長柄の三角ホーや鍬は固定できる場所へ、小物は内寸に合うボックスへ分けると、定位置を作りやすくなります。
物置や軒下の条件に合わせて、取り出すときも戻すときも無理のない収納を整えてください。
道具の片付けを整えて、次の庭仕事を気持ちよく始めましょう♪