寒くなる前に、庭の鉢植えの置き場所として考えておきたいのが、家庭用ビニール温室。
小さな鉢を棚へまとめたり、風を直接当てないように囲ったりと、秋冬の庭づくりに取り入れやすい園芸用品です♪
でも、「3段と4段はどちらがいい?」「温室へ入れれば、冬も外で育てられる?」と、選ぶ前に気になることも。
本体の大きさだけで決めると、枝が棚につかえたり、出し入れのたびに葉がカバーへ触れたりすることがあります。
そこでこの記事では、家庭用ビニール温室の選び方を、鉢のサイズ・棚・換気・替えカバー・収納の5つから解説し、折りたたみ式の具体例も紹介します!
この記事を読めば、置き場所と育てたい植物に合う温室を選びやすくなります♪
というわけでこの記事は、「家庭用ビニール温室の選び方!サイズ・棚・替えカバーをチェック」について書きました。
この記事がおすすめな人
- 庭の鉢植え用に、小型の温室を探している方
- 3段・4段の棚付きと、背の高いタイプで迷っている方
- 替えカバーや、使わない季節の片付け方まで考えて選びたい方
家庭用ビニール温室は、入れる植物から形を選ぼう
ミニ温室を選ぶときは、まず手元の鉢を並べて、どんな形なら収まるか考えてみましょう。
小鉢をたくさん置くなら棚付き、背の高い鉢なら内部に高さを確保できるタイプが候補です。
| 入れたいもの・使い方 | 候補になる形 | 選ぶときの確認点 |
|---|---|---|
| 小鉢や育苗ポットをまとめたい | 3段・4段などの棚付き | 棚の間隔、棚板の奥行き、耐荷重 |
| 背の高い鉢を置きたい | 棚のないタイプ・棚を外せるタイプ | 鉢底から枝先までの内寸、開口部 |
| 季節が終わったら片付けたい | 折りたたみ式・分解式 | 収納時の寸法、部品の数、カバーの保管 |
棚を外せるかどうかは製品によって異なるので、組み立て方と棚の構造も確認しておくと安心です♪
畝に植えた野菜の霜よけを考えている方は、鉢用温室とは使い方が違う不織布のべたがけ・トンネルの使い分けも参考にしてください。
家庭用ビニール温室の選び方
鉢の直径と、植物の高さからサイズを決める
温室の幅・奥行き・高さは、置き場所へ収まるか判断するための寸法です。
植物が入るかを考えるときは、棚板の実際に使える広さや、棚と棚の間の高さまで見ておきましょう。
鉢の大きさだけでなく、伸びた葉と出し入れの動きまで含めてサイズを決めましょう。
- 鉢の直径:受け皿や、横へ張った葉も含めて確認する
- 植物の高さ:鉢底から枝先までを測り、棚の間へ収まるか見る
- 出し入れ:入口を開けた状態で、鉢を持って通せるか確認する
ぴったり詰め込むより、葉がカバーを押さず、水やりのために鉢を動かせる余裕があると扱いやすくなります♪
棚の段数と耐荷重は、鉢を載せた状態で考える
棚付き温室は、置ける鉢の数だけでなく、重さとの相性も大切です。
土・植物・鉢・受け皿を合わせた重さで考え、上段と下段で耐荷重が違う製品にも注意しましょう。
大きな鉢を上へ集中させたり、棚の端へ重さを偏らせたりせず、説明書に沿って配置してください。
背の高い植物が中心なら、棚の数を増やすより、枝先まで収まる内部空間を優先する選び方が向いています。
換気できる入口と、温度を確認する方法を選ぶ
ビニール温室は、カバーを閉じたままにしておけばよい道具ではありません。
日照と外気温で内部の温度が変わるので、入口を開けて換気でき、開けたカバーを留められる構造か見ておきましょう。
冬のビニール温室でも、晴れた日中と夜間の温度を分けて確認することが大切です。
| 確認する場面 | 見ておきたいこと |
|---|---|
| 晴れた日中 | 内部の温度を見て、必要に応じて入口を開ける |
| 夜から朝 | 最低温度を確認し、植物が耐えられる温度と照らし合わせる |
| 水やりや手入れ | 土の乾き具合や、葉の状態を鉢ごとに見る |
加温しない簡易温室は一定の温度を保つ設備ではなく、植物の種類や使用環境によっては、冬越しに使えない場合があります。
寒さに弱い植物は、鉢植えの冬越しと置き場所の考え方も参考にして、必要な温度を保てる屋内などへ移す準備もしておきましょう。
火気や家庭用の暖房器具を持ち込まず、加温を考える場合は対応する温室・園芸用機器の説明書と設置条件を確認してください。
替えカバーは、寸法だけでなく対応型番を確認する
長く使うつもりなら、本体と一緒に調べておきたいのが、交換用のカバー。
幅と高さが似ていても、屋根の形・ファスナーの位置・固定方法が違うと取り付けられないことがあります。
- 本体のメーカー名と型番を控える
- カバーの商品説明で、対応する本体を確かめる
- 本体セットなのか、カバー単品なのかを区別する
たとえば、タカショーのパンタグラックハウス L「GFH-FS06S」には、関連商品としてパンタグラック L カバー「GFH-FS06C」が用意されています。
カバーは破れやファスナーの不具合を点検し、傷みが進んだものを無理に引っ張って使い続けないようにしてください。
折りたたんだ大きさと、片付ける場所を決める
秋冬だけ温室として使いたい方は、春にしまう場所まで考えて選ぶと、庭のスペースを使い分けやすくなります♪
折りたたみ式でも幅や奥行きは残るので、「薄くなるから入るはず」と決めず、収納時の寸法を物置や棚と照らし合わせましょう。
| 片付け方 | 確認すること |
|---|---|
| 折りたたむ | 収納時の幅・奥行き・厚さ、棚板の取り外し方 |
| 分解する | 部品の保管場所、接続部の扱い、組み立て手順 |
| カバーをしまう | 汚れと水分を取り、直射日光や雨を避けられる場所 |
組み立て・片付けは風のない安定した場所で、作業用手袋を着けて行い、折りたたむ可動部で指を挟まないよう注意してください。
折りたためる棚付き温室の例:タカショー パンタグラックハウス L
「小鉢をまとめたいけれど、使わない季節は片付けたい」という方の候補になるのが、タカショーの パンタグラックハウス L「GFH-FS06S」 です。
パンタグラックハウス L はカバー付きの棚式で、本体を折りたためるのが特徴♪
こちらは使用レビューではなく、サイズと構造から紹介する選択肢です。
| 確認する項目 | GFH-FS06Sの仕様 | 選ぶときの考え方 |
|---|---|---|
| 本体外寸 | 約幅86×奥行36×高さ121cm | 設置場所と、手入れする通路を確保 |
| 棚板 | 上・下段の外寸は約幅79×奥行36cm、中段の内寸は約幅79×奥行29.5cm | 中段も使うなら、鉢と受け皿の奥行きを確認 |
| 折りたたみ時 | 約幅86×奥行53.5×高さ8cm | 薄くなる一方、奥行きは使用時より大きくなる |
| カバー素材 | ポリエチレン・ポリエステル | 替えカバーも同シリーズで探せる |
背の高い鉢を入れたい場合は、本体の高さだけで判断せず、棚の間隔と植物の高さを確かめる必要があります。
パンタグラックハウス L は、棚へ小鉢を分けて置き、季節に合わせて収納したい方に向く選択肢です♪
庭へ置く前に、風と通路を確認しよう
温室を置く場所は、日当たりと合わせて、風の当たり方や足元の安定も確認しましょう。
平らで安定した場所を選び、入口を開けても人が通れ、水やりや鉢の移動ができるようにしておくと管理しやすくなります♪
- 風の強い場所や、転倒・落下すると危険な高い場所へ置かない
- 固定方法は製品の説明書に従い、対応していない固定を自己判断で行わない
- 積雪地域を使用対象外とする製品もあるため、設置する地域で使えるか説明書を確認する
- 強風や積雪への対処は型番ごとの説明書を優先し、荒天になる前に植物を安全な場所へ移す
- ベランダでは避難経路や隔て板をふさがず、建物の使用ルールも確認する
本体が破損したり、ぐらついたりする場合は使用を中止し、園芸用の棚へ登るなど、目的と違う使い方はしないでください。
屋根のある場所でも寒さ対策の条件は同じなので、風雨を避けられることと、植物が耐えられる温度を保てることを分けて考えてください。
家庭用ビニール温室の選び方:まとめ
この記事は「家庭用ビニール温室の選び方!サイズ・棚・替えカバーをチェック」について書きました。
小鉢をまとめるなら棚付き、背の高い鉢なら内部の高さ、季節が終わったら片付けたい方は収納時の寸法から選ぶのがポイントです。
- 鉢と植物が収まり、出し入れできるサイズを選ぶ
- 棚の間隔と耐荷重を、置く鉢に合わせる
- 換気と夜間の温度確認を続けられるようにする
- 替えカバーの対応型番と、使わない季節の収納場所を確認する
まずは入れたい鉢を並べて測るところから、秋冬の庭の準備を始めてみてください♪