ロボット芝刈り機を庭で自動走行させるなら、最初に整えておきたいのが境界ワイヤー。

芝を刈る範囲と入ってほしくない場所を決め、充電ステーションへ戻る道しるべにもなる大切な設備ですよね♪

でも、いざ設置しようとすると、「壁から何cm離せばいい?」とか、「先に芝へ埋めても大丈夫?」と迷う方も多いはず。

疑問の表情をしたシバボー シバボー
ワイヤーを張ったあと、どこを確認すれば走らせていいの?

経路や固定が合っていないと、本体が浮いたワイヤーを切ったり、充電ステーションへ戻れなかったりすることも。

シバボー シバボー
埋める前に試運転して、戻れるところまで確かめよう!

そこでこの記事では、ロボット芝刈り機の境界ワイヤーを設置する順番と、初回走行で確認したいポイントを解説します!

筆者が約250㎡の庭へ設置したときに困ったことと、調整後に安定して使えるようになった経緯も紹介します。

この記事を読めば、充電ステーションの場所決めから仮固定、試運転、芝へ埋める仕上げまで、作業の流れを確認できますよ♪

というわけでこの記事は、「ロボット芝刈り機の境界ワイヤー設置方法!HG-RMA302を250㎡の庭にDIY」について書きました。

この記事がおすすめな人

  • 境界ワイヤー式のロボット芝刈り機を自分で設置したい方
  • 充電ステーションの位置やワイヤーの間隔で迷っている方
  • ワイヤーを芝へ埋めるタイミングを知りたい方
  • 初回走行でワイヤーを切らないか心配な方
  • 充電ステーションへ戻れないときの確認箇所を知りたい方

境界ワイヤーの設置で先に覚えておきたいのは、最初から深く埋めて経路を確定しないことです。

充電ステーションへ戻れるか、浮いた場所がないかを確認してから仕上げると、経路を直すために芝を掘り返す手間を減らせますよ♪

順番作業確認すること
1庭の見取り図を作る外周・花壇・木・段差・狭い通路
2充電ステーションを決める平らな場所・電源・出入りの直線
3ワイヤーを仮固定する壁や障害物との間隔・浮き・鋭い曲がり
4接続状態を確認するステーションのランプと端子
5刈高を上げて試運転するワイヤーへの接触・庭からの逸脱
6帰還まで見届けるステーションへまっすぐ入れるか
7固定と埋設を仕上げる浮きや緩みが残っていないか
筆者所有のHG-RMA302の取扱説明書と境界ワイヤー固定用ペグ
筆者所有のHG-RMA302に付属する取扱説明書とワイヤーペグ。庭の経路を決めてから、浮きが残らないよう固定します。

今回扱うのは、筆者が自宅で使用しているハイガーの「 ロボット芝刈機 HG-RMA302 」です。

ハイガー ロボット芝刈機 HG-RMA302
PICK UP TOOL

ハイガー ロボット芝刈機 HG-RMA302

最大作業エリア300㎡の境界ワイヤー式。筆者宅では約250㎡の芝生へ設置し、夏場の日常的な芝刈りを任せています。

ここから紹介する間隔や刈高はHG-RMA302の条件です。

別の機種では必要な距離やワイヤーの曲げ方が異なるため、手元の取扱説明書にある設置図を基準に進めてください。

ハイガー ロボット芝刈機 HG-RMA302

ロボット芝刈り機の境界ワイヤーを設置する手順

それでは、HG-RMA302の取扱説明書と筆者宅での経験をもとに、境界ワイヤーを設置する流れを紹介していきます。

1.庭の外周・障害物・狭い通路を見取り図へ書く

ワイヤーを庭へ置く前に始めたいのが、簡単な見取り図づくり。

芝生の外周だけでなく、木・花壇・池・段差など、本体を入れたくない場所も書き込みます。

  • 芝生と舗装面の境目
  • 花壇・樹木・飛び石などの障害物
  • 車輪が落ちそうな段差や穴
  • 区画をつなぐ最も狭い通路
  • 屋外コンセントと雨水がたまりやすい場所
シバボー シバボー
庭全体の広さより、通れない場所と避けたい場所を先に探そう!

池や道路、急な落差のそばは、ワイヤーだけに頼らず、機種の安全条件に合う進入防止も必要です。

設置条件を確保できない区画は、無理に自動走行の範囲へ含めないでください。

2.充電ステーションを平らな場所へ置く

経路の基点になるのが、充電ステーションの位置です。

HG-RMA302は平らな場所へ置き、ステーションから出る側と戻る側のワイヤーを、それぞれ最初と最後の100cmまで直線に保ちます。

シバボー シバボー
ステーションのすぐそばで曲げると、帰るための進入路を作りにくいよ!

コンセントと充電設備は雨の当たらない場所へ置き、電源コードを本体が走るIN側へ出さないようにします。

大雨で水がたまりやすい低い場所も避け、ステーションを固定する前に出入りする方向まで決めておきましょう。

3.取扱説明書の間隔に合わせてワイヤーを仮固定する

HG-RMA302のクイックガイドに記載された主な設置条件は、次のとおりです。

確認箇所HG-RMA302の設置条件庭での見方
芝刈りエリアの外側35cm以上壁・段差・庭の外へ出さない余白
木や花壇などの障害物35cm以上車体がぶつからない経路を作る
境界ワイヤーを含む狭い通路150cm以上余白を取っても本体が通れるか確認
ステーションの出発側・帰還側各100cm直線出入り口のすぐ近くで曲げない
ワイヤーペグ80cmごとの印浮く場所は追加固定を検討
曲がり角内角90°以上鋭く折り返さない
高低方向の傾斜15°まで急な上り下りへ敷設しない
横方向の傾斜8.5°まで横滑りしそうな斜面を避ける
HG-RMA302の境界ワイヤーを壁や障害物から35cm以上離し、狭い通路を150cm以上、充電ステーションの出発側と帰還側を各100cm直線にする設置図

図の寸法はHG-RMA302の設置条件です。

庭の形に合わせて経路を決めるときも、手元の取扱説明書にある間隔を優先してください。

距離は本体幅だけで決めず、ワイヤーから外側へ必要な余白まで含めて測るのがポイント。

最初は経路を直せる状態で固定し、角や起伏のある場所に浮きがないか、手で軽く触れて確認します。

4.ワイヤーをステーションへ接続してランプを見る

ワイヤーの両端を充電ステーションへ戻したら、取扱説明書どおりに端子へ接続します。

HG-RMA302は充電中または充電完了でランプが緑色になり、赤色ならワイヤーの接続や状態を見直す合図です。

端子の差し込みや途中の切断が分からないまま試運転を始めず、ランプが示す状態を先に確認しましょう。

被覆を切る作業では本体と電源を切り離し、導線や端子へ電源をつないだまま刃物を当てないでください。

5.初回は刈高50mmでワイヤーの浮きを確認する

HG-RMA302の初回走行では、刈高を最も高い50mmへ設定します。

地面から浮いたワイヤーへ刃が届くのを避けながら、固定状態を確かめるためです。

シバボー シバボー
最初の1周は芝刈りを任せきりにせず、ワイヤーの近くを一緒に確認しよう!

人やペットを作業範囲へ入れず、おもちゃ・ホース・石・枝なども片付けてから動かします。

本体がワイヤーの近くを通ったときにケーブルが持ち上がる場所や、車輪が穴へ落ちる場所があれば停止し、電源を切ってから直してください。

6.充電ステーションへ戻れるまで試す

庭の中を走れただけでなく、充電ステーションへ戻れるところまでが初回確認です。

筆者宅でも設置直後はうまく帰還できず、ワイヤーとステーションへ入る経路を調整しました。

進入側の直線が取れているか、ステーションが平らに置かれているか、ワイヤーが途中で浮いたり鋭く曲がったりしていないかを順番に見直します。

筆者宅の充電ステーションへ戻ったHG-RMA302の車輪と芝生
経路を調整したあとのHG-RMA302。筆者宅では芝刈りを終えると、この充電ステーションへ戻って充電します。

筆者宅では調整後、夏場の毎日20時頃から「 HG-RMA302 」を動かし、安定して帰還できるようになりました。

7.経路が決まったら固定と埋設を仕上げる

試運転と帰還に問題がなければ、ワイヤーの浮きと緩みを直して仕上げます。

筆者宅では、鎌で芝へ切り込みを入れ、境界ワイヤーを芝生の下へ埋め込んでいます。

作業直後は切り込みが見えても、芝が伸びるとワイヤーが目立ちにくくなり、景観を保ちやすくなりますよ♪

鎌を使う場合は厚手の手袋を着け、刃の進行方向へ手や足を置かず、石などへ当たる場所では作業を止めてください。

深さを自己判断で決めず、付属の取扱説明書とメーカーサポートに沿って、点検や補修ができる状態で収めましょう。

筆者宅で起きたワイヤー切断と帰還失敗

筆者宅の設置は、最初から順調だったわけではありません。

実際に起きたのは、浮いた境界ワイヤーの切断と、充電ステーションへ戻れない状態でした。

浮いたワイヤーを本体が切ってしまった

芝の起伏や固定の緩みでワイヤーが持ち上がると、刈刃が届くおそれがあります。

ハイガーのサポートでも、ワイヤーがよく切れる原因として芝による浮きを挙げ、追加ペグや芝の下への敷設を案内しています。

筆者宅では浮いている場所を固定し直し、最終的に芝の下へ収めました。

シバボー シバボー
ワイヤーが見えているかより、地面から浮いて刃へ近づいていないかを確認しよう!

切れた場所が分からない、接続方法に迷う、何度直してもランプが赤い場合は、電源を切って購入店やメーカーサポートへ相談してください。

充電ステーションへ戻れなかった

本体が庭を走れても、進入経路が合わなければ充電まで自動で終えられません。

筆者宅ではステーションへ入るワイヤー経路を調整し、帰還する動きを見ながら固定位置を直しました。

帰還できないときは、一度に何か所も変えず、次の順で確認すると原因を切り分けやすくなります。

  1. ステーションが平らに置かれているか
  2. 出発側と帰還側の直線を確保できているか
  3. 進入路の途中に浮きや鋭い曲がりがないか
  4. ステーションの向きとIN側が取扱説明書どおりか
  5. ランプが正常な状態を示しているか

調整後はHOME操作も使い、庭の離れた位置からステーションへ戻れるか確かめましょう。

境界ワイヤーは地表固定と埋設のどちらがいい?

経路を試しやすいのは地表でのペグ固定、芝の手入れ中に引っかけにくいのは芝の下へ収める方法です。

設置方法合う段階気をつけたい点
地表へペグ固定経路を決める初期調整起伏や芝の伸びで浮いていないか点検する
芝の下へ収める試運転後の仕上げ経路変更や断線時に場所を探せるよう記録する

筆者宅のように芝へ埋める場合も、先に仮固定で走らせ、帰還まで確認してから仕上げる順番が安心です。

見取り図へ端子の位置、曲がり角、補修箇所を書き残しておくと、あとから経路を追いやすくなりますよ♪

設置前と初回走行の安全チェック

境界ワイヤーの設置と初回走行では、作業する人だけでなく、庭へ入る家族やペットの安全も確認します。

  • 取扱説明書を読み、機種ごとの間隔と禁止場所を確認する
  • 本体、充電ステーション、コードに破損がないか点検する
  • 接続作業中は電源を切り、濡れた手でプラグや端子を触らない
  • 芝生から石・枝・針金・ホース・おもちゃを取り除く
  • 初回走行中は人やペットを作業範囲へ入れない
  • 異音・異臭・異常な振動・コードの損傷があれば停止する
シバボー シバボー
最初に庭を1周して、機械より先に危ない場所を見つけておこう!

急斜面、池や道路の近く、幅を確保できない通路など、取扱説明書の条件に合わない場所へ無理にワイヤーを通さないことも大切です。

ロボット芝刈り機の境界ワイヤーでよくある質問

境界ワイヤーは最初から芝へ埋めてもいい?

先に仮固定して、作業範囲と充電ステーションへの帰還を確かめるほうが調整しやすくなります。

経路が決まってから、メーカーが案内する方法で芝の下へ収めましょう。

ワイヤーペグは等間隔なら浮かない?

HG-RMA302はワイヤー上の80cmごとの印に合わせて固定しますが、地面の起伏や曲がり角では浮きが残る場合があります。

初回走行で状態を確認し、必要な場所はメーカーの案内に沿って追加固定してください。

切断したワイヤーは自分でつないでもいい?

ハイガーはサポートページで、断線時の接続方法とケーブルコネクターの使い方を案内しています。

ねじっただけの接続や適合不明の部品で済ませず、指定された補修方法と部品を確認してください。

ワイヤー式が庭に合わない場合は?

狭い通路や複雑な区画が多く、必要な間隔を取れない庭では、ワイヤーレス式や手押し式も候補です。

導入前に残る手間は、ロボット芝刈り機のデメリットで確認できます。

設置条件が合わない場合は、家庭用芝刈機のおすすめから庭の広さに合う方式を選びましょう。

ロボット芝刈り機の境界ワイヤー設置方法:まとめ

この記事は「ロボット芝刈り機の境界ワイヤー設置方法!HG-RMA302を250㎡の庭にDIY」について書きました。

境界ワイヤーは、庭の見取り図と充電場所を決め、地表で仮固定してから、初回走行とステーションへの帰還を確認するのが大切なポイント。

筆者宅では浮いたワイヤーの切断と帰還失敗がありましたが、固定と進入経路を直してからは、約250㎡の芝生を日常的に任せられています。

シバボー シバボー
走れる範囲と帰れる経路の両方が整えば、自動芝刈りを始められるね♪

ハイガーの「 HG-RMA302 」は、境界ワイヤーを設置できる庭で、広い面の芝刈りをこまめに任せたい方におすすめです♪

ハイガー ロボット芝刈機 HG-RMA302
PICK UP TOOL

ハイガー ロボット芝刈機 HG-RMA302

境界ワイヤー内を自動で走る最大300㎡対応モデル。設置後は筆者宅の約250㎡で日常的な芝刈りを担当しています。

本体の刈り上がりや静音性まで知りたい方は、HG-RMA302の実機レビューも参考にしてください。

庭の条件を測り、取扱説明書と見取り図を並べながら、調整しやすい仮固定から始めてみてくださいね♪

参考資料