芝生の根元にたまる枯れ草やサッチを、もう少しまとめて取り除きたい。

庭が広くなってくると、レーキで少しずつ掻き出す作業も大変ですよね。

そこで筆者が購入したのが、ハイガーの電動スカリファイヤ「 HG-EMHGB32 」です。

実際に自宅の芝生で使ってみると、一番高い設定でも枯れ草・サッチがたくさん取れた一方、集草袋がすぐにいっぱいになることが分かりました。

シバボー シバボー
取れる量だけじゃなく、袋を空ける手間も知っておきたいね!

この記事では、使用した刃や高さ設定、回収物の写真を交えながら、HG-EMHGB32のよかった点と気になった点を紹介します!

刃の使い分けや電源コード、芝生の下に境界ワイヤーがある庭での注意点も、購入前に確認できますよ♪

というわけでこの記事は、「ハイガーHG-EMHGB32を実機レビュー!芝生で使った感想と注意点」について書きました。

この記事がおすすめな人

  • HG-EMHGB32を実際に使った感想を知りたい方
  • 取れた枯れ草・サッチを写真で見たい方
  • 集草袋の使い勝手や片付けの手間が気になる方
  • バーティカルカッターとサッチングブレードの違いを知りたい方
  • ロボット芝刈機の境界ワイヤーを埋めている方

HG-EMHGB32を使った感想|よく取れるが、集草袋はこまめに空ける

筆者が使ってまず実感したのは、一番高い設定でも回収物がしっかり出ることでした。

ただし、集草袋へためたまま長く押し続けられるわけではなく、途中で袋を空ける作業も必要です。

筆者が購入した実機
ハイガー 電動スカリファイヤ HG-EMHGB32
PICK UP TOOL

ハイガー 電動スカリファイヤ HG-EMHGB32

作業幅320mm・高さ4段階のコード式芝管理機。筆者が標準装着のバーティカルカッターで使った実機です。

自宅の芝生に置いた筆者所有のハイガーHG-EMHGB32の全体
筆者が購入したHG-EMHGB32。電源コードを接続して使う、手押し式の芝管理機です。

今回の使用条件と感想を、先にまとめました。

項目筆者が使った条件・感想
使用した刃最初から付いていたバーティカルカッター
高さ設定一番高い設定
よかった点枯れ草・サッチがたくさん取れた
気になった点集草袋がすぐにいっぱいになる
境界ワイヤー自宅では深く埋設しており、今回の作業では問題なし

以下では、この条件で使ったときの様子を紹介します。

一番高い設定でも、枯れ草・サッチがたくさん取れた

今回は、刃を最初から付いていたもののままにして、高さを一番高い設定にしました。

それでも枯れ草・サッチがたくさん取れたので、筆者宅では最初から深くする必要を感じませんでした。

HG-EMHGB32の本体横にある4段階の高さ調整レバー
高さ調整は本体横のレバーで行います。今回の作業では一番高い設定を使いました。

説明書上の高さ調整は、低い側から−12・−8・−4・+4mmの4段階です。

ただ、庭には凹凸があり、芝や土の状態も違うため、数値だけで刃の当たり方を決めつけず、狭い範囲で様子を見ることが大切です。

緑の芝まで大量に取れる、土が大きく削れる、機械の回転が不安定になる場合は、そのまま進めずに停止してください。

集草袋がすぐいっぱいになるのは気になった

使っていて気になったのは、集草袋がすぐにいっぱいになることです。

枯れ草・サッチがよく取れるのはうれしいものの、袋の中身を空ける手間は見込んでおきたいところです。

HG-EMHGB32の集草袋にたまった枯れ草やサッチなどの回収物
実際に集草袋へたまった回収物。枯れ草に加えて緑の葉も混じっており、取れた量だけで芝への負担は判断できません。

袋が大きければ作業が途切れにくいと思いがちですが、公称容量30Lでも、筆者宅ではすぐにたまる印象でした。

購入するなら、押して歩く時間だけでなく、停止して袋を空ける時間も見込んでおくとよいと思います。

回収物を入れる袋やシートを近くに用意しておけば、そのたびに遠くまで運ぶ手間は減らせますよ♪

HG-EMHGB32の後部に取り付けた黒い集草袋
本体後部の集草袋。いっぱいのまま使わず、停止・回転停止・プラグを抜く手順を守ってから空けます。

説明書でも、集草袋がいっぱいになることは回転が不安定になる原因のひとつとして挙げられています。

袋を外したまま使うのではなく、こまめに空けて、確実に取り付け直してから再開しましょう。

作業後の芝生は、回収物とあわせて見る

枯れ草・サッチがたくさん取れると、つい「もう少し取れそう」と続けたくなります。

ただ、回収量が多いほど芝にとってよいとは限らないので、作業した場所の葉や地面も確認したいところです。

HG-EMHGB32を使用したあとに撮影した筆者宅の芝生
作業後に撮影した芝生の状態です。この写真は、後日の回復や生育改善を示すものではありません。

今回よかったと感じたのは、あくまで枯れ草・サッチをたくさん回収できた点です。

その後の芝の回復まで確かめた長期評価ではないため、一度に取り切ろうとせず、芝の状態に合わせて作業量を抑えてください。

標準の刃とサッチングブレードは、用途が違う

HG-EMHGB32を選ぶうえで、先に確認しておきたいのが刃の違いです。

今回筆者が使ったのは、標準装着のバーティカルカッターで、サッチングブレードへは交換していません。

HG-EMHGB32に最初から取り付けられていた板状のバーティカルカッター
筆者が実際に使ったバーティカルカッター。板状の刃が並んでおり、サッチングブレードとは別のものです。

説明書では、刃ごとの用途を次のように分けています。

刃説明書上の用途今回の使用
バーティカルカッター土に細い溝を入れ、芝の根切りを行う最初から装着されていた刃を使用
サッチングブレード芝生のサッチを取り除く未使用

バーティカルカッターで枯れ草が回収できたという筆者の体験と、サッチングに使う刃の選択は分けて考えてください。

サッチ取りを目的に使うときは、説明書に従ってサッチングブレードを選びます。

本体や付属品の販売セットが複数あるため、サッチング用として購入する場合は、対応ブレードが含まれるセットかどうかも確認しましょう。

刃を交換するときは、電源プラグを抜き、回転が完全に止まった状態で、手袋を着けて説明書の交換手順に従います。

レーキや手押し式も含めて選びたい方は、芝生のサッチ取り道具おすすめ5選で方式の違いを比べてみてください♪

HG-EMHGB32の仕様と、コード式で確認したいこと

HG-EMHGB32 は、作業幅320mmで、家庭用のAC100V電源につないで使う芝管理機です。

バッテリーの充電は不要ですが、庭のどこまで延長コードが届くかを先に考えておく必要があります。

項目メーカー公表値
電源AC100V・50/60Hz
定格電流11A
作業幅320mm
高さ調整−12・−8・−4・+4mmの4段階
重量9.2kg
集草袋容量30L
本体の電源コード長0.35m
延長コード屋外用、太さ1.25mm²以上、長さ20m以下

出典:ハイガー公式商品ページ・HG-EMHGB32取扱説明書。

コードリールを使う場合は、巻いたまま通電させず、コードをすべて引き出して使います。

作業中に本体でコードを踏んだり、刃へ巻き込んだりしないよう、進む向きとコードの位置にも注意してください。

庭の奥まで届かない場合は、指定より長いコードを継ぎ足して無理に作業せず、電源の取り方や別方式の道具を見直しましょう。

屋外用コードの選び方は、庭仕事に使う延長コードの選び方で詳しく紹介しています。

HG-EMHGB32の使い方で気を付けたいこと

乾いた芝生で、異物とコードの位置を確認する

雨の日や芝がぬれているときは使用せず、小石・金属片・硬い木片などを先に取り除きます。

長袖・長ズボン、滑りにくい靴、手袋、保護メガネ、防じんマスク、すね当て、耳栓またはイヤーマフを着用し、子どもやペットを近づけないようにしてください。

使用前に芝生が乾いているか、石や異物がないか、コードが作業経路に入らないかを確認する図解

図解は準備のイメージで、筆者の作業写真や実物の電源プラグを示すものではありません。

音への備えは、草刈り・庭そうじ用イヤーマフの選び方も参考にしてください。

芝が弱っている場所や生育が止まる時期に無理をしないよう、姫高麗芝の秋の手入れもあわせて確認しておくと安心です。

埋めた境界ワイヤーは、深さと経路を確認する

筆者宅では、ロボット芝刈機の境界ワイヤーを芝生の下へ深く埋めており、今回の作業では問題はありませんでした。

ただし、埋設深さを測った記録はなく、同じ設定ならどの庭でも安全に使えるということではありません。

ワイヤーの位置や深さが分からない場所は作業範囲から外し、機械の刃を入れないようにしてください。

特に補修した場所や地面が削れた場所は、ほかの部分より浅くなっている可能性があります。

筆者宅での設置方法は、ロボット芝刈機の境界ワイヤーの設置方法で紹介しています。

集草袋を空けるときも、停止してプラグを抜く

袋を空ける回数が多いと面倒に感じますが、回転している状態で袋を外したり、排出口へ手を入れたりしてはいけません。

レバーを放して停止させ、刃の回転が完全に止まるまで待ってから、電源プラグを抜きます。

集草袋を空ける前にレバーを放して回転停止を待ち、電源プラグを抜いてから袋と排出口を確認する図解

図の機械は手順を説明するイメージで、HG-EMHGB32の実機写真ではありません。

草が絡んだ場合や回転が不安定になった場合も同じ手順で止め、通電したまま詰まりを取らないでください。

袋を空けたあとは、袋が確実に取り付けられていることと、周囲に人や異物がないことを確認して再開します。

シバボー シバボー
少しの回収でも、停止・回転停止・プラグを抜く手順を省かないでね!

作業後の本体は水洗いせず、プラグを抜いた状態で、手袋を着けてブラシや布などで付着した草や汚れを取り除きましょう。

HG-EMHGB32はどんな人に向いている?

HG-EMHGB32は、電源を確保できる芝生で、刃を用途に合わせて使い分けたい方に向いています。

一方で、芝生の端だけを少し掻きたい方や、途中で集草袋を空ける作業をできるだけ減らしたい方は、手動の道具も比べておくと選びやすいと思います。

選ぶときの条件判断の目安
電源を確保できる庭指定の延長コードで届く範囲なら候補になる
根切りとサッチ取りを使い分けたい目的に合った刃を用意して使用する
集草袋をこまめに空けられる回収の手間を含めて作業できる人向け
狭い場所だけを少し手入れしたいレーキなどの手動道具も比較したい
ワイヤーの埋設位置・深さが不明不明な場所は機械を使う範囲から外す

筆者の場合は、一番高い設定でも枯れ草・サッチがたくさん取れたことに手応えがありました。

その一方で、集草袋の容量だけを見て選ぶのではなく、「途中で止めて空ける作業がある」と考えておくのがよいと思います。

「 ハイガー HG-EMHGB32 」は、芝の状態を見ながら、刃の使い分けとこまめな回収を含めて手入れしたい方におすすめです♪

作業幅320mm・高さ4段階
ハイガー 電動スカリファイヤ HG-EMHGB32
PICK UP TOOL

ハイガー 電動スカリファイヤ HG-EMHGB32

作業幅320mm・高さ4段階のコード式芝管理機。芝の状態に合わせた刃の使い分けと、こまめな回収を前提に選びたい1台です。

ハイガーHG-EMHGB32を実機レビュー|まとめ

この記事は「ハイガーHG-EMHGB32を実機レビュー!芝生で使った感想と注意点」について書きました。

筆者は標準装着のバーティカルカッターを一番高い設定で使い、枯れ草・サッチがたくさん取れたことを実感しました。

一方で、集草袋がすぐにいっぱいになる点は、購入前に知っておきたいところです。

回収の手間まで含めて作業を考え、サッチ取りを目的にする場合は、説明書で指定されたサッチングブレードを選んでください。

芝の状態を見ながら、無理のない範囲で手入れしていきましょう♪