植えたばかりの庭木・植木を支えるために、そろえておきたいのが支柱と結束用の資材。

でも、「一本で足りる?」「三本をどこへ立てる?」「縄で幹を縛っても大丈夫?」と、立て方で迷うこともありますよね。

疑問の表情をしたシバボー シバボー
木を支えたいけれど、幹や根を傷めないかな?

大切なのは、本数を増やす前に、木の大きさ・根鉢・風当たりに合う支え方を選ぶこと。

幹を強く締めるだけでは、縄が食い込んだり支柱とこすれたりする原因になります。

そこでこの記事では、庭木の支柱の種類と立て方、幹を保護する結び方、設置後の点検まで紹介します!

シバボー シバボー
支柱だけでなく、当て材と結び方もセットで考えよう♪

というわけでこの記事は、「庭木の支柱の立て方と選び方!一本支柱・三本支柱・結び方の基本」について書きました。

この記事がおすすめな人

  • 植え付けた庭木や果樹苗の支え方を知りたい方
  • 一本支柱・三本支柱・鳥居型の違いで迷っている方
  • 支柱と一緒に、縄や幹の保護材を用意したい方
  • 支柱を外す時期や、結び直しの目安を知りたい方
支柱と一緒に結束資材も準備
PICK UP TOOL

タカショー エコランド シュロ縄 3mm×37m 黒

必要な長さに切って使う園芸用のシュロ縄。木に合う支柱と、幹を保護する当て材を別に用意して使います。

庭木の支柱は、根が落ち着くまで支えるもの

植え付け直後のぐらつきと、成長した木の傾きを分ける

庭木・植木の支柱の役割は、植えたばかりの木が風で揺すられ、根元まで動くのを抑えることです。

木全体を動かないように固めるのではなく、根を安定させながら幹が少ししなる余地を残しましょう。

木の状態最初に考えること
植えたばかりの小さな木根鉢の位置と風当たりを見て支え方を選ぶ
支柱はあるが結束が緩んでいる杭のぐらつき・縄・幹の傷を点検する
大きな木が急に傾いた近づいて引っ張らず、造園業者へ相談する
幹が割れている・根元の土が持ち上がっている周囲へ人を近づけず、専門家へ確認する

強風が吹いている最中に、倒れそうな木へ支柱を追加する作業はしないでください。

シバボー シバボー
植え付け後の支えと、倒れかけた木の復旧は分けて考えよう!

筆者もブドウ・リンゴ・クリなどで支柱を使用

筆者自身も、ブドウやリンゴ、クリの木などで支柱を使った経験があります。

同じ果樹でも、ブドウのつるを棚へ導く誘引と、植えた木の幹を支える支柱では役割が違うので、まず支えたい場所を分けて考えたいところ。

  • 幹・根元のぐらつきを抑える:庭木の支持
  • つるや枝を棚へ導く:誘引
  • 実の重みで下がる枝を支える:枝の支持

この記事では、庭木の幹を支える方法を中心に整理します。

果樹の枝を手入れする道具は「果樹の剪定道具の選び方」で紹介しています。

一本支柱・三本支柱・鳥居型はどう選ぶ?

一本支柱のやり方:小さな木の根元を支える

小さな木を植えるときの候補になるのが、一本の杭を添える方法。

斜めに添える場合は、根鉢の外へ杭を入れ、幹と支柱が直接こすれないように結束します。

小さな木に一本の支柱を添える例と、周囲から三本で支える例を並べた図解

形が決まっても、杭の長さと太さは木や地面に合わせて選びましょう。

形特徴選ぶ前に確認したいこと
一本支柱一本の杭を木に添える小さな木を、その場所の風に対して支えられるか
三本支柱木の周囲に支点を分ける足元の広さと、各支柱の固定が確保できるか
鳥居型杭と横木を組み合わせる木の規模に合う材料・施工が必要か

「庭木なら必ず三本」「一本ならどんな苗木にも十分」と、本数だけでは決められません。

樹高だけでなく枝葉の広がりや風の抜け方も伝えて、購入した苗木店へ相談すると選びやすくなりますよ♪

三本支柱は、位置と足元の固定まで考える

三本支柱は、支点を木の周囲へ分けて支える形です。

杭を三本並べるだけで済ませず、それぞれの足元と結束部分まで安定させる必要があります。

  • 根鉢や太い根を避けて設置できる位置か
  • 支柱が隣地や通路、駐車スペースへ出ないか
  • 地面に固定でき、杭自体が動かないか
  • 幹との接触部分を保護できるか

大きな丸太の打ち込みや高い位置での結束が必要なら、自分で施工する範囲を超えていないか見直してください。

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本数より先に、足元と作業できる高さを確認しよう!

支柱・縄・当て材をそろえてから作業する

ホームセンターでは、木の写真と設置場所も伝える

買い物前に、木全体・根元・周囲の通路が分かる写真を用意しておくと、資材を相談する助けになります。

支柱の長さには地面へ入る部分も含まれるので、地上で欲しい高さだけを測って買わないのがポイント♪

用意するもの役割・確認点
庭木の支持に使える杭・竹など木と設置方法に合う長さ・太さ・状態を選ぶ
シュロ縄や樹木用の結束資材幹の成長に合わせて点検・調整できるもの
杉皮・麻布などの当て材幹に触れる部分を保護する
作業手袋・保護メガネ・足を覆う靴ささくれや打ち込み時の飛散物などに備える
杭に適した打ち込み道具材料や道具の説明に従って使う

細い野菜用支柱も、樹木を支える用途に合うか確認が必要です。

フェンスや鉢用の飾り支柱もあるので、見た目だけで代用しないようにしましょう。

シュロ縄は、幹の保護材と組み合わせる

結束資材の一例が、庭まわりの用品を扱うタカショーの「 エコランド シュロ縄 3mm×37m 黒 」です。

約3mmの太さで、必要な長さに切って使える37m巻き。

支柱を用意した後に、結束用の縄を少しずつ切り出したい場面の候補になります。

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縄を買うときは、幹に当てる保護材も忘れずに!

「 エコランド シュロ縄 」の材質はパーム繊維です。

天然素材の縄でも、幹へ直接強く巻き付ければ傷めるため、杉皮や麻布などを当てて使いましょう。

タカショーの「 エコランド シュロ縄 3mm×37m 黒 」は、支柱に合わせて切って使う園芸用の結束資材を探している方の候補です。

当て材と組み合わせて使う
PICK UP TOOL

タカショー エコランド シュロ縄 3mm×37m 黒

パーム繊維製の園芸用結束資材。結んだ後も、縄の緩みや傷み、幹への食い込みを点検して使いましょう。

庭木の支柱の立て方と、幹を傷めにくい結び方

杭を入れる位置は、根鉢と埋設物を避けて決める

小さな木へ一本の支柱を斜めに添えるなら、次の順で設置場所を考えます。

  1. 風が弱く、足元が安定する日に作業する
  2. 木の根鉢の範囲と、杭を入れる位置を確かめる
  3. 配管・ケーブルなどの埋設物がないことを確認する
  4. 根鉢を貫かない位置へ、適切な長さの杭を入れる
  5. 杭自体が安定した後、幹を保護して結束する

英国王立園芸協会の一本斜め支柱の手順では、地中へ少なくとも40cm入れる方法が示されています。

これは同じ手順で設置する場合の目安で、柔らかい土でもその深さだけで十分とは判断できません。

杭が安定しない、石に当たる、根や埋設物の位置が分からないときは、打ち込みを止めて設置場所を見直してください。

シバボー シバボー
入らない杭を、力任せに打ち続けないようにしよう!

八の字は、幹と支柱の間に交差部分を作る

幹と支柱を一つの輪で強く縛ると、互いにこすれやすくなります。

八の字に回す方法では、幹側と支柱側に輪を分け、その間で結束資材を交差させます。

幹へ幅のある当て材を巻き、支柱との間を結束資材でつないだ保護部分の図解

当て材は、縄を掛ける前に準備しておきましょう。

  • 幹に触れる部分へ杉皮・麻布などの当て材を巻く
  • 幹側と支柱側へ結束資材を回し、間に交差部分を作る
  • 結束部分がずれず、幹に食い込まない状態へ調整する
  • 専用の樹木用ベルトは、スペーサーや留め具の説明に従う

締め付けすぎだけでなく、緩すぎて幹が支柱へぶつかる状態にも注意が必要です。

幹へ針金や細い結束バンドを直接締め込む方法は避け、調整できない・すぐずれるときは結び方を教わってからやり直しましょう。

三本支柱の縄の掛け方や男結びは、支柱同士を留める箇所と樹木を留める箇所で使い分けるため、施工する形に合った実演も確認してください。

支柱は立てた後の点検と、外す時期も大切

風雨の後と成長期は、縄・幹・足元を確認

設置後に見たいのは、支柱の本数よりも結束部分と地面の変化です。

幹が太くなると縄の余裕も変わるので、立てたときの状態のまま放置しないようにしましょう。

手袋を着けた手で、庭木と支柱をつなぐ保護材と結束部分を点検するイメージ

縄だけを締め直す前に、杭の傾きや幹の傷も目で確かめてください。

点検するところ見直したい状態
幹と当て材擦れた傷・縄の食い込み・当て材のずれ
縄・ベルト切れ・ほつれ・緩み・調整できない締め付け
杭の足元ぐらつき・傾き・腐朽・割れ
周囲支柱や縄が通路へ出ている

幹へ深く食い込んでいる場合や、支柱を触ると木ごと動く場合は、無理に引き抜かず専門家へ相談してください。

シバボー シバボー
風雨の後は、木だけでなく支柱の足元も見ておこう!

外す時期は「何年たったか」だけで決めない

支柱を外す判断では、根が落ち着き、支えがなくても木が安定することが大切です。

樹種や苗木の状態、風当たりで必要な期間は変わるので、一律に「一年後に外す」と決めないようにしましょう。

  • 購入時に、支柱が必要な期間と点検時期を苗木店へ聞く
  • 成長に合わせて、結束の締まり具合を調整する
  • 外す判断に迷う木は、造園業者へ状態を見てもらう

不要になった杭は根を傷めない方法で片付け、抜いた穴も埋め戻してください。

使い終えた支柱の片付けは「園芸支柱の収納方法」で紹介しています。

打ち込み道具やスコップの保管は「園芸道具の収納方法」も参考にしてください。

庭木の支柱の立て方・選び方:まとめ

この記事は「庭木の支柱の立て方と選び方!一本支柱・三本支柱・結び方の基本」について書きました。

まず決めたいのは、木の状態と設置場所に合う支え方。

  • 一本・三本・鳥居型は、木の大きさや風当たりで選ぶ
  • 杭だけでなく、縄と幹を守る当て材も用意する
  • 根鉢と埋設物を避けて設置し、幹の擦れや食い込みを防ぐ
  • 風雨の後と成長に合わせて点検し、外す時期も確認する
シバボー シバボー
木を支える準備と、後から見直せる結び方をそろえよう♪

まずは木と根元の写真を撮り、支柱を立てられる場所を確かめてみてください♪

参考にした資料