植え替えの道具をそろえるとき、小さくても迷いやすいのが鉢底ネット。
「どんな鉢にも必要?」「100均のもので大丈夫?」「家にある水切りネットで代用できる?」と、敷く前に確かめたいこともありますよね。
基本は、鉢の穴と使う土に合わせて、土がこぼれにくく、水の出口をふさがないものを選ぶこと。
切って使うタイプなら、鉢底穴より少し大きく用意するのがポイントです。
そこでこの記事では、鉢底ネットが必要な鉢の見分け方から、選び方・敷き方・代用品の注意点まで紹介します!
というわけでこの記事は、「鉢底ネットは必要?敷き方・選び方と代用品を使う前の注意点」について書きました。
この記事がおすすめな人
- はじめて鉢植えを作り、ネットが必要か迷っている方
- 鉢の穴に合うネットの切り方・敷き方を知りたい方
- 100均のネットや、家にあるもので代用できるか考えている方
- 鉢底石を入れる袋と、穴を覆うネットの違いを整理したい方
鉢底ネットは必要?まず鉢の穴と構造を確認
土の流出を抑えるために、鉢の穴を覆う
鉢底ネットは、鉢の穴から土がこぼれるのを抑えるための網です。
大きな穴がある鉢へ土を入れるときに、穴を覆えるネットを敷いて使います。
ネットを敷けば、どんな土でも水はけがよくなるわけではありません。
水の抜け方は土や鉢の構造でも変わるため、ネットだけで解決しようとせず、鉢と用土の説明に沿って準備しましょう。
育苗用ポリポットや専用の底板がある鉢は、説明を優先
ネットの追加が適切かどうかは、鉢の種類によって違います。
たとえばサカタのタネは、一般的な一つ穴の育苗用ポリポットについて、ネットで排水が悪くなり根傷みにつながる場合があるため、通常は不要と案内しています。
| 鉢の状態 | 準備するときの考え方 |
|---|---|
| 大きな穴があり、土がこぼれそうな鉢 | 穴を覆うネットの使用を検討 |
| 育苗用ポリポット | 一律に追加せず、鉢・用土の案内を優先 |
| 専用の底板・スノコがあるプランター | 部品の取り付け方と、ネットの要否を説明書で確認 |
| 底面給水式の鉢 | 給水部分を変えてしまわないよう、指定の構成で使用 |
筆者も使っている園芸用品の一つが、鉢底ネット。
ただ、鉢が変われば穴や底の構造も違うので、準備の際は手元の鉢に合うかを確認したいところです。
鉢底ネットの選び方:サイズ・形・網目を見る
少量ならシート、切り分けるならロールも候補
鉢底ネットには、平らなシートや巻いたロール、立体的な形のものがあります。
平らなタイプを選ぶときは、鉢の直径よりも、覆いたい穴の大きさを先に確認するのがコツ♪
使いたい枚数と、鉢底へ置いたときの収まりを比べてみましょう。
| 形 | 選ぶときに見るところ |
|---|---|
| シート | 穴より少し大きく切れるか、必要な枚数を取れるか |
| ロール | 切り分けたい量と、広げたときの寸法 |
| 立体タイプ | 底のくぼみ・穴に収まるか、向きや設置方法 |
立体タイプは、平らな網を切って敷く場合と使い方が異なります。
形だけで判断せず、その製品の置き方に合わせてください。
100均でも、寸法と使い方を見て選ぶ
100均で探す場合も、確認したいのは鉢との相性です。
ダイソーでも鉢底ネットの取り扱いがありますが、平らなものと立体タイプでは形や設置方法が違います。
- 穴を覆える寸法があるか
- 網目に対して使う土が細かすぎないか
- 折れ・破れがなく、鉢底へ置けるか
- 製品の説明に、向きや鉢底石の使い方の指定があるか
切って使う製品の例:セフティー3のロール
鉢の穴に合わせて切り分けるなら、園芸用品を扱うセフティー3の「 鉢底ネットロール 普通目 30×50cm 」も候補です。
黒いネットをはさみで切って使うタイプで、大きさの違う穴へ合わせたいときに向きます。
「 セフティー3の鉢底ネットロール 」は、広げると約30×50cmで、必要な部分を切り取れるサイズ。
鉢底穴より少し大きめに切って使い、余った分は直射日光や湿気を避けて保管します。
鉢底ネットの敷き方:穴を覆ってから土を入れる
穴より少し大きく切り、鉢の内側に置く
平らな樹脂製ネットは、空の鉢へ合わせてから切ると準備を進めやすくなります♪
切るときははさみの刃先に手を近づけず、細かな切れ端も片付けてください。
- 鉢底の穴の位置と大きさを確かめる
- ネットを穴より少し大きめに切る
- 鉢の内側から穴全体を覆うように置く
- 穴がはみ出していないか、ネットが折れ上がっていないかを見る
- 鉢・植物・用土の案内に沿って、鉢底石や土を入れる
穴と同じ大きさに切ってしまうと、位置がずれたときに穴が露出しやすくなります。
大きく余らせて折り重ねるより、穴を覆える余裕を残し、底へ収まる形に整えましょう。
立体タイプは、向きと設置位置を製品ごとに確認
立体タイプを使うときは、平らなネットと同じ感覚で切ったり、つぶしたりせず、製品の指定に合わせます。
ダイソーの「鉢底ネット(8個組)」には、大きな鉢では周囲に底石を適量入れて使う案内があります。
鉢底ネットは代用できる?水切りネットなどを使う前に
「水が通る」と「鉢底へ敷ける」を分けて考える
水切りネット・不織布・コーヒーフィルターなどは、鉢底ネットの代用品として気になる素材ですよね。
けれど、キッチンで水を通す素材でも、湿った土の下で形を保ち、鉢の穴を覆えるかは別の問題です。
| 代用品の候補 | 使う前に確認したいこと |
|---|---|
| 水切りネット・網状の端材 | 伸びや破れ、土の重さで穴へ落ち込まないか |
| 不織布・紙のフィルター | 土と接した状態で目詰まりしないか、用途が合うか |
| キッチンペーパー・スポンジ | 水を保持したり穴をふさいだりする配置にならないか |
代用品の素材や加工はさまざまなので、この一覧だけで使用できるとは判断しないでください。
用途を確かめられない場合は、鉢底用として販売されているものを選ぶのが無理のない方法です。
迷うなら、サイズを合わせられる鉢底用ネットへ
いくつかの鉢へ切り分けて使いたい方には、「 セフティー3 鉢底ネットロール 普通目 30×50cm 」のようなロールタイプが候補になります。
鉢底ネットでよくある疑問
鉢底石を入れる袋も同じもの?
鉢の穴を覆うネットと、鉢底石をまとめる袋は、使う位置と役割が違います。
石を入れた袋は植え替え時に石と土を分けやすくするものなので、穴を覆うネットの代わりになるかは、鉢の構造も含めて判断してください。
石の取り分けや片付けは「鉢底石の再利用と洗い方」で紹介しています。
一度使ったネットは、もう一度使える?
再利用するなら、まず付着した土や根を取り、破れや変形がないかを確認しましょう。
- もろくなった網や、穴を覆えないものは交換
- 再利用方法・保管方法に指定があれば、製品の案内を優先
前の植物に病気が疑われる場合は、そのまま別の鉢へ使い回さず、病気に応じた対処を確認してください。
土も一緒に再利用していい?
ネットが使える状態でも、土を再利用できるかは別に確認する必要があります。
前の植物や土の状態、再生の準備は「プランターの古い土を再生する方法」で解説しています。
鉢底ネットの選び方・敷き方:まとめ
この記事は「鉢底ネットは必要?敷き方・選び方と代用品を使う前の注意点」について書きました。
鉢底ネットは、鉢の穴・底の構造・使う土に合わせて選ぶのが基本です。
- ネットが必要かは、鉢や用土の説明を確認
- 平らなネットは穴より少し大きく切り、内側から覆う
- シート・ロール・立体タイプは、使う量と鉢との相性で選ぶ
- 代用品は、水を通すだけでなく、土を支えて形を保てるかも確認
手元の鉢に合うネットを用意して、次の植え替えに役立ててください♪