庭や玄関に散らばった落ち葉を、立ったまま一か所へ寄せられるブロワー。
広い範囲を手で掃く回数が減り、庭木の根元や段差のすき間に入った葉も動かしやすい道具ですよね♪
でも、いざ使ってみると、「落ち葉があちこちへ逃げる」とか、「砂利まで飛ばしそうで怖い……」と戸惑う方も多いはず。
ブロワーで落ち葉を集める方法は、最大風量で追いかけるより、回収場所を先に決めて弱い風から少しずつ寄せるのが基本です。
そこでこの記事では、複数のブロワーを庭や玄関で使う筆者が、落ち葉を散らかしにくい作業手順を解説します!
芝生・砂利・玄関で変えたい風の当て方や、ぬれた葉を無理に動かさない判断、吹き寄せ後の回収方法まで紹介します。
この記事を読めば、ブロワーを使い始める前の準備から、落ち葉を袋へ入れるまでの流れが分かりますよ♪
というわけでこの記事は、「ブロワーで落ち葉を集めるコツ!芝生・砂利・玄関の使い方」について書きました。
この記事がおすすめな人
- ブロワーを使うと落ち葉が散らばってしまう方
- 芝生や砂利で風量をどう調整するか知りたい方
- 玄関や駐車場を短時間で掃除したい方
- ぬれた落ち葉を無理に飛ばしてよいか迷っている方
- 吹き寄せたあとの回収方法まで知りたい方
ブロワー掃除は「回収場所・風向き・弱い風」の3つがコツ
落ち葉を散らかしにくくするコツは、スイッチを入れる前に作業のゴールを決めることです。
| 先に決めること | 確認する内容 | 散らかりにくくなる理由 |
|---|---|---|
| 回収場所 | シート、ガーデンバッグ、舗装面の近く | 落ち葉を運ぶ方向がぶれない |
| 風向き | 自然の風が吹く先 | 吹き戻される回数を減らせる |
| 最初の強さ | 弱い風から試す | 地面や葉の動きに合わせやすい |
筆者も庭で使うときは、落ち葉を大きな一山へ集めようとせず、回収できる大きさでいったん止めています。
山が大きくなるほど、正面から風を当てたときに上の葉が舞いやすくなるからです。
ブロワーの強さを数字から選びたい方は、風量と風速の違いもあわせて確認できます。
ブロワーで落ち葉を集める5つの手順
ブロワーでの落ち葉の集め方は、障害物を除いてから外側の葉を内側へ運び、最後を手作業で回収するのが基本です。
4つの流れを先に決めておけば、強い風で落ち葉を追い回さず、回収まで迷わず進められますよ♪
1.人と車がいない時間を選び、保護具を着ける
最初に、人・ペット・車が作業範囲や風下へ入らないことを確認します。
落ち葉の下には小石や硬い枝が隠れていることがあるため、保護メガネ、長ズボン、滑りにくい靴を着用しましょう。
ほこりが立つ場所では防じんマスク、音が大きい機種や長時間の作業では耳栓・イヤーマフも使います。
耳の保護具を選ぶときは、草刈り・庭そうじ用イヤーマフの選び方も参考にしてください。
2.小石・太い枝・金属片を先に取り除く
ブロワーを止め、バッテリーまたは電源プラグを外した状態で、目立つ異物を熊手やトングで取り除きます。
硬い物が風で飛ぶと、人や窓、車へ当たるおそれがあります。
砂利ではすべての石を取り除けないため、落ち葉だけが動く弱さへ調整することが大切です。
3.風下側へ回収場所を作る
自然の風を確認し、落ち葉が流れる側へシートやガーデンバッグを用意します。
玄関なら壁の角や広い舗装面、庭なら熊手で回収しやすい場所をゴールにすると、袋まで何度も運ばずに済みますよ♪
道路・側溝・隣家へ向かう風なら、無理に始めず、風が弱まる時間へずらしましょう。
4.弱い風で試し、外側から同じ方向へ寄せる
ノズルを落ち葉へ真正面から近づけると、一気に舞い上がる場合があります。
最初は少し離れた位置から短く風を当て、葉が地面を滑る強さへ合わせます。
動き方が分かったら、作業範囲の外側から回収場所へ向けて、左右に小さく振りながら寄せていきましょう。
5.小さな山ごとに手作業や吸い込みへ切り替える
落ち葉がまとまったら送風を止め、熊手・竹ぼうき・大型ちり取りで袋へ移します。
ブロワバキュームを使う場合も、砂利が混じらない舗装面やシートへ移してから吸い込むと、硬い異物を巻き込みにくくなります。
一台で吸い込みまで行うか迷っている方は、ブロワーとブロワーバキュームの違いをご覧ください。
芝生・砂利・玄関では、落ち葉の動き方と飛ばしたくない物が違うため、同じ風量のまま進めないことが大切です。
芝生で落ち葉を集めるコツ
芝生では、葉を高く舞わせるより、芝の表面を滑らせるように少量ずつ動かします。
芝生の外側から回収場所へ細い帯を作る
広い面へ一度に風を当てると、落ち葉の行き先が分かれやすくなります。
庭をいくつかの範囲へ分け、外周から回収場所へ向かう細い帯を作るイメージで進めましょう。
すでにできた山へ正面から強い風を当てず、その手前の葉を山の下側へ足すと崩れにくくなりますよ♪
芝へ張り付いた葉は熊手で浮かせる
朝露や雨で湿った葉は、乾いた葉より芝へ張り付きやすい状態。
風量を上げ続けるのではなく、樹脂製の熊手でやさしく浮かせてから寄せるか、乾いてから作業すると手早く終わりますよ♪
芝生を強くかくと葉や地面を傷めるため、落ち葉だけを持ち上げるように軽く動かしてください。
砂利で落ち葉を集めるコツ
砂利では、落ち葉と石の重さの違いを利用し、弱い風で葉だけを動かすのがポイント。
ノズルを地面へ近づけすぎず、弱い風から始める
ノズルを砂利へ近づけて強く吹くと、小石や砂ぼこりまで飛びやすくなります。
少し離れた位置から短く風を当て、落ち葉だけが動く強さを探しましょう。
葉が動かないときも、いきなり最大へ上げず、ノズルの向きと立ち位置を変えてから一段ずつ強くしましょう。
舗装面やシートへ出してから回収する
砂利の上で落ち葉の山を完成させるより、隣のコンクリートや敷いたシートまで運ぶ方が回収しやすくなりますよ♪
ブロワバキュームで砂利の上を直接吸うと、小石を巻き込むおそれがあります。
筆者が使うMUB005GZも、乾いた落ち葉を吹き寄せ、硬い異物が混じらない場所へ移してから吸い込みへ切り替えます。
吸い込みや重さの実感は、マキタMUB005GZの実機レビューで詳しく紹介しています。
玄関・駐車場で落ち葉を集めるコツ
平らな舗装面は葉が動きやすいため、狭いすき間から広い場所へ出し、最後にほうきで整えると効率的です。
隅と段差の葉を先に広い場所へ出す
玄関の角、植木鉢の裏、段差の下へ入った葉から先に吹き出します。
広い場所へ出した葉は、道路側ではなく敷地の内側へ向けて小さな山へ寄せましょう。
筆者は小回りの利くUB185DZを玄関へ持ち出し、葉や細かなごみの動きに合わせて風を調整しています。
細かな砂はほうきで仕上げる
ブロワーで細かな砂まで完全に追いかけると、ほこりが舞い、作業範囲も広がりやすくなります。
大きな葉を吹き寄せたところで止め、残った砂や小さな葉は竹ぼうきとちり取りで仕上げるのが近道です。
乾いた落ち葉とぬれた落ち葉で使い方を変える
ブロワーが得意なのは、地面へ張り付いていない乾いた落ち葉です。
| 落ち葉の状態 | 進め方 | 無理をしない判断 |
|---|---|---|
| 乾いて軽い | 弱い風から寄せる | 舞い上がるなら風を下げる |
| 少し湿っている | 熊手で浮かせ、小分けに動かす | 芝や舗装面へ張り付くなら中止 |
| 雨でぬれて重い | 水が切れて乾くのを待つ | 最大風量でも動かない葉を追わない |
ぬれた葉へ強い風を当て続けると、作業時間が延び、土や砂まで動かしやすくなります。
その日のうちに片付ける必要がある場合は、熊手やほうきで小さくまとめ、手作業で回収しましょう。
筆者が場所と落ち葉の量で使い分ける3台
筆者は、掃除する範囲と回収方法に合わせて3台を使い分けています。
| 実機 | 主に使う場面 | 使って感じること |
|---|---|---|
| マキタ UB185DZ | 玄関、庭の短時間清掃 | すぐ持ち出しやすく、隅へ狙って風を当てやすい |
| マキタ MUB400 | コンセントを使える庭、作業後の清掃 | 軽くて向きを変えやすく、コード式で風が安定する |
| マキタ MUB005GZ | 乾いた落ち葉が多く、吸い込み回収まで行う日 | 吹き寄せから回収まで進めやすいが、小型機より重さと音が気になる |
機種をまだ決めていない方は、落ち葉掃除におすすめの道具で熊手やブロワバキュームも含めて比べられます。
ブロワーで落ち葉を集めるときの失敗と対策
落ち葉が四方へ散らばる
風が強すぎるか、山へ真正面から風を当てている可能性があります。
風量を下げ、山の手前にある葉を下側へ差し込むように寄せてください。
同じ落ち葉を何度も追いかける
回収場所が決まっていないと、立ち位置を変えるたびに葉の進む方向も変わります。
自然の風下へゴールを一つ決め、外側から同じ方向へ進みましょう。
山を大きくしすぎて回収できない
大きな山は上の葉が舞いやすく、ちり取りや袋へも入れにくいもの。
両手や大型ちり取りで扱える量になったら送風を止め、こまめに回収するのがコツです♪
砂利やほこりまで飛ばしてしまう
ノズルが地面へ近すぎるか、最初から風を上げすぎている可能性があります。
人や車がいないことを確認して運転を止め、ノズルの位置を上げてから弱い風でやり直しましょう。
ブロワーを安全に使うための注意点
ブロワーは落ち葉だけでなく、小石や硬いごみを勢いよく動かす道具です。
- 人・ペット・車・窓・道路へノズルを向けない
- 作業前に小石、太い枝、金属片を取り除く
- 保護メガネ、長ズボン、滑りにくい靴を着用する
- ほこりや騒音に合わせて防じんマスクと耳の保護具を使う
- 砂利では弱い風から始め、落ち葉だけが動く強さにする
- 異音、強い振動、焦げたにおいが出たら運転を止める
- ノズルや吸込口を確認する前に、バッテリーまたは電源プラグを外す
住宅街では、落ち葉やほこりが隣家へ出ない向きと、周囲の迷惑になりにくい時間帯も選びましょう。
ブロワーで落ち葉を集めるよくある質問
ブロワーは落ち葉へどのくらい近づける?
地面や機種によって適切な距離が変わるため、一律に何cmとは決められません。
最初は少し離して弱い風を当て、落ち葉だけが地面を滑る位置へ少しずつ調整してください。
落ち葉は中央と端のどちらへ集める?
袋やシートを置けて、道路や隣家から離れた場所へ集めます。
庭の端でも、塀へ強く吹き付けると葉が跳ね返るため、少し手前に小さな山を作りましょう。
芝生の落ち葉は全部ブロワーだけで取れる?
乾いた葉は動かしやすいものの、芝へ絡んだ葉や湿った葉が残ることがあります。
最後は樹脂製の熊手で軽くかき出し、ブロワーで動かせる葉と分けるときれいに仕上がります。
砂利の落ち葉をブロワバキュームで吸ってもよい?
小石を巻き込むおそれがあるため、砂利の上から直接吸い込まないでください。
最初にブロワーモードで落ち葉を舗装面やシートへ移し、硬い異物がないことを確認してから回収します。
ブロワーで落ち葉を集めるコツ:まとめ
この記事は「ブロワーで落ち葉を集めるコツ!芝生・砂利・玄関の使い方」について書きました。
落ち葉を散らかさずに集めるには、回収場所を決め、風向きを確認し、弱い風から始めることが大切です。
- 芝生: 外側から細い帯を作り、張り付いた葉は熊手で浮かせる
- 砂利: 落ち葉だけが動く弱さにして、舗装面やシートへ移す
- 玄関: 隅から広い面へ出し、細かな砂はほうきで仕上げる
- 回収: 大きな山にせず、扱える量で送風を止める
道具の組み合わせも見直したい方は、落ち葉掃除におすすめの道具7選を参考にしてください。
自宅の地面と落ち葉の状態に合わせ、無理なく片付けられる範囲から始めましょう♪