芝生の中に雑草が増えてくると、手で抜き続けるべきか、芝生用除草剤を使うべきか迷いますよね。
一般的な除草剤を選ぶと芝まで傷めるおそれがあり、芝生用でも日本芝・西洋芝の違いや対象雑草を確認しなければなりません。
でも、いざ探してみると、「粒剤と液剤はどう使い分ける?」とか、「コニシキソウやスズメノカタビラにも効く?」と悩む方も多いはず。
芝生用除草剤は、雑草が生える前から小さい時期に使う粒剤と、すでに葉が広がった雑草へ使う液剤で得意な場面が異なります。
そこでこの記事では、家庭の芝生で使いやすい除草剤を6商品に絞り、剤型・適用芝・対象雑草・散布面積を比較します!
筆者宅の姫高麗芝でも芝生用の粒剤を使い、雑草の変化を確認してきました。
この記事を読めば、芝の種類と生えている雑草に合う商品を選び、ラベルに沿って安全に散布できるようになりますよ♪
というわけでこの記事は、「芝生用除草剤おすすめ6選!粒剤・液剤の違いと雑草別の選び方」について書きました。
この記事がおすすめな人
- 姫高麗芝や高麗芝に使える除草剤を探している方
- コニシキソウやスズメノカタビラを減らしたい方
- 粒剤・原液・そのまま使える液剤の違いを知りたい方
- 庭の広さに合う容量と散布方法を選びたい方
- 芝を傷めにくい使用時期と注意点を確認したい方
芝生用除草剤おすすめ6商品を一覧で比較
今回紹介する6商品を、剤型・適用芝・得意な使い方で比較しました。
まず芝の種類を確認し、次に雑草の名前と生育段階を照らし合わせるのが失敗を減らす順番です♪
| 外観 | 商品名 | 向いている用途 | 選ぶポイント | 購入先 |
|---|---|---|---|---|
| | シバキープIII粒剤 | 姫高麗芝で粒剤から始めたい人 | 900g・22.5〜45㎡・筆者使用 | |
| | シバニードアップ粒剤 | 粒剤で雑草の発生を抑えたい人 | 700g・日本芝用・効果約4か月 | |
| | シバゲンDF | 広い日本芝へ希釈して使いたい人 | 20g・水和剤・計量と噴霧器が必要 | |
| | シバキープAL | 生えている広葉雑草へ直接まきたい人 | 2L・希釈不要・10〜26㎡ | |
| | シバニードシャワーDX | 希釈せず液剤を散布したい人 | 2L・日本芝用・効果約3か月 | |
| | シバキーププラスα | 除草と施肥を一度に済ませたい人 | 1.1kg・27.5〜55㎡・肥料入り |
結論からいうと、姫高麗芝で初めて粒剤を使うなら、散布量と面積を把握しやすい「シバキープIII粒剤」が有力候補。
生えそろった広葉雑草へ直接使うなら希釈不要の液剤、広い日本芝を管理するなら少量を正確に量って希釈するシバゲンDFが選択肢になります。
筆者宅の姫高麗芝にはコニシキソウとスズメノカタビラがしつこく生えていましたが、秋口と春口にシバキープIII粒剤を散布したところ、どちらにも効果を感じました。
ただし、雑草の生育段階や天候、散布量で結果は変わるため、この使用感だけでなく購入した商品のラベルを優先してください。
芝生用除草剤を選ぶ4つのポイント
日本芝・西洋芝など適用する芝を確認する
最初に確認したいのは、庭の芝が商品ラベルの適用作物に含まれているかです。
高麗芝や姫高麗芝は日本芝に含まれますが、西洋芝へ使える商品は限られます。
たとえばシバキープIII粒剤は日本芝が対象で、シバキープALは日本芝に加えてケンタッキーブルーグラスにも使える設計。
芝の種類が分からない場合は、葉幅や冬の色だけで決めつけず、施工記録や購入先を確認してから使いましょう。
粒剤と液剤は雑草の生育段階で使い分ける
粒剤は、雑草が発生する前から生え始めの時期に地面へ均一にまき、発生を抑えたい場面に向きます。
液剤は葉や茎へかかるため、すでに姿が見えている雑草を狙いやすい方式です。
ただし、剤型だけで効果を判断せず、対象雑草と使用時期がラベルに一致しているか確認してください。
イネ科雑草と広葉雑草を見分ける
芝生の雑草は、スズメノカタビラのようなイネ科と、コニシキソウやカタバミのような広葉雑草で効く成分が異なります。
シバキープALはコニシキソウなどの一年生広葉雑草が対象ですが、イネ科雑草には使えません。
一方、シバキープIII粒剤は一年生イネ科雑草と一年生・多年生広葉雑草を対象にしています。
多年生のチガヤ、ササ、ススキなど、商品によって対象外と明記される雑草もあるため注意が必要です。
庭の面積と散布道具から選ぶ
そのまま使える粒剤やシャワー剤は手軽ですが、広い庭では必要な本数や袋数が増えます。
水で希釈するシバゲンDFは広い面積へ使いやすい一方、正確な計量と噴霧器、散布液を均一にまく技術が必要。
購入前に芝生の縦と横を測り、面積とラベルの使用量から必要量を計算しましょう。
目分量で多めにまくと芝を傷めるおそれがあるため、容器の目盛りや計量器を使って表示量を守ってください。
芝生用除草剤を使う前の安全確認
芝生用除草剤は農薬なので、使用回数・使用量・時期・適用作物をラベルどおりに守るのが基本です。
新しく張った芝、根切り直後、弱っている芝、高温や乾燥が続く条件では使えない商品があります。
散布時は長袖・長ズボン・手袋を着用し、商品表示で求められる保護眼鏡や農薬用マスクも準備しましょう。
子供やペットは散布場所へ入れず、液剤は乾くまで、粒剤はラベルに示された注意に従って立ち入りを避けてください。
散布中に風が強くなったり、薬剤が周囲の花壇や菜園へ飛ぶおそれが出たりした場合は作業を中止します。
複数の除草剤や肥料を同じ日に自己判断で重ねず、必要ならメーカーの相談窓口へ確認しましょう。
芝生用除草剤おすすめ6選
それでは、家庭の芝生におすすめの除草剤を6商品紹介していきます。
同じブランドでも適用芝と対象雑草が異なるため、商品名だけで選ばずラベルまで確認してください。
レインボー薬品 シバキープIII粒剤900g|筆者宅の姫高麗芝でも使用
1つ目の姫高麗芝におすすめな粒剤は、筆者も使う「 レインボー薬品 シバキープIII粒剤900g 」です。
日本芝とタマリュウに使え、一年生イネ科雑草と一年生・多年生広葉雑草を対象にした商品です。
「 シバキープIII粒剤900g 」の散布量は1㎡あたり20〜40gで、900g入りは約22.5〜45㎡が目安。

筆者宅では、秋口と春口に、抜いても生えやすかったコニシキソウとスズメノカタビラがある姫高麗芝へ散布しました。
ほかの除草剤を使ってもなかなか枯れずにいた雑草が、散布からおよそ1週間で枯れ始め、最後はカリカリの状態に。
散布前後で姫高麗芝の元気さは変わらず、雑草だけが減った芝生は見違えるようにきれいになりました♪
手軽な粒剤ですが、生えそろって大きくなった雑草へ即効性を求める商品ではありません。
高温が長く続く時期や、新しく張った芝と根切り作業後の芝には使わないなど、散布条件を守る必要があります。
レインボー薬品の「 シバキープIII粒剤900g 」は、日本芝で予防から生え始めの雑草を対策したい方におすすめな粒剤です♪
住友化学園芸 シバニードアップ粒剤700g|雑草の発生を長く抑えたい方向け
2つ目の雑草予防におすすめな粒剤は、「 住友化学園芸 シバニードアップ粒剤700g 」です。
「 シバニードアップ粒剤700g 」は日本芝に生える一年生雑草を対象とし、メーカーが示す効果持続は約4か月です。
粒をそのまま散布できるため、希釈液をつくる作業はありません。

すでに大きく育った雑草へ使うより、雑草の発生前から生育初期に散布したい方向け。
日本芝専用なので、西洋芝の庭では選ばないでください。
住友化学園芸の「 シバニードアップ粒剤700g 」は、発生前から生育初期の一年生雑草を長く抑えたい方におすすめな粒剤です♪
石原バイオサイエンス シバゲンDF20g|広い日本芝へ希釈して散布
3つ目の広い日本芝におすすめな除草剤は、「 石原バイオサイエンス シバゲンDF20g 」です。
「 シバゲンDF20g 」は、日本芝の一年生雑草と多年生広葉雑草に加え、ハマスゲやヒメクグなども対象に含む水和剤です。
通常の使用量は10aあたり10〜30gと少ないため、家庭の庭では精密な計量が欠かせません。

そのまままける商品ではなく、計量器・噴霧器・保護具を用意して均一に散布する必要があります。
石原バイオサイエンスの製品情報では、農薬用マスクや手袋、長袖・長ズボンの着用も案内されているため、初心者が手軽さだけで選ぶ商品ではありません。
石原バイオサイエンスの「 シバゲンDF20g 」は、計量と噴霧器の扱いに慣れ、広い日本芝を管理したい方におすすめな除草剤です♪
レインボー薬品 シバキープAL2L|生えている広葉雑草を狙いやすい
4つ目の生えている広葉雑草におすすめな液剤は、「 レインボー薬品 シバキープAL2L 」です。
「 シバキープAL2L 」は日本芝とケンタッキーブルーグラスに使え、コニシキソウを含む一年生広葉雑草が対象です。
ボトルからそのまま散布でき、2Lで約10〜26㎡が使用面積の目安。

スズメノカタビラなどのイネ科雑草は対象外なので、庭に生えている雑草を見分けてから選びましょう。
散布後6時間以内に雨が降ると効果が低下する場合があるため、天気予報も確認しましょう。
レインボー薬品の「 シバキープAL2L 」は、今生えているコニシキソウなどへ希釈せず散布したい方におすすめな液剤です♪
住友化学園芸 マイターフ シバニードシャワーDX2L|容器から直接散布
5つ目の手軽な散布におすすめな液剤は、「 住友化学園芸 マイターフ シバニードシャワーDX2L 」です。
「 シバニードシャワーDX2L 」は日本芝へ使うシャワー剤で、一年生雑草と多年生広葉雑草が対象です。
メーカーが示す効果持続は約3か月で、容器から直接散布できます。

噴霧器を準備せずに使える反面、広い芝生では2Lボトルを複数用意する可能性があります。
適用する雑草と使用量は芝の状態でも変わるため、散布前に容器の表を確認してください。
住友化学園芸の「 シバニードシャワーDX2L 」は、噴霧器を使わず日本芝へ直接散布したい方におすすめな液剤です♪
レインボー薬品 シバキーププラスα1.1kg|除草と施肥をまとめたい方向け
6つ目の除草と施肥におすすめな粒剤は、「 レインボー薬品 シバキーププラスα1.1kg 」です。
「 シバキーププラスα1.1kg 」は、日本芝の一年生イネ科雑草と一年生・多年生広葉雑草を対象にし、肥料成分も含む粒剤です。
1㎡あたり20〜40gを散布し、1.1kgで約27.5〜55㎡が目安。

除草と施肥の作業をまとめられる一方、芝が弱っているときに肥料まで追加したいとは限りません。
ほかの芝生用肥料を使っている方は成分を重ねず、散布時期を整理してから選びましょう。
レインボー薬品の「 シバキーププラスα1.1kg 」は、雑草予防と施肥を一度の散布で済ませたい方におすすめな粒剤です♪
芝生用除草剤を使う流れ
散布前に雑草をすべて抜いてしまうと、種類を確認できず、液剤をかける葉もなくなる場合があります。
まず芝と雑草の種類を確認し、商品ラベルにある散布時期と天候条件を照らし合わせましょう。
粒剤は芝生の面積ごとに必要量を分け、縦方向と横方向の2回に分けて均一にまくと偏りを減らせます。
液剤は対象雑草の葉へかけますが、花壇・菜園・庭木の根元へ飛散させないよう風のない条件で作業してください。
散布後は日付・商品名・量・天候をメモし、芝の変色や雑草の変化を観察します。
除草剤を使わず部分的に抜きたい場合は、根を狙いやすい草取り道具おすすめ6選も参考にしてください。
肥料入り商品と通常の肥料を使い分けたい方は、芝生用肥料おすすめ7選で粒状・液体の違いを確認できます。
芝生用除草剤のよくある質問
芝生用除草剤なら芝は枯れませんか?
適用する芝へラベルどおりに使うことを前提にした商品ですが、高温・乾燥・芝の弱り・散布量の超過などで薬害が起こる可能性はあります。
「芝生用」という表示だけで判断せず、日本芝・西洋芝の区分と使用条件を確認してください。
コニシキソウとスズメノカタビラへ同じ液剤を使えますか?
コニシキソウは広葉雑草、スズメノカタビラはイネ科雑草なので、同じ液剤が両方を対象にするとは限りません。
たとえばシバキープALはコニシキソウが対象ですが、イネ科雑草は対象外です。
散布後はすぐに効きますか?
効果が見え始めるまでの期間は、商品・雑草の種類・生育段階・天候で変わります。
粒剤は予防から生育初期向けの商品が多いため、散布直後に大きな雑草が枯れるとは考えないほうがよいでしょう。
雨の前に散布しても大丈夫ですか?
商品ごとに条件が異なり、液剤は散布後すぐに雨が降ると効果が低下する場合があります。
シバキープALは散布後6時間以内の降雨を避ける案内があるため、当日だけでなく翌朝までの予報を見て作業日を決めましょう。
子供やペットがいる庭でも使えますか?
散布中は子供やペットを近づけず、散布当日は芝生へ入れないのが基本です。
液剤は乾くまで立ち入らせず、粒剤も容器にある使用上の注意を優先してください。
芝生用除草剤おすすめ:まとめ
この記事は「芝生用除草剤おすすめ6選!粒剤・液剤の違いと雑草別の選び方」について書きました。
芝生用除草剤は、粒剤と液剤のどちらが強いかではなく、芝の種類・雑草の名前・生育段階に合わせて選ぶのが大切です。
姫高麗芝で粒剤から始めるならシバキープIII粒剤、生えている広葉雑草へ直接使うならシバキープAL、広い日本芝を噴霧器で管理するならシバゲンDFが候補になります。
筆者宅では秋口と春口にシバキープIII粒剤を使い、しつこかったコニシキソウとスズメノカタビラは、およそ1週間後から枯れ始めました。
ただし、庭の条件で結果は変わるため、使用量を増やさずラベルの適用と時期を守ってください。
雑草を減らしながら芝の状態も観察し、自宅で続けやすい管理方法を選んでいきましょう♪