竹や果樹の剪定枝が大量に出る場所で、枝を短く切って束ねる手間を減らしたいときに頼れるのが、エンジン式のウッドチッパー。
なかでもハイガーのHG-65HP-GGSは、7馬力のエンジンと公称最大105mmの粉砕能力を備えた大型モデルです。
でも、購入前には「本当に太い枝や竹まで詰まらず砕ける?」とか、「住宅が近くても使える音なのかな……?」と気になりますよね。
最大枝径は条件のよい枝での上限であり、枝の硬さ・曲がり・節・水分によっては、細くても詰まることがあります。
そこでこの記事では、実家にあるHG-65HP-GGSで竹や桃などの剪定枝を粉砕した経験から、処理できた太さ・詰まり・運転音まで本音でレビューします!
HG-65HP-GGSの口コミや、ハイガーの粉砕機に関する感想だけでは分かりにくい、公称値と実際に扱いやすかった枝の太さの差も確認しましょう。
この記事を読めば、HG-65HP-GGSの公称値と実際の使い勝手を分けて考え、自宅の作業場所に合うか判断できますよ♪
というわけでこの記事は、「ハイガーHG-65HP-GGSを実機レビュー!竹・剪定枝の粉砕力と詰まりやすさ」について書きました。
この記事がおすすめな人
- 竹や果樹の剪定枝をまとめて処理したい方
- HG-65HP-GGSの実際の粉砕力を知りたい方
- 公称最大枝径105mmの考え方が気になる方
- 太い枝や竹が詰まる条件を確認したい方
- エンジン音や本体重量を受け入れられるか判断したい方
ハイガーHG-65HP-GGSを実機レビュー
今回レビューするのは、実家で使用しているハイガーの「 エンジン式粉砕機 HG-65HP-GGS 」です。
HG-65HP-GGSは、7馬力・212ccの4ストロークOHVエンジンを搭載し、公式の最大枝径105mmに対応する大型モデルです。
筆者は家の裏に生えている竹と、桃をはじめとした果樹の剪定で出た枝を小さくするために使いました。
HG-65HP-GGSの主な仕様
実際の使用感を見る前に、作業場所と運搬方法を決めるための公式仕様をまとめました。
| 項目 | 公式仕様 | 使う前に考えたいこと |
|---|---|---|
| エンジン | 4ストロークOHV・7.0HP | 家庭用コンセントがない場所でも使えるが、燃料と整備が必要 |
| 総排気量 | 212cc | 大量の剪定枝を処理するための動力 |
| 粉砕可能な枝径 | 最大105mm | 枝の硬さ・曲がり・節によっては公称値以下でも詰まる |
| 始動方式 | リコイル式 | スターターロープを引いて始動する |
| 燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | 火気のない屋外で補給し、運搬前は燃料を抜く |
| 刃 | 両刃2枚 | 摩耗したら研磨・反転・交換が必要 |
| 本体寸法 | 1450×530×1080mm | 軽トラックや保管場所の入口まで確認したい大きさ |
| 本体重量 | 85kg | 持ち上げて運ぶ機械ではなく、平坦な場所を車輪で動かす |
公式の最大枝径105mmは、直径10cmほどの枝を常に処理できるという意味ではありません。
取扱説明書にも、105mm以下でも硬さや曲がりによって粉砕できず、詰まる場合があると書かれています。
HG-65HP-GGSを使って感じた良かった点
親指大の剪定枝を処理できた
実際に使った際は、親指大ほどの剪定枝を処理できました。
桃などを剪定すると、細い枝でも長さと枝分かれがあるため、そのままでは運びにくく、かさも増えます。
HG-65HP-GGSへ入れる前に横枝を落とし、投入口へまっすぐ入る形に整えます。
粉砕した量や処理時間は計測していないため、時間短縮率までは断定できません。
体験から確認できたのは、親指大ほどの枝を処理できたことと、太すぎる枝では詰まることがあった点です。
筆者が処理できた親指大を出発点にすれば、公称値だけで投入する枝を決めずに済みます♪
竹も粉砕できた
実家の裏に生えた竹もHG-65HP-GGSで粉砕した経験があります。
竹の種類・太さ・乾燥状態は記録しておらず、現在の公式基準へ適合していたかは確認できません。
HAIGE公式サポートでは、粉砕できる竹は完全な青竹のみで、黄色や茶色へ変色した竹と太い孟宗竹は粉砕不可と案内しています。
条件に合う青竹でもドラムへ巻き付くと除去が難しくなるため、取扱説明書に従って少量ずつ投入してください。
電源コードを引かずに広い場所で使える
エンジン式の強みは、家庭用コンセントから離れた場所でも動かせること。
竹が生えている家の裏や、果樹の剪定場所まで太い延長コードを引く必要がありません。
ただし、85kgあるため、傾斜・段差・ぬかるみを越えて自由に持ち運べるわけではない点に注意が必要です。
作業前に、保管場所から取扱説明書の設置条件を満たす作業場所まで車輪で移動できるか確認しましょう。
条件が合う広い敷地なら、電源の位置を気にせず枝を処理できるのは便利です♪
筆者の体験では、粉砕力だけでなく、太い枝の詰まりと大きな運転音まで受け入れられるかが導入判断の分かれ目でした。
HG-65HP-GGSを使って気になった点
太い枝では詰まることがあった
実際に使ったときは、親指大の枝を中心に処理できましたが、あまりに太い枝では詰まることがありました。
「最大105mmだから太い枝も全部入れられる」と考えるより、最初は細い枝から試し、エンジン音と回転の落ち方を確認するのが現実的です。
エンジンの回転が落ちたら投入を止め、元の回転へ戻ってから次の枝を入れます。
異音・異臭・煙が出た状態で続けると、ベルトやクラッチの破損、火災につながるおそれがあるため、直ちにエンジンを停止してください。
運転音は大きい
HG-65HP-GGSを動かして強く印象に残ったのが、大きな運転音です。
7馬力のエンジン音に加え、枝が刃へ当たる音と粉砕片が排出される音も発生します。
隣家が近い住宅地で使う場合は、大きな運転音を出せる場所と時間帯を確保できるか確認が必要です。
早朝・夕方を避け、近隣へ配慮できる時間帯を選び、耳栓またはイヤーマフを着用しましょう。
エンジン式以外も含めて比較したい方は、ガーデンシュレッダーおすすめ6選を参考にしてください。
85kgあり、保管と移動に場所を選ぶ
本体重量は85kgで、組み立てと運搬は2人以上で行うよう取扱説明書に記載されています。
タイヤは付いていますが、柔らかい土・傾斜・段差では本体が傾き、一人で制御できないことも。
保管場所の床面、入口の幅、雨を避けられる環境まで決めてから導入したい大型機です。
公称最大105mmをどう考える?
最大105mmは、HG-65HP-GGSが対応できる枝径の上限を示した公式値です。
取扱説明書では、直径106mm以上の枝や竹は粉砕できず、それ以下でも硬さ・曲がり具合などで詰まる場合があると注意されています。
筆者の経験でも、太い枝ほど安心して処理できるわけではありませんでした。
購入後の基準は、公称値いっぱいではなく、親指大ほどの扱いやすい枝から始めるのが安全です。
- 枝分かれは剪定ばさみや太枝切りばさみで落とす
- 根と土が付いた木は入れない
- 濡れた草木や乾きすぎた木は入れない
- 短く太い木を横向きに入れない
- 回転が落ちたら次の投入を待つ
太すぎる枝は無理に粉砕せず、薪・自治体の剪定枝回収・別の処分方法へ分けてください。
詰まりを減らす枝と竹の入れ方
横枝を落として投入口へ入りやすくする
枝分かれしたまま入れると、投入口で横向きになり、詰まりの原因になります。
太い横枝は根元から切り、長い枝をまっすぐ入れやすい形へ整えましょう。
細い横枝を落とすなら剪定ばさみ、硬く太い枝を切り分けるなら剪定のこぎりが向いています。
一度に押し込まず、エンジン音を聞く
エンジンを高速回転へ合わせ、回転が安定してから枝を投入します。
粉砕が始まったら枝から素早く手を離し、投入口の正面には立たないでください。
回転が大きく落ちたら投入を止め、回復してから次を入れるのが基本です。
竹は公式条件を確認して少量ずつ入れる
粉砕対象は完全な青竹のみで、黄色や茶色へ変色した竹と太い孟宗竹は投入できません。
条件に合う青竹も少量ずつ入れ、異音や回転低下がないか確認してください。
詰まったときは安全バーで停止し、エンジンスイッチをOFFへ合わせ、回転部が完全に止まってから取扱説明書どおりに対処します。
投入口へ手を入れたり、回転中に枝を引き抜いたりしないでください。
HG-65HP-GGSを安全に使うポイント
HG-65HP-GGSは、枝を強い力で引き込み、高速回転する刃で粉砕する機械です。
次の装備と作業環境を整えてから始動しましょう。
- 保護メガネ・ヘルメット・防振手袋・長袖・長ズボンを着用する
- 安全靴、防塵マスク、耳栓またはイヤーマフを使う
- 作業者から15m以内へ人や動物を近づけない
- 舗装地・砂利地・硬い地面・急傾斜地を避け、取扱説明書の条件を満たす場所へ設置する
- 屋外または十分に換気された場所で運転する
- 絡みやすい服装を避け、長い髪は束ねる
- 投入口と排出口をのぞき込まない
- 石・金属・ビニールなどの異物を入れない
- 異音・異臭・煙・異常な振動が出たら直ちに停止する
- 移動・点検・詰まり除去の前にエンジンを止める
作業終了後はすぐにエンジンを止めず、1〜2分ほど空運転して内部の粉砕カスを排出します。
その後にエンジンスイッチと燃料コックをOFFへ合わせ、エンジンと刃の停止を確認してから清掃してください。
HG-65HP-GGSが向いている人・向かない人
HG-65HP-GGSが向いているのは、電源のない広い場所で、大量の剪定枝や公式条件に合う青竹を処理したい方です。
特に次の条件と相性がよいでしょう。
- 果樹園や広い敷地で剪定枝が多く出る
- 隣家と距離があり、音を出せる時間帯を確保できる
- 85kgの本体を平坦な場所で移動・保管できる
- ガソリンエンジンの点検と消耗部品の管理ができる
- 公称値いっぱいを狙わず、枝を整えて少量ずつ投入できる
一方、隣家が近い住宅地、段差の多い庭、少量の細枝だけを年に数回処理する方には大きすぎます。
取り回しと保管のしやすさを優先するなら、100Vのガーデンシュレッダーも比較しましょう。
作業量に合う方式を選べば、剪定後の片付けを無理なく続けやすくなりますよ♪
ハイガーの「 HG-65HP-GGS 」は、音と重さを受け入れ、広い場所で大量の剪定枝や条件に合う青竹を処理したい方におすすめなエンジン式粉砕機です♪
HG-65HP-GGSについてよくある質問
最大105mmの枝を必ず粉砕できる?
最大105mmは公式の上限値で、同じ太さでも硬さ・曲がり・節・水分によって負荷が変わります。
取扱説明書にも、公称値以下でも詰まる場合があると記載されています。
親指大ほどの枝から試し、エンジン回転が大きく落ちない範囲で使いましょう。
竹も粉砕できる?
筆者は実家の竹をHG-65HP-GGSで粉砕した経験があります。
ただし、竹の種類・太さ・乾燥状態は記録しておらず、現在の公式基準へ適合していたかは確認できません。
公式に粉砕できるのは完全な青竹のみで、黄色や茶色へ変色した竹と太い孟宗竹は粉砕できません。
条件に合う青竹も、ドラムへの巻き付きを避けるため少量ずつ投入してください。
運転音は大きい?
筆者は実際に使って、運転音が大きいと感じました。
住宅地の早朝や夕方には向かず、周囲へ配慮できる時間帯と場所を確保する必要があります。
耳を守るため、耳栓またはイヤーマフも使用しましょう。
詰まったらどうする?
安全バーで停止したあと、エンジンスイッチをOFFへ合わせ、回転部が完全に止まるまで待ちます。
投入口へ手を入れず、取扱説明書に記載された停止・点検手順に従って対処してください。
竹がドラムへ強く巻き付き、自分で除去できない場合は、無理に分解せずメーカーまたは販売店へ相談します。
替刃やベルトは購入できる?
HAIGE公式オンラインショップでは、HG-65HP-GGS用の替刃・ベルト・プーリーなどが販売されています。
刃が切れにくくなると負荷と詰まりが増えるため、点検・研磨・交換を続けられることも大型粉砕機選びの重要な条件です。
ハイガーHG-65HP-GGS実機レビュー:まとめ
この記事は「ハイガーHG-65HP-GGSを実機レビュー!竹・剪定枝の粉砕力と詰まりやすさ」について書きました。
HG-65HP-GGS は、7馬力のエンジンで大量の剪定枝や条件に合う青竹を処理できる、広い敷地向けのウッドチッパーです。
筆者が実家で使ったときは、桃などの剪定枝と家の裏の竹を投入し、親指大ほどの枝を処理できました。
一方、あまりに太い枝では詰まることがあり、運転音も大きく感じます。
公称最大105mmを普段使いの目安にせず、細い枝から少量ずつ入れ、回転が落ちたら待つことが長く使うコツです。
電動式を含めてほかの機種も比べたい方は、ガーデンシュレッダーおすすめ6選も参考にしてください。
枝の量と作業場所に合う粉砕機を選び、かさばる剪定枝の片付けを安全に進めましょう♪