草刈機を長く安全に使うために、避けて通れないのがチップソーやナイロンコードの交換。
切れ味が落ちた刈刃をそのまま使うより、状態を見て適合する部品へ替えるほうが、草刈りを進めやすくなりますよね♪
でも、いざ交換しようとすると、「ナットやワッシャーはどの順番で戻すの?」とか、「ナイロンコードの太さは何でもいい?」と迷ってしまう方も多いはず。
草刈機は機種によって刈刃の適合、固定部品の順番、使う工具まで異なるため、別機種の手順をそのまま真似すると取付不良につながることがあります。
そこでこの記事では、チップソーとナイロンコードを替える前に確認したい安全の基本、取扱説明書に沿って進めるポイント、作業後の点検を解説します!
この記事を読めば、型番ごとの違いで迷ったときにも、どこまで自分で確認してよいか判断できますよ♪
というわけでこの記事は、「草刈機の替刃交換とメンテナンスの基本!チップソー・ナイロンコードを安全に替える手順」について書きました。
この記事がおすすめな人
- 草刈機のチップソーを初めて交換する方
- ナイロンコードの太さや巻き方で迷っている方
- 交換前後に確認する安全ポイントを知りたい方
- 刃の欠けや強い振動があったときの判断を知りたい方
- 作業後の手入れを習慣にしたい方
交換前は必ず動力を遮断して、刃先から手を遠ざける
替刃に触れる前は、スイッチを切るだけでなく、動力源を本体から切り離してください。
充電式はバッテリーを外し、コード式は電源プラグを抜きます。
エンジン式はエンジンを停止して刃の完全停止を待ち、取扱説明書の指示に従って点火プラグキャップを外しましょう。
| 動力方式 | 交換前に行うこと |
|---|---|
| 充電式 | スイッチを切り、バッテリーを本体から外す |
| コード式 | スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く |
| エンジン式 | エンジンを停止し、刃の完全停止を待ってから、説明書に従って点火プラグキャップを外す |
筆者も草刈機の替刃を交換した経験がありますが、作業中は刃先へ手を近づけないことを最初に意識しています。
新品でも使用後でも、刃の縁で手を切るおそれがあるため、厚手の手袋を着け、刃先を握らないようにしてください。
マキタも、刃物の点検や交換では電源を切ってバッテリーを抜き、保護カバーと手袋を使うよう案内しています。
ギヤケースなどが熱くなっている場合は、冷めてから作業を始めましょう。
3つをそろえてから作業を始めると、交換中に慌てず手元へ集中できます。
チップソーは「適合」と「部品の順番」を説明書で確認する
チップソー交換で最初に確認したいのは、今使っている草刈機が金属刃に対応しているかどうかです。
樹脂刃やナイロンコード専用の機種へ、金属製のチップソーを取り付けてはいけません。
金属刃に対応する機種でも、指定された外径、取付穴、厚み、固定部品を必ず取扱説明書で確認してください。
取り外す前に、固定部品の並びを写真で残す
草や土を落として本体を安定した台へ置いたら、刃受け金具、押さえ金具、ナットなどの位置を確認します。
部品を外す前にスマホで1枚撮っておくと、説明書を見ながら戻すときの補助になりますよ♪
固定ナットの回す向きや、付属工具の使い方は機種ごとに異なるため、無理に共通の手順へ当てはめないでください。
マキタの取扱説明書でも、指定のボックスドライバーを使い、刃の取付・取外しは説明書の部品順に従うよう案内されていますよ。
新しい刃は回転方向と取付位置を合わせる
チップソーには回転方向を示す矢印があるため、本体側の回転方向表示と合わせます。
刃の取付穴が刃受け金具の突起へ正しく収まっていないまま固定すると、異常な振動や事故につながるおそれがあります。
部品は取り外したときと逆順に戻すのではなく、必ず手元の取扱説明書に載った順番を基準に組み直してください。
締付後は、保護カバーを付けた状態で、固定部の緩みや刃の傾きがないかを目で確認します。
取付状態に少しでも迷いがあるときは、電源をつながず、販売店やメーカーへ相談しましょう。
230mmのチップソーに対応する草刈機で、庭の一般的な雑草用の交換刃を探しているなら、三陽金属の「 ブラックシャーク 230×36P 0376 」が選択肢です。
三陽金属の「 ブラックシャーク 230×36P 0376 」は、庭草用の交換刃を1枚用意しておきたい方に合います。
チップソーの選び方は、草刈機用チップソーおすすめ6選でも、草の種類と作業場所に分けて紹介しています。
ナイロンコードはヘッド指定の太さ・形状に合わせる
ナイロンコードは短くなったら送り出す消耗品ですが、太ければよいという部品ではありません。
太さ、断面形状、巻ける長さはカッターヘッドと草刈機ごとに決まっているため、説明書の指定を優先してください。
指定外のコードを巻くと、ヘッドから出にくい、過負荷になる、飛散防護カバーのカッターで適切に切れないといった不具合につながることがあります。
ヘッドの方式を確認してからコードを外す
ナイロンコード用のヘッドには、ボタンでコードを送り出す方式、スプールを外して巻き直す方式、あらかじめ切ったコードを差し込む方式があります。
カバーの外し方やコードを通す穴は方式ごとに違うため、同じ形に見えるヘッドでも無理にこじ開けないでください。
コードの残り方とスプールの向きを確認してから外すと、組み戻すときに迷いにくくなります。
巻く向きと出口はヘッドの矢印に合わせる
スプールへ巻き直すタイプは、コードを固定する穴や巻き方向の矢印が刻まれていることがあります。
コードが重なって食い込むと送り出しにくくなるため、説明書の長さと巻き方に従って、乱れないように巻いてください。
最後はコードの両端を指定の出口へ通し、カバーが確実に閉じていることを確認します。
ナイロンコードの太さや断面形状から選びたい方は、草刈機用ナイロンコードおすすめ6選も参考にしてください。
交換後は「固定部・刃の状態・周囲」を確認してから使う
部品を取り付けた直後は、すぐ草へ当てずに、作業前点検をもう一度行いましょう。
飛散防護カバーが正しく付いているか、固定部に緩みがないか、刃やヘッドへひび・欠け・変形がないかを確認します。
作業場所に人やペットが近づいていないこと、小石・針金・空き缶などの飛散物がないことも大切です。
| 確認する場所 | 見るポイント |
|---|---|
| 固定部 | 刃受け金具・押さえ金具・ナットが説明書どおりに付き、緩みがないか |
| 刃・ヘッド | チップソーのひび・欠け・曲がり、ナイロンコードの出方に異常がないか |
| 本体まわり | 飛散防護カバーが付いているか、異音や強い振動がないか |
| 作業場所 | 周囲に人やペットがいないか、石や金属片が隠れていないか |
国民生活センターは、ナイロンコードでも小石が飛散することや、草の巻き付き除去中の事故に注意するよう案内しています。
保護メガネまたはフェイスガード、長袖・長ズボン、滑りにくい靴などの保護具を着け、異音や強い振動が出たらすぐに停止してください。
刃が回らない、取付後に強い振動が出るといった症状の確認は、草刈機の刃が回らないときの対処法で解説しています。
作業後の手入れで次の交換判断がしやすくなる
草刈りを終えたら、動力を遮断してから、刃の付け根と飛散防護カバーへ残った草を取り除きましょう♪
細いつるや湿った草は、次回の作業で回転部へ絡みやすいもの。
チップソーはひび、欠け、曲がり、摩耗を見て、異常があるものは使い続けないでください。
ナイロンコードは短くなった量だけでなく、片側だけが極端に減っていないか、ヘッドから出にくくなっていないかも見ておきましょう。
水分や泥を拭き取って乾いた場所へ保管し、チップソーには保護カバーを付けると、次に取り出すときも安心ですよ♪
汚れや傷みを作業後に見ておけば、次に使う前の点検もスムーズです♪
草刈機の替刃交換で迷ったら無理に作業を続けない
替刃交換は、説明書どおりに進められる範囲なら自分で行えます。
ただし、部品が足りない、ネジが正常に締まらない、刃が傾く、保護カバーが割れているといった状態なら、そのまま使ってはいけません。
交換前後に強い振動、金属音、焦げたにおいがある場合も、内部を分解せず販売店やメーカーの修理窓口へ相談してください。
「たぶん大丈夫」で動かすより、その場で止めるほうがケガと故障を防げますよ。
草刈機の替刃交換とメンテナンス:まとめ
この記事は「草刈機の替刃交換とメンテナンスの基本!チップソー・ナイロンコードを安全に替える手順」について書きました。
草刈機の替刃交換で大切なのは、チップソーやナイロンコードを急いで替えることではなく、機種に合う部品を安全に取り付けることです。
- 交換前はスイッチを切り、バッテリー・プラグ・点火プラグキャップなどで動力を遮断する
- チップソーは金属刃への対応、外径、取付穴、部品順、回転方向を説明書で確認する
- ナイロンコードはヘッド指定の太さ・形状・巻き方に合わせる
- 交換後は固定部、保護カバー、刃やヘッドの状態、作業場所を点検する
- 強い振動や取付不良があるときは使わず、販売店やメーカーへ相談する
というわけで今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。