畝を作ったあと、苗を植える前に張っておきたいのが、栽培用のマルチ。
でも、黒マルチを広げてみると、「ピンだけで留めればいい?」「端にどれくらい土をかぶせる?」と迷いますよね。
筆者も黒マルチをよく使い、ピンと土被せで固定していますが、始めた頃には風で飛ばされたことがありました。
そこでこの記事では、黒マルチの選び方と必要な道具、畝をならしてから固定するまでの手順を紹介します!
この記事を読めば、張り始める前に準備するものと、風に備えて押さえる場所が分かりますよ♪
というわけでこの記事は、「家庭菜園の黒マルチの張り方!ピンと土で固定するコツと必要な道具」について書きました。
この記事がおすすめな人
- 家庭菜園で初めて黒マルチを張る方
- マルチを風で飛ばされたことがある方
- ピンと土被せをどう使い分けるか知りたい方
- 畝に合うマルチの幅や植え穴を考えたい方
まずはマルチと道具をそろえよう
黒マルチを張るなら、フィルムのほかに、端を仮留めするピンと、裾へ土を寄せる鍬を用意しておくと作業を進めやすくなります。
植える位置を自分で決めたい方には、 ダイオ化成の穴なし黒マルチ も選択肢になります。
植え穴を自分で作る場合は、穴あけ器も使えますよ♪
| 用意するもの | 使う場面 | 選ぶときのポイント |
|---|---|---|
| 黒マルチ | 畝の表面を覆う | 畝の上面と両側の裾まで届く幅を選ぶ |
| マルチ押さえピン | 張り始めや角の仮留め | 土に差し込める形状と、フィルムを押さえる部分を見る |
| 平鍬・移植ごて | 裾へ土を寄せる | 畝の長さと通路の広さに合わせる |
| マルチ穴あけ器 | 苗を植える位置に穴を開ける | 植える作物と苗に合う穴の大きさを考える |
畝そのものを作る道具と順番は、家庭菜園の畝立てに使う道具で確認できます。
黒マルチは、雑草を抑えたい畝で選びやすい
色選びで迷ったら、育てる野菜とマルチを使う目的を先に決めましょう。
タキイ種苗のポリマルチの張り方では、黒マルチは地温と湿度の保持に加えて雑草を抑え、透明マルチは地温を高める一方で雑草が生えやすいと説明されています。
| 種類 | 選ぶ目的の目安 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| 黒マルチ | 雑草を抑え、畝の水分を保ちたい | 作物と季節に合うか栽培案内を確認する |
| 透明マルチ | 地温を上げたい | フィルムの下で雑草が生えやすい |
| シルバーマルチ | 地温の上昇を抑えたい、アブラムシ対策も考えたい | 作物や栽培時期に合わせて選ぶ |
筆者がよく使うのは黒マルチですが、どの野菜にも同じ色を選ぶ必要はありません。
穴あきか穴なしは、植える位置で決める
苗を植える場所が決まっていて、穴の間隔が合うなら、穴あきタイプは穴を開ける手間を減らせます。
ダイオ化成の穴なし黒マルチ のように穴が開いていないタイプなら、植え付けのときに必要な場所だけ開けられますよ。
タキイ種苗のトンネル栽培の手順でも、穴あき黒マルチと、自分でマルチ穴あけ器を使う方法が紹介されています。
幅は、畝の上面と両側の裾で考える
畝の上だけを覆える幅では、両脇を土で押さえる余裕が足りません。
張る前に畝の上面から両側の裾までを見て、端を土に埋められる幅か確かめましょう。
たとえば、 ダイオ化成の黒マルチ 95cm×10m を使う場合も、畝の寸法を測り、両側の裾を埋められる幅か確かめておくと安心です。
黒マルチを張る手順は「ならす・留める・裾を埋める」
マルチ張りは、広げてから固定方法を考えるより、畝の表面と土の状態を先に整えると進めやすくなります。
タキイ種苗の施工手順も、畝を平らにならし、片端を固定してフィルムを張り、最後に裾へ土をかぶせる流れです。
- 畝の上面をならし、大きな土の塊や尖った石を取り除く。
- 土の湿り気を確かめ、フィルムの片端をピンや土で仮留めする。
- 畝に沿ってマルチを広げ、表面へ沿わせる。
- 両側の裾と端に土をかぶせ、風が入り込む隙間を残さないよう固定する。
- 植える位置を確認し、必要な植え穴を開ける。
畝を平らにならし、湿り気を確認する
畝の表面に大きな凹凸が残ると、マルチが土に沿いにくくなります。
先に土をならしておくと、フィルムの端を押さえながら張る作業にも集中できますよ♪
タキイ種苗は土に湿り気があるときに張ることを基本とし、畝表面を平らに整えるよう案内しています。
片端を留めてから、畝に沿って広げる
張り始めの端が動かないようピンや土で留め、畝の長さに沿ってマルチを広げます。
横方向にもフィルムを伸ばし、畝の表面に沿わせながら両脇の土を少しずつかぶせましょう。
タキイ種苗のマルチング資材の張り方でも、片方を固定してから張り、両脇に土をかぶせていく方法が示されています。
片端を留めてから裾へ土をかぶせ、最後に植え穴を開ける順番です。
両脇と端へ土をかぶせ、風の入り口をふさぐ
筆者の固定方法は、ピンと土被せの組み合わせ。
始めた頃には、風でマルチが飛ばされたこともありました。
張り終えたら、角だけでなく両脇と端まで押さえられているか確認しましょう。
タキイ種苗もマルチの裾を土で固定する方法を示しており、畝との隙間が大きいと風でばたついてはがれやすいと説明しています。
作業を終える前に一周して、土が途切れた箇所や浮いた裾がないか確かめましょう♪
強風の日は、フィルムを安全に押さえながら張れないことがあります。
無理に続けず、風が落ち着いてから作業してください。
植え穴は、固定後に位置を決めて開ける
先にフィルムをしっかり固定してから、植える場所を種袋や苗の栽培案内に合わせて決めます。
穴なしマルチなら、植え穴を必要な位置だけ開けられますよ♪
タキイ種苗は穴あけ器で丸く開ける方法と、刃物で十字に切る方法を紹介しています。十字の切れ込みは手軽ですが、裂けやすい点にも触れています。
刃物を使う場合は手袋を着け、刃を体や周囲の人へ向けずに扱ってください。
穴を開ける前に、フィルムの下へ灌水用の資材を敷く栽培方法か、植え穴から水を与える方法かも確認しておきましょう。
黒マルチの張り方:まとめ
この記事は「家庭菜園の黒マルチの張り方!ピンと土で固定するコツと必要な道具」について書きました。
黒マルチを張るときは、畝を平らにならし、片端を留めてから広げ、両脇と端に土をかぶせる順番です。
ピンと土被せを併用するのが、筆者が普段行っている固定方法です。
植える野菜に合う色・幅・穴の位置を確かめて、畝づくりの次の作業へ進めてくださいね♪