庭木の剪定が終わったら、片付ける前に済ませておきたいのが、剪定のこぎりの手入れ。
刃に残った木くずやベタベタしたヤニを落としておけば、次の剪定も気持ちよく始められます♪
でも、「ヤニは何で落とせばいい?」「錆びた刃をこすっても大丈夫?」「切れなくなったら研げる?」と迷うことも。
手入れは、汚れを落とす・水気を取る・刃物に合う防錆処理をする・安全にしまう、という流れで考えましょう。
そこでこの記事では、剪定のこぎりのヤニ取りから錆対策・保管までの手順と、替刃へ切り替える判断のポイントを紹介します!
この記事を読めば、手持ちの1本をどこまで手入れして、どんな状態なら使用をやめるべきか整理できますよ♪
というわけでこの記事は、「剪定のこぎりの手入れ方法!ヤニ取り・錆対策と保管のコツ」について書きました。
この記事がおすすめな人
- 剪定のこぎりに付いたヤニや木くずを落としたい方
- 水洗い後の乾燥・防錆・保管方法を知りたい方
- 錆や切れ味の低下で、清掃と替刃のどちらを選ぶか迷っている方
剪定のこぎりの手入れは、清掃から保管までをひと続きに
ヤニ取りだけで終えず、しまう前の水気と刃の状態も確認するのがポイント。
作業台に必要な物を先に並べておくと、清掃後まで落ち着いて進められます♪
| 順番 | 行うこと | 確認する場所 |
|---|---|---|
| 1 | 刃の状態と手入れ方法を確認 | 欠け・曲がり・固定部・表面処理 |
| 2 | 木くずを払い、ヤニを落とす | 刃の両面・刃の間 |
| 3 | 洗浄液の処理と水気取り | 刃の付け根・柄との境目 |
| 4 | 適した防錆処理をして収納 | 刃・折りたたみ部・サヤ |
対象は手動の剪定のこぎりです。
電動剪定のこぎりやチェーンソーは構造と清掃手順が異なるため、それぞれの取扱説明書に従ってください。
剪定のこぎりのヤニ取りを始める前の準備
手袋と保護メガネを用意し、安定した場所で作業する
刃を扱うときは作業用手袋を着け、クリーナーを使う場面では製品が指定する手袋と保護メガネを用意しましょう。
手袋をしていても刃先には触れず、柄を持って刃を安定させることが大切です。
- 明るく、刃全体を確認できる作業台を使う
- 薬剤を使うときは換気し、顔や人へ向けて噴霧しない
- 折りたたみ式は刃の固定状態を確認し、動く状態で清掃しない
- 子どもやペットが近づかない場所で行う
刃がぐらつく、ロックが掛からない、欠けや亀裂がある場合は、清掃を進める前に使用を中止して点検・修理へ回してください。
刃の加工とクリーナーの使用条件を合わせる
「園芸刃物用」という表示だけで、のこぎり全体へ使えるとは判断できません。
刃のコーティング・柄の樹脂や塗装・洗浄剤の使用不可素材を確認し、適合する方法で汚れを落としましょう。
| 確認する物 | 見るポイント |
|---|---|
| のこぎりの説明書 | 使用できる薬剤・水洗い・分解の条件 |
| クリーナーのラベル | 対象素材・放置時間・すすぎや拭き取り方法 |
| 防錆剤のラベル | 対象素材・塗布量・乾燥や保管時の注意 |
使用できる組み合わせでも、薬剤側に試し塗りの指示がある場合は目立たない場所から確認してください。
木くずとヤニを落とす手順
木くずを払ってから、残った汚れを見る
まずは柔らかいブラシなどで、刃の表面や間に残った木くずを取り除きます。
指や布を刃先に沿って滑らせず、ブラシの柄で手と刃の距離を取ってください。
- 乾いた木くず:ブラシで払って状態を確認
- ベタつく茶色い付着物:樹液汚れに合う洗浄方法を選ぶ
- 赤茶色の錆や表面の荒れ:ヤニ取りと分けて判断
木くずがなくなると、汚れが付いている場所と刃の傷みを確認しやすくなります♪
ヤニ取りは指定の時間と洗い方を守る
筆者も剪定のこぎりのヤニ取りをした経験があります。
今回紹介するクリーナーは、用途と使用条件を紹介するもので、筆者が使った商品としてのレビューではありません。
泡タイプの シルキー ヤニクリーン300 は、木のヤニや渋などを分解するクリーナーです。
刃の汚れへ使う場合も、薬剤の表示にある放置時間と、洗い流す・拭き取るといった後処理に従いましょう。
- のこぎりと薬剤の適合を確認する
- 表示された方法で汚れのある部分へ使う
- 指定の時間を守り、必要に応じてブラシで落とす
- 指定どおり洗浄液を取り除き、水気取り・防錆へ進む
汚れが残っていても、独自に放置時間を延ばしたり、強い薬剤を混ぜたりしないでください。
ヤニクリーン300 のような泡タイプは、樹液汚れの洗浄に使うもので、刃の欠けや摩耗を直すものではありません。
容量やクリーナーごとの違いは、剪定ばさみのヤニ取りクリーナー比較にもまとめています。
水洗いや熱いお湯は、のこぎりの条件を確認してから
水を使えるかどうかは、刃だけでなく柄や固定部も含めて確認したいところ。
水洗いが認められる場合も、折りたたみ部や柄ごと長時間つけ込まず、説明書の範囲で行ってください。
熱いお湯を使う方法もありますが、やけどや柄の材質への影響に注意が必要です。
初心者が自己判断で温度を上げるより、手持ちの製品に対応した洗浄方法を選びましょう。
剪定のこぎりの錆は、削る前に刃の状態を確認
軽い表面の錆でも、研磨できるかを先に調べる
錆が出た刃は、まず汚れを取り除いてから、錆の範囲と刃先の傷みを確認します。
コーティングやメッキのある刃を、金属ブラシ・紙やすり・研磨剤で自己判断でこすると、表面処理や刃先を傷めるおそれがあります。
| 状態 | 進め方 |
|---|---|
| 表面に小さな錆がある | メーカーが認める錆取り方法を確認 |
| 刃先が欠けている・曲がっている | 使用を止め、替刃や修理を検討 |
| 深い腐食・亀裂・固定部の傷みがある | 清掃だけで済ませずメーカーへ相談 |
錆取り剤を使う場合も、刃・表面処理・柄への適合と後処理を確認してください。
「色が落ちたから大丈夫」と判断せず、刃に損傷があれば切断作業へ戻さないことが大切です。
ヤニ取りをしても切れない場合は、替刃を検討する
刃に汚れがなくても切れにくい場合は、刃先の摩耗や損傷を確認しましょう。
目立ての可否は製品によって異なり、細かい歯を自己流で研ぐと切れ味を落とすことがあります。
アルスは自社の鋸について、手作業での目立て直しより替刃をすすめています(アルス公式Q&A)。
- 替刃式:本体の型番に対応する刃を選び、指定手順で交換
- 目立ての可否が不明:メーカーや購入店へ確認
- 本体や固定部にも傷みがある:替刃だけで済むか修理を含めて判断
本体ごと見直したい方は、剪定のこぎりの選び方とおすすめで、刃長や収納方式も比べてみてください♪
水気を取り、防錆処理をして安全に保管
刃の付け根まで水気を取り、適した油を薄く塗る
洗浄後は水気を取り、刃物メーカーが指定・推奨する防錆剤で仕上げます。
アルスの保管案内では、水気取りのあと刃に防錆油を薄く塗り、乾燥した場所で保管する流れが示されています(アルスの保管方法・お手入れ)。
布で刃先を包んで引き抜くような拭き方は避け、刃の平らな面を扱いながら手を刃先へ近づけないでください。
油は指定量を守り、持ち手へ付いた液や油は取り除いて、握ったときに滑らない状態にしましょう。
折りたたみ式・サヤ式とも、濡れたまま収納しない
しまう前に、刃だけでなくサヤの中や折りたたみ部も確認します。
乾燥・防錆を済ませてから刃を覆い、子どもの手が届かない場所へ保管しましょう。
刃を覆う前に水気と防錆処理を確認して、次の作業へ備えておきましょう♪
- 折りたたみ式:乾いたことを確認してから、説明書に従って刃を収納
- サヤ式:中の木くずや水気を確認してから差し込む
- 長く使わないとき:湿気や雨を避け、保管中も錆を点検
剪定後にまとめて手入れするなら、樹液汚れに使う シルキー ヤニクリーン300 と、刃物に適した防錆剤を分けて用意しておくと作業を進めやすくなります♪
剪定のこぎりの手入れでよくある質問
5-56やシリコンスプレーだけでヤニ取りできますか?
潤滑・防錆と、樹液汚れの洗浄は役割が異なります。
製品名だけで使えると判断せず、薬剤の用途と刃物の適合を確認し、汚れを落とす工程と防錆の工程を分けましょう。
パーツクリーナーで洗っても大丈夫ですか?
成分や使用不可素材が製品によって異なるため、剪定のこぎりへ一律にすすめることはできません。
柄の樹脂・塗装・刃の表面処理への適合が分からない場合は使わず、対応する刃物用クリーナーやメーカー指定の方法を選んでください。
手入れは毎回した方がいいですか?
使い終わるたびに木くず・ヤニ・水気と、刃や固定部の状態を確認しておきましょう。
薬剤での洗浄が必要かは汚れの状態と製品の説明書に合わせ、軽い汚れまで毎回同じ処理をする必要はありません。
刃が黒ずんでいたら、錆びていますか?
付着した樹液汚れや表面処理もあるため、色だけでは判断できません。
説明書に沿って清掃し、表面の状態や刃先を確認しても分からない場合は、型番と写真を添えてメーカーへ相談しましょう。
剪定のこぎりの手入れ:まとめ
この記事は「剪定のこぎりの手入れ方法!ヤニ取り・錆対策と保管のコツ」について書きました。
剪定後は、木くずとヤニを落とし、水気取り・適した防錆処理・安全な収納まで進めるのがポイント。
- 汚れには、刃と薬剤の適合を確認して清掃
- 錆には、表面処理と損傷を確認してから対処
- 摩耗には、目立ての可否と対応する替刃を確認
- 欠け・曲がり・亀裂・固定不良があれば使用中止
作業の最後に片付けまで済ませて、次の庭木の手入れに備えておきましょう♪
お気に入りの1本と一緒に、気持ちよく剪定を♪